#エッセイ
レインボーになれなかった人のために 〜活動家でもなく教育者でもなく、二丁目にも行かないセクシャルマイノリティより〜
「私は今、同性愛者です」
今の私は、こんな風に自分のことを書いたり話したりできるなんて、10代の頃にはまったく思ってもいませんでした。
「自分は、人と違うセクシャリティなんじゃないか」
中学生くらいのころから極度に人と違うことを恐れてきた自分が、今は自分のことを、何かこうして言葉にして発信しようとしているのだから、人生とは不思議なものだなと感じています。
ここに書くことは、セクシャリテ