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お知らせ的なもの

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「Small Like Project」の様々な活動・発信のお知らせです。
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#エッセイ

お久しぶりです。ナムチャとムンチャンです。私たちは元気です。
過去に書いた記事が消えてしまっていたのですが、備忘録的に残して見れる状態にしていきたいと思いました。そのため、前に書いたものを編集して、投稿し直していきたいと思います。またあらためて読んで頂けるようであれば嬉しいです。

やもり日記 vol.13 前編②

やもり日記 vol.13 前編②

背後から聞こえてきた「あのー。」という声に振り向くと、1人の女性の姿がありました。
彼女こそが、今の私の恋人です。
ツイッターアカウントから私の存在を紐づけた彼女は、違うテーブルにぼんやりといた私に声をかけてくれました。
これが、運命の歯車が回り出した瞬間だと、今では思っています。

初対面のぎくしゃく感を抱えながらも、私達はゆっくりと話を始めました。宇野常寛さんや堀潤さんの活動に興味がある

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やもり日記  vol.13 (前編)

やもり日記  vol.13 (前編)

今回は、恋人と私の出会いから今に至るまでのお話です。ちなみに、2人とも女性です。

それは、遡ること、昨年の10月。渋谷区とミクシィさんが共催し、ジャーナリストの堀潤さんが登壇されたアライ向けのLGBT講座の様なイベントでのこと。アライ側の視点から見えるものってあるんだろうな、知りたいな、といった気持ちからチケットを取った私。しかしながら、誤って2枚チケットを取った私は、あたふたと開催日の前日夜に

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レインボーになれなかった人のために 〜活動家でもなく教育者でもなく、二丁目にも行かないセクシャルマイノリティより〜

レインボーになれなかった人のために 〜活動家でもなく教育者でもなく、二丁目にも行かないセクシャルマイノリティより〜

「私は今、同性愛者です」

今の私は、こんな風に自分のことを書いたり話したりできるなんて、10代の頃にはまったく思ってもいませんでした。

「自分は、人と違うセクシャリティなんじゃないか」

中学生くらいのころから極度に人と違うことを恐れてきた自分が、今は自分のことを、何かこうして言葉にして発信しようとしているのだから、人生とは不思議なものだなと感じています。

ここに書くことは、セクシャリテ

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プロフに「編むような生活を大切に」と入れました。
そんな感覚を、思います。
言葉、写真、編み物、食べ物、時間など。

作っていくような、だけど、ただ繰り返しているのではなく、一方向に積み重ねているのでもなく

もっともっと複雑に重なりあって、回っている日々のことを、思うのです。