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【写真館598】威風堂々な天守を

今日の一枚はコチラです。

先日、名古屋城へ登城した際に撮った天守です。

私たちは「お城」というと、こういった天守を思い浮かべがちです。でも、実は天守は「でっかい櫓(やぐら)」でしかありません。しかも、住むところですらない(例外は織田信長さまと豊臣秀吉さま…)つまり、「お城」というのは、正門入ったあと全部の敷地を指す言葉なのです。

というか、今の「お城」自体、ずいぶんとこぢんまりとした部分を指しています。もともとの敷地の広がりで言えば「え、こんなとこまでお城だったの?」くらいの面積があるのです。

名古屋城は、築城当時全国一の広さを誇ったそうです。ですから、現在の正門を出て、昔で言うところの「三の丸」の外堀はココ!という場所まで歩くと、そこそこの距離があります。

そのあたりより南側には、武家屋敷が並んでいたと言いますから、ここから政務場所である二の丸御殿や奥の御深井丸あたりまで行こうと思うと、結構時間がかかるよなぁと、頭というより足で理解できたりします。

今はもう、名古屋城の正門を出てしまえば、武家の世界であった面影は全く感じられません。ですが、「このあたりはまだお城で…」と、想像力を精一杯働かせて歩いていると、存外によい風が吹いてくるのでした。


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