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トラウマも過去も存在しない
去年、嫌われる勇気を読んだとき、トラウマは存在しない、との文を読んで、衝撃を受けたと同時に、そんなわけない!と全否定していました。
恩師にも、過去もトラウマも存在しない!存在するのは今だけ!と言われて、当時精神が大崩壊していた私は、泣きながら反撃した覚えがあります。笑
いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。
我々は自分の経験によるショック、いわゆるトラウマ、に苦しむのではなく、経験の中から目的にかなうものを見つけ出す。
自分の経験によって決定するのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである
人生とは誰かに与えられるものではなく、自ら選択するものであり、自分がどう生きるかを選ぶのは自分なのです。
外に出ることなく、ずっと自室に引きこもっていれば、親が心配する。親の注目を集めることができる。まるで腫れ物を触るように、丁寧に扱ってくれる。
そして、自分と向き合うことを重ねた結果、今では、トラウマも過去も存在しない、という言葉が腑に落ちるようになりました。
私の世界は、私の記憶と私の捉え方から出来ていて、それは私の見える世界でしかない。
同じ家庭環境で育った姉妹でも記憶は違っていて、母と私の記憶も違う。
出来事に対しての捉え方も、家族それぞれ違う。
お母さんの行動の裏側も、今となって本人に聞いてみると、自分が思っていたことと全然違うことが返ってきたりする。
自分の見ている世界は、どこまででも自分の創りあげてきた世界である。
過去の出来事に対して、感じた感情を消化せずに、今を生きているから、「腹が立つ」「嫌い」「怖い」などの感情を今も引きずっている。
過去にあるのではなく、過去の出来事への感情を今も持っているということ。
だから、今しかないのです。
過去も過去のトラウマも存在しないのです。
事実はひとつしか存在しないけれど、真実は人の数だけあると言われるように、真実は私の世界の中の真実でしかないのです。
だから、今、持っている感情を、すべて感じ切って消化すること。
蓋をしたくなるようなネガティブな感情も、あるものはあると、あるがままを感じて、観察して、「あるんだよね」と認めてあげること。
そうしているうちに、トラウマだと思っていた出来事も、実は自分が握りしめたくて、握りしめていたことに気づくでしょう。
手放したいならば、あなたもいつだって手放すことができます。
私には「父の暴言暴力」という事実があります。
でも、それによって「怒られることに恐れている」ということ自体は、「父の暴言暴力」が原因ではないのです。
自分が勝手に握りしめているだけです。
それを握りしめている方が自分にとって良いから、握りしめているだけです。
そしてそれが無意識に思考の癖になっています。
怒られることに恐れるのも、毎回自分の選択なんです。
そして、深堀りしていくと、私が握りしめていたのは「本当はもっと愛されたかった」という思いからです。
そんな心の声が聞こえたら、トラウマと思い込んでいた感情は、すーっと消えていきます。
この心の声を聞くために、私は握りしめていたのだと思います。
もう後は、自分を愛して、満たしてあげることです。
そんなふうに自分の中で複雑に絡み合った紐を解いていくのも、自分と向き合う作業でしょう。
最初はわけがわからないこともあります。
私も、初めは自分と向き合うなんてわけがわからなかったです。笑
でも、向き合う続けていれば、あなたも必ず自分で複雑に絡み合った紐を解いていくことができます。
トラウマと思っていたことも消えていきます。
ひとりで向き合うのは怖い、難しい、どうやったらいいのかわからない、
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