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engawa
2022年12月31日 14:29
今年読んだ本たちあの子は貴族(山内マリコ)私のなかの彼女(角田光代)キッチン(よしもとばなな)いのちの車窓から(星野源)噛み合わない会話と、ある過去について(辻村深月)やわらかなレタス(江國香織)授乳(村田沙耶香)プラナリア(山本文緒)ラッシュライフ(伊坂幸太郎)平凡(角田光代)抱擁、あるいはライスには塩を 上(江國香織)抱擁、あるいはライスには塩を 下
2022年9月19日 10:54
書店で表紙を見る度にほしいなあと思っていた本。「芥川賞受賞」という文字と共に、だいたいどの書店でも店頭に何冊も並べられていた。私は文庫本が好きだ。あの、風呂で気軽に読める大きさと、手に伝わるしなる紙の感じ。どこかに出掛ける時に鞄に入れて、結局読まなくたって気にならないくらいのサイズ感と重さ。だから、文庫本が出るまで我慢しようかな、といつも手に取って見ては戻していたが金曜日にご褒美と
2022年7月19日 22:08
7月19日?!嘘だろ驚きを隠せない。6月に読んだ本はこちら。1. ざらざら 川上弘美以前図書館を徘徊していたら、この本を見つけた。表紙を一目みたときに、これはなんとしても家に置きたい、という気持ちにさせられた。所謂一目惚れというもの。青と黄色っていうのは、目を引くくせにうるさくなく爽やかで、好きな組み合わせだ。例にならってブックオフで何度も探していたのだが、しばらく出会えなかった
2022年6月5日 23:36
6月の5日。6月は和風月名で水無月。梅雨明けで、「水が無い月」という意味だと思っていたが、「水な(の)月」(な は現代語の の)で、田に水を入れるから「水の月」ということだそう。寧ろ「水のある月」だった。では、5月に読んだ本を紹介する。1.平凡 角田光代「選ばなかった別の道の自分」を考える6人の、それぞれ6つの物語。タイトルの平凡、と、どこか別のところで、というお話が