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本たち

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読んだ本たち。
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#読書記録

読んだ本リスト 2022

読んだ本リスト 2022

今年読んだ本たちあの子は貴族(山内マリコ)

私のなかの彼女(角田光代)

キッチン(よしもとばなな)

いのちの車窓から(星野源)

噛み合わない会話と、ある過去について(辻村深月)

やわらかなレタス(江國香織)

授乳(村田沙耶香)

プラナリア(山本文緒)

ラッシュライフ(伊坂幸太郎)

平凡(角田光代)

抱擁、あるいはライスには塩を 上(江國香織)

抱擁、あるいはライスには塩を 下

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#102 おいしいごはんが食べられますように

#102 おいしいごはんが食べられますように

書店で表紙を見る度にほしいなあと思っていた本。

「芥川賞受賞」という文字と共に、だいたいどの書店でも店頭に何冊も並べられていた。

私は文庫本が好きだ。あの、風呂で気軽に読める大きさと、手に伝わるしなる紙の感じ。どこかに出掛ける時に鞄に入れて、結局読まなくたって気にならないくらいのサイズ感と重さ。

だから、文庫本が出るまで我慢しようかな、といつも手に取って見ては戻していたが

金曜日にご褒美と

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#84 水無月の本

#84 水無月の本

7月19日?!嘘だろ
驚きを隠せない。

6月に読んだ本はこちら。

1. ざらざら 川上弘美

以前図書館を徘徊していたら、この本を見つけた。表紙を一目みたときに、これはなんとしても家に置きたい、という気持ちにさせられた。所謂一目惚れというもの。青と黄色っていうのは、目を引くくせにうるさくなく爽やかで、好きな組み合わせだ。

例にならってブックオフで何度も探していたのだが、しばらく出会えなかった

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#67 皐月の本

#67 皐月の本

6月の5日。
6月は和風月名で水無月。

梅雨明けで、「水が無い月」という意味だと思っていたが、

「水な(の)月」(な は現代語の の)

で、田に水を入れるから「水の月」ということだそう。寧ろ「水のある月」だった。

では、5月に読んだ本を紹介する。

1.平凡 角田光代

「選ばなかった別の道の自分」を考える6人の、それぞれ6つの物語。

タイトルの平凡、と、どこか別のところで、というお話が

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