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遠藤良二
2024年5月16日 18:27
今日は僕の誕生日、10月20日、24歳になる。僕には彼女がいて、山崎香織という。25歳。 香織からは誕生日プレゼントとしてセーターをもらう。買ったものだけれど。彼女が僕のためにセーターを編もうとしていたので止めた。重いからやめてほしいと。 香織は不服そうな顔をしていたが、素直にわかった、と言いやめてくれた。 彼女のいいところは素直なところ。僕は外見がかわいいに越したことはないが、そ
2024年5月2日 17:34
今は8月で真夏。太陽の日射しが強い。俺の職業は土木作業員。半袖の作業着だから、直射日光で黒く腕が焼けている。 俺は、多田光一といい、35歳。彼女はいない。欲しい気持ちは強いけれど、なかなか出逢いがない。 北海道に住んでいる俺は引っ越そうか迷っている。もし、引っ越すなら、札幌市だ。住むなら都会の中央区がいいな。 家賃はきっと高いだろう。それ相応の仕事をしないと生活が成り立たない。
2024年4月19日 01:51
#短編小説 #一次創作 #ヒューマンドラマ #俺は負けない ここは北海道の田舎町。若い俺はやる事がない。あるとしたら、性行為くらい。彼女はいないので、街中でナンパした女とやっている。女の方から求めてくる場合もある。俺の名前は、下川龍太郎、21歳。茶髪のオールバック。鍛えているので筋肉が隆々としている。身長は高め。ムラムラしてきたので、ナンパした女に電話をした。「もしもし、邦子?」『うん
2024年4月12日 20:48
今日は祖父が亡くなった8月7日、北海道では七夕だ。僕は祖父のことが大好きだった。死因は自死だ。祖父は足が痛くて歩くのもやっと。7回目の手術がある。だが、手術当日、祖父は家からいなくなっていた。どこに行ったのだろう。祖父は父の親。地元の親戚や近所の知り合いに連絡してもいなかった。仕方がないので警察署に行き、捜索願をだした。 そして数日後、僕のスマホに警察署から電話がかかってきた。でも僕は仕事中で
2024年3月29日 10:21
#短編小説 #一次創作 #妻と愛人 俺は35歳で山国雄一という。奥さんは9つ年下の山国達子、26歳。結婚6年目。今日は3月3日、ひな祭りの日で、結婚記念日。子どもは1人いて3歳の女の子で年少さん。幼稚園に通っている。達子はとても娘の凛を可愛がっている。でも、俺は子どもが嫌いだ。だから、自分の子どもでも可愛いとは思えない。このことは達子には言っていないけれど。できちゃった婚だから責任をとるために
2024年3月22日 18:46
#短編小説 #一次創作 #家族 #乳がん 僕の家族は6人。両親、祖父母、妹、僕。端から見ると幸せな家族に見えるらしい。でも、実際はそうでもないのだ。父は心臓の病気を抱えている。心房細動という病名らしい。2ヶ月に1回、受診している。母は副鼻腔炎といういわゆる蓄膿症という鼻の病気。祖父は肺炎でこの前まで入院していた。祖母は糖尿病でインスリン注射をしている。僕は心の病を患っている。妹は乳がんで手術す
2024年3月18日 17:30
#短編小説 #一次創作 #夢 #病 僕には夢がある。それは、小説家になって、印税生活をすること。別に楽をして生活をしたいわけじゃない。決して怠けているわけでもない。ただ、単に好きなことをして、それを仕事にし たいだけだ。 毎年、出版社に小説を応募しているがなかなか上手くいかない。どうしたら、選考に残れるのだろう。上には上がいる、ということはわかっている。言われるまでもない。 小説を書き
2024年2月27日 00:28
#短編小説 #一次創作 #強気な俺 さっき、俺の親父が遺体となって発見された。死因は首吊り自殺。なぜ、そのような行為に及んだのか。貧乏生活に嫌気がさしたか。でも、それなら親父ばかりじゃない。俺やお袋、妹だって同じ思いをしているはずだ。一人だけ逃げたのか。卑怯だぞ、親父! 苦しいのは家族みんな一緒だぞ! でも、そんなことを言っても既に他界した親父には伝わらない。自殺した現場は物置だった。 俺は
2024年2月18日 20:53
#短編小説 #一次創作 #女好き 僕は隙をみて彼女にキスをした。すると、「ちょっと、何すんのよ!」 と言われ、ビンタされた。「痛っ! 叩くことないだろ!」「悪いのはあんたよ!」 俺をビンタした女は合津清美と言い、十九歳。ビンタされた俺は竹田翔太、二十歳。大の女好き。 俺は狙った獲物は逃がしたことはない。でも、清美はなかなか落ちない。ガードか固いというか。こんな女は初
2024年1月28日 23:25
#短編小説 #一次創作 #奥手な男の女事情 今日、僕は初めて女性を抱いた。二十二歳の夜のことで僕は山形誠也という。女性は斉藤御子といい、二十四歳。御子さんとは大学時代に同じ卓球部で知り合った。僕たちは交際しているわけじゃない。僕はお酒は呑まないが御子さんは大好きのようだ。以前飲み会があって御子さんに誘われた。彼女が僕に気があるのかはわからないが、酔った勢いで帰り際、僕を御子さんの部屋にあげ
2024年1月2日 09:23
#一次創作 #短編小説 #自殺未遂 #精神科 #うつ病 今日、僕は死のうとしている。自殺は死後、地獄に落ちると聞いたことがあるが、それならそれでも構わない。好きにしてくれ。 僕が何でこんな気持ちになったかというと、「苛め」が原因だ。同級生から誹謗中傷を受け、心はボロボロになっている。 でも、教師や親には言っていない。なぜ、言わないのかと言うと、言えば苛めが更にヒートアップすると思うから
2023年12月12日 18:45
#短編小説 #一次創作 #情熱の炎 「君の事が好きなんだ!」愛華さんは呆れた顔をしている。僕が愛華さんに告白するのはこれで3回目だ。3回目もフラれるのか……。と思っている。「礼二君……。君は何度フラれたら気が済むの?」 やはりフラれた。3回目もだめか……。でも、諦めたくない! 僕は25歳で愛華さんは26歳と1つ年上。 彼女は凄く魅力的。モデルのような体型をしている。程よく痩せていて、締
2023年12月1日 18:07
#短編小説 #一次創作 #友達と好きな人 今日は僕の誕生日。12月15日。クリスマスも近いけれど一緒にいてくれる女性がいない。そもそも、僕には友達がいない。だから友達や彼女のいる僕の弟が羨ましい。 僕の名前は貝塚正弘、21歳。性格は至って温厚だが、暗い一面もある。体格は背が低く細い。今までに女性と交際したことがない。もちろん、童貞だ。 弟の氏名は、貝塚智治、19歳。彼は僕よりは生きる
2023年11月18日 09:37
#短編小説 #一次創作 #農家 #若いパート従業員 実家がトマト農家なので僕は後継ぎ。米も作っているがそれは、自分達が食べる分だけの量しか作っていない。兄妹は3人いる。長男は僕で名前は星田律夫、26歳。独身。彼女はいない。次男は結婚していて勝川英人、24歳。何故、苗字が違うかと言うと婿に入ったからだ。勝川家は漁師の家だ。そこで、後継ぎをしている。勝川家に子どもは奥さんの仁恵さんしかいない。英