見出し画像

【大学進学かプロか】スポーツ頑張ってる人&親御さん必見 by牟田口恵美

元プロテニスプレイヤー【牟田口恵美】(むたぐちえみ)です。

朝アラームをセットしないでいい生活が始まり、数日前から太陽の光で目覚めの良い朝を迎えている牟田口でございます。

ちょっと宣伝になってしまいますが、私が13歳の時からずっとお世話になってるアパレルEllesse 様が、3月に開催予定だった全国選抜高校テニス大会の会場で販売予定だった記念Tシャツをエレッセオンラインストアで販売開始されたようです。

画像1

是非みてみてくださいね。リンクも貼っておきます。

コロナの影響でせっかく掴んだ全国大会への切符だったけど、開催されず涙を流した選手、親御さんは沢山いらっしゃると思います。辛かったよね、悔しかったよね。

でも、人生100年時代。そのうちの1年の涙はいつしか懐かしく思える時がきっときます。今は絶対悔しいし無気力になってしまってもおかしくないけどね。

そんなこともあったなって、ある意味思い出のTシャツになったら良いな。

さて。

今日は、【大学進学かプロか】スポーツ頑張ってる人&親御さん必見についてちょこっと私なりに書いてきたいと思います。テニスをやっている今年高校3年生の選手とかは、今年の試合がなくなってしまい不安もあると思うので、参考にして頂けたら嬉しいです。

1.【自分が世界で戦える姿がイメージでき、迷い、不安がなければプロに挑戦】

自分のテニス(又は他のスポーツ)が世界に通用するかどうか、真剣に向き合った上で、行ける!!!!って思える人は迷いや不安は出てこないと思います。

それはもうプロになって良いと思います。簡単な世界じゃないけどね。ただプロが憧れのような存在のままフワフワした状態でプロになるのだったらそれはお勧めしません。

「プロになってみたい、プロの世界挑戦してみたい」

ではなく、

「本当に自分なら勝てる、道が見える」

そんな人であれば、是非是非プロに挑戦してください。

それに、私みたいに(上から)、「やっぱりダメだった」って言って後から大学に進学できてるケースもありますから、人生何とでもなる時代でもあります。そこまで自分の可能性を信じれるのなら絶対挑戦した方がいいと思います。

2.【少しでも不安、迷いがあるのなら、大学へ行ってください】

たぶん、大半の高校生が今、この段階で迷っていると思います。

ごめんね、迷い、不安があったら、大学に行ったほうが良いと思います。

なぜかというと、迷いや不安がある中成功ができるような簡単な世界ではないからです。ここからはテニスに特化して話してしまいますが、プロテニスプレイヤーというのは、ある意味「ギャンブル」な世界です。今年数千万稼いでも、来年はその半分またそれ以下になることもあります。

ビジネスだったら数字で先が見越せる投資、新規事業を行うと思いますが、テニス選手は先が全く保証されていないところにも投資をできないと強くなれないし、でもそれが結果としてリターンが全くないというリスクも背負わなければなりません。

ね、厳しい世界でしょ。

だから迷いがあるような状況、生半可な気持ちでは飛び込んで欲しくない世界でもあるのです。

次に具体的にどんな進学の仕方がお勧めか書いていきます。

3.【プロという可能性を残したいのなら、アメリカの大学がめちゃくちゃお勧め!!卒業後のポテンシャルを考えてもめちゃくちゃお勧め!!日系サラリーマンがいい子は日本の大学へ】

めちゃくちゃ長いタイトルだな。笑

プロ選手の可能性を残したい子は、本当にアメリカがお勧めです。

もうご存知の方も多いかと思いますが、アメリカの大学のスポーツ選手に対する制度はめちゃくちゃいいです。

フルスカラシップ(学費全額免除)で入学することができれば、もちろん学費掛からず、場合によっては生活費も一部支給されます。また、アメリカの大学の環境(コートやジム、コーチトレーナー)は素晴らしく整っています。ごめんなさい、日本の大学より環境は全然アメリカの大学の方がいいです。後、選手たちのレベルもアメリカは高いと思います。世界各国から集まっているのもあるし、体格差もある中いろんな角度からボールを打てる選手が沢山集まってます。

また、アメリカではプロツアーに挑戦したい子に向けて、1年間大学でプレーすれば、大学を休学して籍を残したままプロ活動やっていいよっていう制度もあります。選手活動終えてから学部を卒業できるってことです。フルスカラシップの子は休学にお金もかからないと思います。(確か一度帰ってきた後は大学の試合には出られない)

さらには必然的に英語ももちろんできるようになりますから、(勉強もちゃんとやれるように一人一人メンターがつく)、卒業後、引退後を考えてもめちゃくちゃいいですよね。

私は引退後から慶應義塾大学環境情報学部に属していましたが、勉強をしながら、あ、これの両立は難しいなともう最初の学期で思いました。実際に友人で在学中にオリンピックに選ばれてた子は休学してたし、フィギュアスケートやってた友達は秋学期は完全に毎回休学で春学期しか来れないからもう大学8年目とかでした。それに対し毎回休学費を払ってると、、、、(たぶん結構高い)

ちゃんと大学に通い、勉強もして、部活にも出て、社会人になるというレールに進みたい子は日本のいい大学を目指すといいと思います。もちろん日本の大学を出てからプロで活躍されている方々も沢山いらっしゃいます。私はアメリカの大学に行った方が開花できる確率が高まると思っているだけです。アメリカで1年仕事をして、アメリカの制度の素晴らしさに気がついてしまったので心からアメリカの大学はお勧めします。

アメリカの大学に行くには、ITFジュニアのランキング等持っていた方が、やはり強いです。100位以内に入れていれば、ある程度強くていい大学に入れる可能性が高まります。また、SAT(大学進学適性試験)対策も必要です。戦績とSATの点数のバランスで大学側は受け入れを測っています。

ちょっと今日は長くなりましたが、いかがでしたか?

まあこれもあくまでも私の主観なので、参考にまでしていただけたら嬉しいです。

ではまた次の記事でお会いしましょう。またね

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?