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旬のプラントベース▪スキンケア⦅キハダ⦆
キハダの木の樹皮を削り取ると鮮やかな黄色のコルク層が現れる。この黄色は日本の伝統色でキハダ色と呼ばれている。
梅雨の季節がこのキハダの収穫適期、木がすくすく育つ成長期でもある。キハダは根っこから雨をしっかりと吸い上げて、幹に水分をためこむ。樹皮をキレイに剥がしとるにはこの水分が重要なのだ。剥がした黄色い部分は乾燥して保存する。
キハダとスキンケアスキンケアでは、キハダは地味な存在だけれど、なか
6月がはじまりました。水とスキンケアについて
今年は例年に比べてかなり早い梅雨入りだ。雨降りはお出かけするには持ち物がふえたり、対策が必要だったり、いろいろ考えなければならないことがふえる。だからおっくうにもなる。
だけど、雨の中を歩くのも楽しいものだ。レインコートを着て、長靴をはいて、大きな傘をさせば問題ない。ときにはずぶ濡れになるのも、自然を感じられるから個人的には好きだ。子供に返って水たまりの中をじゃぶじゃぶ歩く、雨を気にせず歩く、自
旬のプラントベース▪スキンケア⦅どくだみ⦆
梅雨の頃になると、どこからかムクムク伸びてくる。白い総苞(花みたいに見えるけど、実はちがう)に黄色い花穂が印象的な雑草(薬効豊富な薬草なのに、この扱いはどうなんだろう?)がどくだみ。
どくだみは昔から肌にすぐれた薬効をもつとされていて、湿疹や水虫に生葉をすりつぶしてとった汁を患部にぬりつけて薬にしていたといわれ、日本のプラントベースのスキンケアを代表する素材。そんな愛おしいどくだみの季節には、ど
誰もが試された2020年:働き方もクリーン&グリーンに変化できた?
世界が目に見えない微小なウイルスに振り回された2020年、この稀有な経験はあなたに何をプレゼントしてくれましたか?私には大きな力が何かを問いかけ、私たち人間が試されているように感じてなりません。
地球をコントロールできると勘違いしてしまった人間が自然を破壊して、他人を傷つけ、利益を得たものが勝ちという世の中に、「ちょっと考えてみたら?」というチャンスをくれたととらえています。
このまま自然を破
ガラス?プラスティック?無関心ではいられないグリーンなスキンケアのパッケージ問題
2020年7月1日からプラスティックのレジ袋が有料化され、日本でも環境問題に対する意識が高まっています。10人あたり約9人近くの人がプラスティックごみ問題に関心があると答えています。
レジ袋の有料化にともなって、プラスティックごみの削減に対して何らかの形で変化があったと答え、マイバッグやマイボトルを持ち歩く前向きな意識や行動が約4割の人にみられたといいます。
スキンケア、ビューティ&ウェルネス
もっとクリアに!クリーンなスキンケアに求められる透明性について
クリーン、エシカルをうたうスキンケアブランドはより的確にその透明性をわかりやすく伝えることが求められています。例えば、化粧品の素材の由来を知りたいと考える傾向は年々高まっています。
食べ物を食べるとき、その食材がどこの国でどんな人がどんな風に作られて、どうやって運ばれてきて、自分の口に入るのか?そんなことを考えるのと同じように素材などの生い立ちについて知りたいと消費者が考えはじめているのです。
おいしいだけじゃない!スキンケアでの大根葉湯&大根種子油の意外な実力が見逃せない
大根がおいしい季節になりました。おでん、煮物、ゆずみそ田楽、ダイコンステーキ、ダイコンサラダなど、ダイコンは年間を通して大活躍の和の野菜です。
ダイコンおろしは薬味やあえ物などのほか、おろし鍋、ハンバーグなどの肉類のソースにもなり、日本の食卓ではなくてはなない食材のひとつです。
そんなダイコンは意外にもスキンケアや健康の維持に役立つ身近な野菜なのです。ダイコンのような白い肌を手に入れるためにも
グリーンウォッシングに踊らされない!本当にグリーンなスキンケアの見分け方
個人レベルでは割りばしの無駄に使わない”マイ箸”、PETボトルを買わずに水筒をもち歩くなど、環境に悪い影響を与えない生活を実践する個人はずっと昔から(昔の方が意識は高かったかも)一定数いらっしゃいました。
プラスティック製のストローをやめて環境にやさしい紙製などに替えるレストラン、計り売りを導入して使い捨ての容器の使用量を削減するスーパーマーケットなど環境に配慮したグリーンな試みは企業にも浸透し
和の柑橘の代表格・ユズとスキンケア
12月にもなると八百屋の店先に並ぶユズをながめては、冬を実感します。種だらけで、果汁はとてもすっぱくて、実生(種から育てて実がなる)だと10年以上の年月がかかる個性的な柑橘がユズです。
強烈な酸味はポン酢にぴったりで、鍋料理にユズがあるとまちがいなく盛り上がるものです。ユズは過食部分が少ない果実なのに人を幸せにしてくれるエネルギーに満ちたとっても魅力的な柑橘です。
でこぼこした黄色い果皮が愛ら
植物の恵みを肌へ!グリーンなスキンケアを深く知る
人や動物だけでなく、地球、自然、環境にもやさしいクリーン&グリーンスキンケアについては、前回お伝えしたので、今回は植物が重要な要素ではあるけれど、異なるカテゴリーに分類される自然派スキンケアブランドの傾向についてのお話しです。
ナチュラル/オーガニックスキンケアについても前回ご紹介したので、参考にしてください。
今回ご紹介するのは、プラントベース、ヴィーガン、ロウボタニカルの3つです。カタカナ
どうしてエディブルスキンケアなの?
どうして私がスキンケアに関わる仕事をはじめたのかを書いておきます。「エディブルスキンケア」のエディブルは「edible=食べられる」で、ただ食いしん坊なだけで冗談半分(いえ、9割本気)ではありますが、スキンケアがなぜ外せないのかという話しです。
スキンケアにこだわる理由
2014年にエディブルスキンケアを起ち上げ今もなんとかスキンケアに関わる仕事を続けられています。とくにコスメマニアでもなく、ず
「なぜナチュラル/オーガニックスキンケアが選ばれるのか?」考えてみました
「植物ベースだから効果がありそう!」「なるべくオーガニックなものを使いたい!」「スキンケアはナチュラルに!」
ナチュラルスキンケアの人気は高まっているように思えるのですが、なぜかはっきりとした理由がなく、
「なんとなく〇〇〇な感じがして・・・」っぽいあいまいな言葉聞こえてきます。
化粧品に関して「<ナチュラルな><オーガニックの>ものを使いたい、人工的に合成されたもの、有害な化学物質を排除したい
ナチュラルスキンケアの進化系, 「クリーン&グリーンスキンケア」とは?
「一般的に「自然派化粧品」や「オーガニックスキンケア」なんていう言葉がすっかり定着したように感じます。
しかし、ナチュラルやオーガニックにとどまらない、新たなスキンケアの流れが続々と台頭しています。
それが、グリーン&クリーンスキンケア、より自然で環境にやさしいスキンケアの考え方です。
今回は、クリーンでグリーンなスキンケアについて詳しく解説します。
ナチュラルスキンケアとは
ナチュラルス
エディブルスキンケアのプロファイル
アパレルメーカー商社、化粧品OEM製造会社での海外クライアントへの商品提案および製造の仕事を経て、ホリスティックビューティーセラピストライセンス(イギリス)取得、スキンケアビジネススクール(イギリス)の認定講師。
業務内容2014年エディブルスキンケアを起ち上げ、スキンケアデザイナーとして、スキンケアの処方、商品企画、日本産原料、容器、製品などの資材調達、販売などのビジネスサポートを提供
"エディブルスキンケア" とは
名前の由来
”Edible Skincare(エディブルスキンケア)”のブランド名の由来は?興味深げに質問をいただきます。「食べられるスキンケア」なんてあるの?と不思議に思われるのでしょう。
「食べられるスキンケアがあればいいな」という考えが多くの人の中にあるのだと感じる瞬間でもあります。残念ながら、実際にはそんな願いをかなえるものは世の中に数多くありません。
エディブルスキンケアには、そん
100種類もの梅が楽しめる大阪城の梅林が見頃です。青空がまぶしい🎵