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誰もが試された2020年:働き方もクリーン&グリーンに変化できた?

世界が目に見えない微小なウイルスに振り回された2020年、この稀有な経験はあなたに何をプレゼントしてくれましたか?私には大きな力が何かを問いかけ、私たち人間が試されているように感じてなりません。

地球をコントロールできると勘違いしてしまった人間が自然を破壊して、他人を傷つけ、利益を得たものが勝ちという世の中に、「ちょっと考えてみたら?」というチャンスをくれたととらえています。

このまま自然を破壊し続け、自分さえよければ他人が苦しんでも知らぬふりをし続け、便利さだけを追い求めて自分で考えることも行動することもできないほどに怠惰になってしまった私たちに警告をくれているようでもあります。

ウイルスにももちろん悩まされたのですが、それ以上に2020年に私が経験したできごとは、今後の働き方と心の持ち方に変化を与えてくれたので、まとめておきます。

この6年間に試されたこと

この6年、私は悪徳業者と戦ってきました。裁判所に呼び出されたり、何人もの弁護士にお世話になり、法律にからむ仕事上のトラブルを5件ほど次々に経験し、悩み、考えてきました。そして、たどりついたのが基本に忠実にそして、自分で考えて働くことの大切さです。

私が戦ってきた相手は一見するとどこにでもいる普通の人たちです。悪人には見えません。ただ正当な仕事をせずに自分が楽をしようとしている人たちでした。そんな人たちが働く企業に母の命を奪われるという事件がおき、それをきっかけとして次々と戦うことになりました。

そして今年、さらに私をどん底に突き落とすような事件とコロナが同時にやってきました。これも悪人では決してないけれど、サボりたい、楽をして利益を得たいという気持ちが強すぎる人たちでした。再び母が殺されたときと同じような苦しみでウイルス感染など恐れる余裕もないというのが正直なところです。

彼らはひどいことをしたとは思ってはいません。「なんで私がそんな仕事をしなくちゃいけないの?」と、ちょっと勘違いをしちゃってる人たちです。自分で考えず、いわれたことだけを表面的にやっていれば評価される社会が生み出した人たちなのでしょう。

海外のクリーン&グリーンビューティー起業家と仕事をしていると、人を助けるのは当然、協力することに力の出し惜しみをすることはありません。そして、どんな仕事でも手を抜くことはありません。だから、事件を起こした人たちが日本ではごく普通の人なのだということがショックでした。

いわゆる、いい人がパワハラ、モラハラ、セクハラなど他人に対して残虐になりやすいことを経験から理解できたことは、私に大きなヒントをくれました。自分の意見はなく、ただ人に従うだけの働き方が日本ではよい働き方なのだと。

でも、そんな状況が変わる気配があります。コロナ禍からもっとクリーン&グリーンな働き方が必要だと思う人が増えるはずです。もっと自分に責任を持つことを受け入れる流れが見えそうです。

働き方これからどうする?

今年、あなたは働き方を変えましたか?リモートワークやオンラインのミーティングも普通になり、以前の「オンラインでは無理」みたいな空気がかなり薄れてきました(顔をあわせて仕事をするのは大事だけど)。大きな変化なくても、誰しもが少しはこれからの働き方について考えたのではありませんか?

もちろん私も大きく働き方を変えざるを得ず、考えるより行動するしかない状況でした。予定していた仕事の大部分がキャンセルになり、注文がきても、海外への配送便がなければ荷物は送れません。

その上、思わぬモラハラ的な事故で、自分の意思通りに頭と体が動いてくれないというトラブルがおこってしまいました。なんとかしなきゃいけない、行動するしかないのに、決断力や判断力、やる気を奪われることは自営業者にとっては大きな打撃となります。

「もうダメかも…」と何度も絶望しそうになりながらも、私は周囲の心ある人たちに助けられて2020年の年末を迎えています。どんなに困難が続いても、私にはいつも寄り添って助けてくれる人たちがいました。

そんな人たちに支えられて私は働き方を変えることができ、いい加減な仕事をする人たちに対して合法的に権利を主張する方法を指南していただいてます。奪い取るのではなく、分かち合い、助け合う働き方、自分の責任を誠実にこなすことを基本に、今、私は人を幸せにするシンプルな働き方ができたらいいいなと思っています。

人を平気で傷つけ、傷つけられて疑心暗鬼になり、疲れ切って…「与えることが損」と考える負のスパイラルがら抜け出すには、まず自分が変わることですよね。

働き方に愛はある?

与えられることに慣れ過ぎて、自分が与えることを損だと思っていると、だんだん横柄になって、人のために働くことって楽しいことだと感じられなくなります。

お金も大事だけど、気持ちよく働くということもこれからは大切にしなきゃいけなくなりそうな予感がしています。だから会社に依存するのじゃなく、自分で考えて働くっていう気持ちが日本人の中にもっとあってもいいんじゃないかな。

海外と比較すると、日本のビューティープレナー(美容業界で起業する人)はまだエネルギーを十分にだしきれていないように感じます。もっと自由に自分の考え方を主張してもいいはず。

愛にあふれた世界のビューティープレナーたちはとてもパワフルです。日本では人との距離をおきがちで、愛を素直にだす人は少数派だとこれまでの経験から読みとれます。

お金が先になると深く傷つく人が増えてしまいがちです。人を含めた動物や自然環境を大切にするクリーン&グリーンな働き方が日本にも浸透することを切に願います。傷つくのも傷つけるのもつらいですからね。

もっとクリーン&グリーンな働き方へ

明けない夜はない、そう信じてやってきた6年間、待ち続けていますが、本当の夜明けはくるのか、正直ちょっと不安です。2020年は働き方を変えることで微かな光がさす前兆のようなものが感じられます。

利益だけが目的の働き方、ちょっとした怠け心からのいい加減な仕事で、他人への思いやりの気持ちを忘れると、人の命を奪うことがあります。たとえ悪気はなくても、ちょっとした身勝手な働き方で傷つく人がいます。

新型ウイルス、酷暑そして、年末は記録的な寒さと大雪…やはり私たちは試されているようです。もう少し謙虚になって自然と仲良く生きるための働き方を考えてみるチャンスです。生活が便利になる分、人が豊かに賢く、やさしくなれるといいですね。

2021年はどんな風に変化できるだろう?何を試されるだろう?まだ試練がつづくのか?そんな不安を抱えながらも、環境問題とスキンケアの関係、農業とスキンケアについてもっと深く探ってみようと、新しい年に期待をよせてる大晦日です。よいお年を!



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