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6月がはじまりました。水とスキンケアについて

今年は例年に比べてかなり早い梅雨入りだ。雨降りはお出かけするには持ち物がふえたり、対策が必要だったり、いろいろ考えなければならないことがふえる。だからおっくうにもなる。

だけど、雨の中を歩くのも楽しいものだ。レインコートを着て、長靴をはいて、大きな傘をさせば問題ない。ときにはずぶ濡れになるのも、自然を感じられるから個人的には好きだ。子供に返って水たまりの中をじゃぶじゃぶ歩く、雨を気にせず歩く、自然に一歩近づけるように感じる。

なにより湿気が多いと潤いを感じる。暑さが加わるとこれが不快に向かうのだけど、6月の暑さならまだ大丈夫。適度な湿度に守られて寒風が吹きすさぶ季節より解放される。肌がリラックスしているのを感じる。

水とスキンケア

スキンケアには水が関わっている。化粧品のラベルをみれば一目瞭然、水をいうワードが書かれていない成分表はかなり希少な存在といってもいいかもしれない。それほど水はスキンケアとの関わりが深いのだ。

肌の水分量の多少によって、肌がドライだとか、コンビネーションで部分的に乾燥するだとかで多くの人が悩む。十分な水分がたっぷり保てる健康肌なら悩む必要もなくうらやましい。ただ、健康肌の人にはなかなかお目にかかれないのも事実。

近頃では男性の乾性肌の悩みをよく聞くこともあって、現代人はますます水分をキープする必要があると感じている。快適な生活を手に入れながら、体の表面から水分を奪われることが現れることになった。快適なスキンケアを実践するためには、水をうまくコントロールすることがキーのひとつかもしれない。

水の量

人の肌には約15%の水分が含まれているのが理想とされている。デパートのカウンターだとか、エステサロンの肌診断で乾燥度合いを知ることはできるけれど、私たちは感覚で肌の乾燥を知ることが多い。

保湿化粧品もつけた瞬間は潤いを感じるけれど、数時間後にはつけた瞬間のみずみずしさを保てないということもある。できれば一日中つっぱり感を味わうことなく快適にすごしたいのだが、それをかなえてくれる化粧品にであうことが至難の業であるケースもめずらしくない。

理想的な水分量を維持できる化粧品を求めて(自称コスメジプシーとかコスメ難民という人たちもいるんだよね⁉)新製品が発売されるたびに期待に胸をふくらませる人たちがいるんだな。

水のクオリティ

水道の水を飲まないという人もかなりの数がいるらしく、水の質にこだわることは一般的になっている。飲む水にこだわるなら化粧品に使われる水の品質も知りたいという人も世の中にいるかもしれない。

高価格(基準はわからないが、高品質ということにしておこう)の水で顔を洗顔するからといって、肌の水分量を理想的にキープできることはない。だけど、化粧品に配合されている水が肌に刺激を与えるものであってほしくないと考えるのは当然のこと。

水のきれいな国で作られた化粧品はそれだけで、なんとなくクオリティが高いように感じるのが化粧品の不思議なマジックだ。かつて働いていたメーカーでも水の品質にはこだわっていて、それを売りにしていたが、どれほどの魅力を持つのか、そのときは理解できなかった。

今、シンプルにスキンケアを考えるなら、水はとても重要な天然素材であると思える。水だけで心地よい肌に近づけるわけではない。けれど、水のありがたさや大切さを雨の中を歩きながら考える。

自然が与えてくれた大切な水をどう使うか。それがビューティ&ウェルネスにも地球環境を保つことにも大事なこと。水ってほんとうにすごい!

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