言い訳しながら生きていく。
言い訳なんかするな。
親から直接いわれたことはないけど、でもまぁ、暗に示されていた。それは親というよりも、社会からの教育。
「あんた、部屋の片付けしたの?」って言葉は、
『どうせやってないんだから、早くやりなさい』
に聞こえるし、
「声は相手に届かないと意味ねえんだよ!」ってミニバスの監督から怒鳴られたときは、
『お前の事情なんて知ったこっちゃねえ!」に聞こえた。
要はどれも、
『言い訳するな。いいからやれ。』だった。
だから、ぼくなりに
真面目に、誠実に、実直に、生きてきた。
中学生までは、自分なりの考え方を伝えていたけど、でも、伝えるのが本当に本当に下手で。
ぼくの理由のほとんどは言い訳として取られて、いつしか発言する権利がないような雰囲気になった。
そんなこともあって、
「言い訳なんか、価値がない。
プロセスも結果もすべて、自分の責任。」
こんなふうに、自責思考が強まった。
極端な自己完結で、他人には理由すらいわないことが増えていった。
大人の世界に踏み入れてから、
大人がよく口にしてる言葉に気づいた。
『なんでもバランスだよ。』
そうだとおもう。真理だとおもう。
それが本当に真理だとしたら、ぼくはバランスがおかしかった。真面目すぎたんだ。
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昨日今日で、いくつか言い訳をした。
社会的にどうかは知らない。考える価値はない。圧倒的な事実があるから。
この上なく穏やかで、暖かくて、一体感があって、すべてが理想的な空間だった。
そして、誰にも迷惑や被害がないことも大切な事実。
「嘘も方便」なんて言葉もあるけど、言い訳もそうだとおもう。
その嘘や言い訳が、時として誰かを助けるなら、誰にも迷惑がかからないなら、自分たちが楽に穏やかに生きられるなら、それでいいとおもう。
ひとりの人間として、
最優先で大切にしたい人、
大切にしたい事を守っていきたい。
プラスの意味になるように、言い訳も嘘もつかっていこう。理由なんていらない。
人生は、シンプル。幸せに生きたもん勝ちだ。
もちろん、それが「自分を守るための言い訳」にならないようには注意する。その差は、たぶん紙一重。でも、ぼく自身それはわかるし、ぼくの好きな人たちもちゃんと感じ取ってる。
誰かを不幸にする言い訳や嘘は、もちろんダメ。
なにより、そんな生き方は美しくない。
ダサい。カッコ悪い。嫌だ。
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地元の公園から見る星がこんなに綺麗なんて、
知らなかったなぁ。
風でゆれた葉っぱたちがこすれる音も、
セミのギギギっていう昼とはちがう鳴き声も、
遠くのほうから聞こえる気がする海の音も、
海と家々に囲まれたこの地元には、
たくさんの自然があったんだ。
昨日今日で、地元がより一層すきになった。
おしまい。
2020年8月11日
しっぱいノート182日目
えだちゃん。
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