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自己啓発本の意味ある使い方


大学2年生くらいから読書をはじめて、5~6年で300冊くらい読んでます。特別多いわけじゃありませんが、平均よりは多いはずです。

そんなぼくに、『自分と向き合いたいんだけど、いい自己啓発本ってある?』って相談をいただきました。
一応、おススメは伝えましたが…なんでしょう、、胸につっかえる微妙なきもちは。。。


『読んでも、あんまり意味ないだろうなぁ………』



そんなことをふと思いました。
ぼく自身、あんまり整理できてないんですが書いてみたいと思います。



自己啓発本を読みたくなるとき


今回のご相談もそうでしたが、ふと自己啓発本を読みたくなるときって、進路やキャリア、恋愛、親子関係などなど、、、自分の人生に関する大きな何かに思いなやんだ瞬間です。

ほとんどの場合、考えても解決しないことをぐるぐるぐるぐる考えて、考えれば考えるほど困惑していきます。自分一人で考えても新しい答えが出ないので、藁にも縋る想いで新しい考え方を取りいれようとします。

そこで手にするのが自己啓発本ですね。

ただ、人という生き物の大前提として、自分以外の何かから学習できるときの大半は、それを受け入れられるだけの余裕があるときです。
(洗脳したければ追いつめて追いつめて追いつめる)

自分のことでいっぱいいっぱいになってるときに、外部からの情報なんて受け入れられないのが実態かなっておもいます。


だから、自分のことを考えたいときにまず必要なのは、

(1)徹底的に自分のことについて考える(人に手伝ってもらいながら)
(2)外部情報を受けいれられるように心に余裕をつくる

ですね。


1人で考えすぎて混乱している状態なら、徹底的に思っていること、感じていることを外に出しつづけるのが大切です。それから、もし可能であれば誰かに話しながら整理してもらうといいです。

自分では気づかないだけで、冷静に考えたら矛盾してるときっていくらでもあります。


『え?なんでこれについて悩んでた??』

自分であとから気づいて、
ちょっと恥ずかしくなるやつです。笑



自己啓発本の特徴


それから、自己啓発本って著者側の熱量が高い気がします。

著者自身の人生が変わった瞬間やそれまでの人生を通して学んだもっとも重要なことが題材になっているので、それを表現しようとするとhow to本よりも繊細に綴らなければならないはずです。

繊細な表現は、やっぱりその人の独特な世界観があります。その分美しいんですが、その分情報量がとっても多いです。


そして、当然ですが内容も抽象的です。正解がありません。

心に余裕を持つ方法の一つは、「前に進んでる感」が感じられることです。昨日よりも今日、今日よりも明日……確かな何かが進んでいないとキツイです。

たとえは、ダイエットとかもそうみたいですね。
最初はすぐに結果が出ても、ある程度やったら停滞期があって、そこを乗り越えられるかどうかでダイエットが成功するか否かが決まるらしいですね。(知らんけど。)


情報量が多くてさらに抽象的な内容なんて、理解するのが一番むずかしい類ですよね。なので、「前に進んでる感」は感じにくいです。ですからやっぱり、自分に余裕がないときは難しいです。



自己啓発本の使い方


と、いうことで。
自己啓発本が読みたくなるときの大半は思いなやんだときですが、読むタイミングとしてはあんまり良くない気がします。

自己啓発本は、余裕がある日常のなかで使うのが良いんじゃないかなーと思います。

外部情報をフラットに受け入れられる状態で読めると、新しい考え方や生き方、自分とまったく関わりがなかった世界と触れられます。そうすると不思議なもので、自分の世界への解釈がすこし変わったりすることもあるんですよね。
(自己啓発にかぎらず、エッセイや小説もそうですね。)


さいごに。。


人生のなかで、正解のない問いに思いなやむタイミングってある気がします。
あるというより、必要なんだとおもいます。

正解のない問いを考えぬいて決断して行動したその先に、人として大きくなった自分がいたり、幸福感をもてたりする自分がいます。
それに、そういうことにしっかりと向き合っている人って、言葉にならない深い魅力があって美しいです。

そういう人たち大好きです。



ご参考になりましたら嬉しいです。





2020年8月7日
しっぱいノート181日目
えだちゃん。

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