#小説
ショートショート ほわっとちゃんと黒ガトちゃん
「ごめんなさい。」
バターパウンドケーキのほわっとちゃんが言いました。
「あたしこそ。」
ガトーショコラの黒ガトちゃんが言いました。二人仲良く、同じお皿の上でした。
「いいの。」とほわっとちゃん。「先に食べられちゃう、私が悪いんだから。」
「何言ってんの。」と黒ガトちゃん。「先に食べられるのは、あたし。」
「私が悪いの。バターたっぷりなんだもの。きっとお腹いっぱいになっちゃう。ひとりぼっちにしてご
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん~素敵な君に~
ガトーショコラの黒ガトちゃんはいつもいつも泣いていました。
「ママ、黒ガトちゃんってなんであんなに黒いの?」
昔、小さな女の子に言われた言葉が忘れられないのです。
ある日、黒ガトちゃんが河原で泣いていると、同じように泣いている男の子をみつけました。
黒ガトちゃんはその男の子が気になって、ちょっとだけ泣き止んで話しかけました
「なんで泣いているの?」
男の子は真っ赤になった目をあげて
「オレ、チビ
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん~笑顔になって~
パウンドケーキのほわっとちゃんはいつもニコニコしていました。
笑っていたら、みんなが好きになってくれる。
だから、ちょっとくらい嫌なことがあっても笑っています。
でも今日のほわっとちゃんはちょっと悲しそう。お友達に「ほわっとちゃんとは遊ばない!」って言われてしょんぼり1人で公園に座っています。
「ほわっとちゃん!」
そこに幼なじみのけんちゃんがやって来ました。
ほわっとちゃんは、慌てて
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん
「え、無理すぎ、ありえなくない?」
黒ガトちゃんはつぶやきます。
「どうしたの?」
ほわっとちゃんはたずねます。
「うちらのどっちかで迷う人多すぎじゃん?チョコとチーズなんてうまいに決まってんだから秒でうちじゃん。」
「確かに絶対おいしい組み合わせだよね。濃厚なのも羨ましい〜。でもね、発酵バターたっぷりでほわっほわの私も捨てがたい!って言ってくれる人もいるんだ〜。」
「あんたの見た目からし
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん☆彡勝手にかっちーさんの姉妹作品書きました!(かっちーさんインスパイア版)※承諾済
ほわっとちゃんには
最近気になるお友達がいる。
転校生の黒ガトちゃん。
南の国に住んでいた
黒ガトちゃんは
ほわっとちゃんと違う色。
ほわっとちゃんが
お友達と登校していると、
その横を
黒ガトちゃんが
スキップしながら
ウキウキ、嬉しそうに
駆け抜けていく。
ほわっとちゃんが
休み時間に
お友達と
縄跳びしてたら、
木陰で一人
本を読む、
なんだか
大人の
ほわっとちゃんと黒ガトちゃん/EATALK MASKさん企画参加
黒ガトちゃんは転校生。
小さいころは南の国にすんでいた。
ほかのお友だちと少し色がちがう。
黒ガトちゃんは一人で登校する。
ウキウキうれしそうにやってくる。
黒ガトちゃんは休み時間に本を読む。
ワクワク夢中になって読んでいる。
黒ガトちゃんは見たことないお弁当を食べる。
モリモリおいしそうに食べている。
黒ガトちゃんは一人で下校する。
ニコニコくちぶえふいて帰ってく。
黒ガトちゃんはいつ