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【集中は1つにこだわらなくても良い】

今日は

『集中は1つにこだわらなくても良い』

について考察していきます。


私自身好きな事や得意な事は

良く言えば
フロー状態で没頭出来ます。

悪く言えば
熱中し過ぎて周囲への配慮が
欠けてしまう事です。


良くも悪くも
1つの事にフォーカスして
「シングルタスク」で
実践出来ています。


レーザービームを照射するように
ピンポイントで狙いを定めて
1点集中出来るメリットは

「軸がブレずに安定して行動出来る」

「余計な事を一切考えないので
 目標や目的から脱線しない」

「無駄な労力&コストを消費せずに
 エネルギーを温存出来る」

etc

良い事尽くしのオンパレードです。


強いてデメリットを挙げるならば
1点集中にこだわりすぎて
視野狭窄に陥る事です。

1歩間違えれば
誠実性を一致させない事が
当たり前になってしまいます。


傲慢になっていくと

「自分は今目の前にフォーカスしているのだ」

「集中している事を邪魔する者は許さない」

「シングルタスクこそ最強の集中法だ」

etc

自分の言行に対して
作話と言い訳で巧妙に正当化し
バイアス地獄に落ちていきます。


他者や周囲に対して
思いやりを示さない状態は
身を滅ぼします。

「シングルタスク」で
取り組める環境を
提供してくださっている事へ
感謝と尊敬の念を表します。


反対に苦手な事に関しては
注意散漫になって
手付かずの状態になります。

いざ始めようとしても
他の事をあれこれ考えて
集中出来ていません。


個人的に不得意な分野は

「手先を細かく動かす作業」

「美術や工芸等の芸術品の創作」

「ITを駆使した緻密なデータ処理」

です。


苦手な事を好き且つ得意な事のように
全神経を1点集中させて
上手く取り組める事は出来ないかと
あれこれ考えてみました。


そもそも苦手な事は

「潜在意識の中で現状維持が
 実際にやる必要はないと囁く」

「セルフイメージで嫌悪感を抱き
 固定観念で避けようとする」

「無理してまで取り組む事ではないから
 好き且つ得意な事だけに集中する」

最初から
「苦手=排除する事」と
思い込んでいます。


もちろん人それぞれ
優先順位があります。

歯を食いしばり我慢して
行う必要はありません。

自分の状況に応じて
柔軟に対応する事です。


原因思考で苦手な原因を
根掘り葉掘り探し出すと
ネガティブ状態になります。


私の苦手な事を
原因思考で捉えると

「細かい作業が苦手な原因は
 幼少期から手先が不器用だから」

「学生時代に美術の授業で嫌いを言い訳に
 自力で絵の作品を完成出来なかったから」

「緻密なデータ処理が出来ない原因は
 IT関係の知識やスキルが足りないから」

確かにもっともらしい理由ですが
解決には全く繋がりません。
 

目的思考で捉えると

「どうやったら手先を細かく動かす作業が
 スムーズに出来るようになるのか」

「どうやったら芸術品の創作を
 上手く完成させる事が出来るのか」

「どうやったら緻密なデータ処理を
 素早く出来るようになるのか」


「なぜ出来ないのか」ではなく

「どうすれば出来るのか」を考えます。

自分1人で出来なければ
友人や知人に協力してもらい
早く解決出来る方法を
実践していく事です。


ここで1点集中の意義を
別の角度から考えます。

集中とは
[名](スル)
1 1か所に集めること。また、集まること。
2 ある作品集や文集の中。
                              goo辞書


                 

言葉の額面通りに解釈すると
1点集中の意味になります。

1点集中における集中力は
好き且つ得意な事には通用しますが
嫌い且つ苦手な事には通用しません。


上記の目的思考で俯瞰すると

「どうやったら嫌い且つ苦手な事に
 集中力を発揮出来るのか」

同じやり方では上手くいきません。

あえて1点集中を外します。


つまり、1点集中である
「シングルタスク」に
こだわる必要が無い
という事です。

「ええっ、1点集中を止める!?」

「シングルタスクでなければ
 集中して取り組めないのでは?」

「神業トリックでもあるの?」

疑問に思われるでしょう。


「シングルタスク」を外す事は

すなわち

「マルチタスク」をする事です。


「マルチタスク」のイメージは

「氣が散って全然集中出来ない」

「意志力をかなり消耗してしまう」

「中毒性=依存性があって有害になる」

ネガティブな印象を
持っている方が多いでしょう。

確かにその通りです。


ただ「マルチタスク」を
実践するだけでは
集中力が発揮出来ません。

どうやって
「マルチタスク」を
適応させるかです。


頭の中で

「マルチタスクしてはいけない」

端から決めつけると
新しい発想が出てきません。


マルチタスクを有効活用する為に
2つのアプローチを取ります。

1.邪魔されるスケジュールを決める

2.マルチタスクをする時間を決める


1.邪魔されるスケジュールを決める

   苦手な事を1点集中で行っても
   途中で放棄するのがオチです。

   意図的にカオス状態を作り
   第三者を巻き込んでいきます。

   混沌とした状況こそ斬新で
   クリエイティブな発想が
   次々と生み出されます。

   他者や周囲から繋げて
   連携する事によって
   新たな集中力が発生します。


2.マルチタスクをする時間を決める

   ずっと「マルチタスク」を
   するのではなく
   取り組む時間を決めます。

   1日の中で一定時間は
   同時並行してみます。

   但し中毒状態に陥っては
   元も子もありません。

   1日1時間以内と決めて
   それ以上は行わないように
   スケジュール管理します。
    

現実的なアクションとしては

「音楽を聴きながら
 スマホとパソコンの画面を
 同時に閲覧する等」

です。


女性は男性より脳梁が大きいので
マルチタスク出来る傾向にあります。
 

1点フォーカスに固執する事なく
マルチタスクを上手く取り入れて
柔軟に対処する事です。

自分の得手不得手を見極めて
時間を大切に活用すると
集中力が高まっていきます。


全てバランス良く
整えていきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたの
「集中力の高め方」を
教えてください。

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