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【不幸は受け入れて活用する】

今日は

『不幸は受け入れて活用する』

について考察していきます。


「不幸」という言葉は
正直見聞きしたくないでしょう。

誰しも「幸福」でありたい
と願うものです。


ただ「不幸」をどう捉えるかで
人生の歩み方は変わっていきます。

そもそも「不幸」を
どういう基準で解釈して
いるのでしょうか。


大方の想像では

「目標を設定して努力するも
 全然結果が得られない」

「自分が期待した通りに
 物事が進んでくれない」

「理想のパートナーと思って出会ったが
 実際に一緒に暮らしてみると違っていた」

「選挙前に公約として良い事を語っておきながら
 現場では全く実行しないろくでなしの政治家」

etc

自分の理想や願望を
たくさん思い描いて邁進するも
実現しなかった時にひどく落胆して
哀れに感じている状態でしょうか。


そして

「これだけ一所懸命に
 取り組んだのに報われない」

「なぜ計画した通りに
 進展してくれないのか」

「良い人と思っていたのに
 余りにも違い過ぎる」

「口先では立派な事を言うが
 現実社会では何もしない」

etc

愚痴、不平不満
批判批評、クレームが
続出していきます。


最終的に

「自分だけ惨めな思いをしている氣がする」

「予想もしなかった最低最悪の結末だ」

「私の時間を返してほしい」

「あの政治家のせいで日本も沈没する」

etc

他者や周囲に責任転嫁して
被害者(犠牲者)意識を連呼します。


自分が「不幸」になっているのは
他者や社会の責任であって
自分には1ミリの非もないと
自己防衛に走ります。

まさに、これこそ
「不幸」そのものです。


因みに

不幸とは
[名・形動]
1 幸福でないこと。また、そのさま。ふしあわせ。
2 身内の人などに死なれること。
                                                         goo辞書


自分のセルフイメージで
被害者(犠牲者)を演じ続ける事で
自分自身で「不幸」を
作っているのです。

「自作自演」です。


「自分は悲劇のヒロインだ」

と認識した瞬間に
転落していく人生が
待ち構えています。


私自身も管理職時代に
被害者(犠牲者)意識を
していた経験があるので
痛い程身に沁みています。


チームが上手く連携しないのは

「1人のスタッフによる
 身勝手な振る舞いが原因だ」

と責任転嫁していました。


最低最悪の管理職責任者です。


「全ては自分の責任である」

とコミットメントしていれば
チームも協力してまとまり
スタッフとの信頼も築けていました。


自己責任の心構えは
どんな場面でも重要です。

「雨や雪が降っても自分の責任」

「郵便ポストが赤色である事も自分の責任」

「インドでおばあちゃんが転倒しても自分の責任」

自分が全て責任を
背負う覚悟で挑めば
器量が備わっていきます。


つまり
被害者(犠牲者)意識ではなく
加害者(創造者)意識を持つ事です。

全ての出来事に対して
自らが先頭を切って背中を見せ
想像して創り出していく事です。


「不幸」を「幸福」にする為の
アプローチが下記の3つです。

1.不幸(苦難困難)を認識して直視する

2.不幸(苦難困難)を受け入れて喜ぶ

3.不幸(苦難困難)と幸福両方の
  観点からストーリーを考えて
  実践に落とし込んでいく

1.不幸(苦難困難)を認識して直視する

   臭いものに蓋をするようにして
   見たくない現実から
   目を逸らす事を止めます。

   どういう時にネガティブな感情や
   摩擦を感じていたか確認します。

   心の中で辛く悲しいと感じている事は
   素直に認めて全て吐き出します。
   但し責任転嫁は行わない事です。

2.不幸(苦難困難)を受け入れて喜ぶ

   ネガティブ感情を解放した後
   不幸(苦難困難)と感じている事を
   受け入れて喜びます。

   喜べないのはまだ責任転嫁をしているか
   被害者(犠牲者)意識でいるからです。

   自分事として認識していれば
   逆境こそ最大のチャンスと捉え
   興奮するくらい舞い上がります。

   居心地の悪い場所こそ
   自分を劇的に高めてくれます。

   クレームやトラブルは
   有難く享受する事です。

3.不幸(苦難困難)と幸福両方の
  観点からストーリーを考えて
  実践に落とし込んでいく

   人間の脳はストーリー性があると
   上手く記憶していきます。 

   映画等のストーリーを参考にして
   どうすればネガティブ状態を
   ヒーローズ(ヒロインズ)ジャーニ
   として置き換えられるか考えます。

   単に不幸でどん底の人生を歩んで来た
   よりかは、色々な試練が降りかかるも
   試行錯誤して挑戦しているほうが
   広い視野で考察しています。

   転んでもタダでは起き上がらず
   全ての経験を自分の肥やし(資源)に
   していく事で宝物になります。

   自分だけの唯一無二のストーリーは
   他の誰にも真似されないです。


ウォーレン・バフェット氏の右腕である
チャーリー・マンガー氏(97歳)の
ストーリーは参考になると思います。

壮絶な人生を歩んでおられるので
それに比べたら自分はまだまだ
ぬるま湯に浸かっています。

  
現実的なアクションは

常に全ての言行を自己責任として
フルコミットメントする
  
映画等を観てストーリーを学ぶ

です。


「自分は加害者であって
 全て自己責任で対処する」

と口癖のように唱えていれば
セルフイメージも自然と
変わっていきます。


被害者(犠牲者)意識を捨てれば
「不幸」と思える事も
「幸福」になります。

最強最高の
加害者(創造者)に
なりましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたが「不幸」だと感じる
エピソードを教えてください。

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