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あえての“負荷”かける?それはリーダーの自己満足でしかない

よく新人育成するときに
「あえて負荷をかけて育てる」
とかいうリーダーや先輩がいます。

ひと昔前ならそれでもよかったかもです。
しかし、今は令和。

価値観が変化した中で生きています。

極論でいえば
昔の考え方は通用しないんです。

昔は昔。今は今。

そう考えないと、
あっという間に時代に淘汰されて
老害認定まっしぐらです。

一度老害とみられると
そのイメージはずっと続きます。

これはバイアスそのものですが
人のココロとはバイアスを除けないもの。
かんたんに支配されます。


新人育成に負荷は必要ありません。

今日はその理由について解説します。


勝手に負荷はかかるもの

普通に仕事していれば
おのずと負荷はかかるものです。

新人のころはできることは少ないですが
ドンドンやらないといかない場面になります。

のび太にとってのドラえもんみたく
常に先輩が横にいてくれるわけでもありません。

いつかはドラえもんはいなくなり
のび太が独り立ちするみたく

先輩には先輩の仕事があるので
いつかはわからないことだらけの大海原に
放り込まれるのがオチです。


登山だって
ただ登るだけでも充分に負荷が掛かります。

そこで足首にアンクルウェイト巻いたり
わざわざバッグを重くするのは
愚の骨頂ですよね?


負荷というものは意図してなくても
自然と発生するものなんです。

相当戦力に問題があり
「今すぐにでも戦力にしないといけない!」
ということでもない限りは

新人育成するのに
「あえての負荷」は全く必要じゃありません。


先輩はリーダーは負荷をどうするべきか?


考え方はカンタンなんです。

ただ新人さんに掛かる負荷を
大きくなりすぎないようにコントロールする。

たったそれだけです。

困っていれば助けてあげる。
悩みを聞いてあげる。

ただそれだけ。

しかし、ここでハッキリさせておきたいのが
「過保護になりすぎないようにすること」
です。

「助ける」と「過保護」を混同してしまう
まるで黄色信号大好きマンみたいな
白黒ハッキリさせたくない人みたいな
困った先輩もいたりしますが

自分が助けたいから助けるのは
ただの過保護

相手が困っているから助けるのが
本当の意味での助けるということです。


新人さんはただでさえ
右も左も分からない
トキワの森に迷い込んだようなもの。

不安なんです。

しんどいはずなんです。

いくら職場が明るい雰囲気で
いくら先輩がいい人たちでも

心配になるんです。
目の前の仕事に対しては。


ある程度は自分で努力する姿勢も
もちろん大切です。

細かいミスをして
痛い思いをして学ぶことも必要です。


でも、、、
過度な要求だったり
明らかに裁量権をオーバーしているような
無理難題を最初から押し付けるのは

負荷をかける」ではなく
ただのイビリ」です。


困っている新人を見て
楽しんでいるだけなんです。

できない新人を見て
「あの子、イマイチだね」って
マウントをとっているだけなんです。

ピッカピカに磨き上げた
とんでもなく美化された思い出を元に
勝手にマウントしているしているだけ。


やめましょう。

そんな先輩…好かれません。
というか人間的に低俗です。


新人時代は自分も通ってきた道。

大変なこともあったと思います。

だからこそ、
今の新人たちには
そんな思いをさせたくない!
というのが人情でしょう。

感情論で仕事してはいけませんが
人情まで捨ててしまうと

それはもう人間ではなくなるような
気がしています。



具体的なコントロール方法は?

気になる部分はここだと思います。

業態、職種によって
習得すべき難易度は異なるため
ひとまとめにはできません。


ただ、新人育成となると
それなりのカリキュラムだったり
プログラムがあった方が進めやすいと思っています。


ありがちなのが
このカリキュラムなりを
難しくしすぎてしまうこと。

運用する側がサクサク進められないと
設定する意味がないんです。

サクサク運用できないということは
それだけ先輩やリーダーの仕事が増え

うまく進んでいるときはいいですが
うまく進まない場合には
その責任を新人に押し付けがちになります。


なのでシンプルに運用したいところです。

僕がいつも使っているのは
以下のようなフレームです。


・初級者(ヒトカゲ)
・中級者(リザード)
・上級者(リザードン)

ポケモンで表現するんですが
なぜそうしたかというと…

イメージしやすいからです。

ヒトカゲ…まだ進化していないので
使えるワザも限られます。

リザード…1つ進化したので
わりと幅広い技を使えるようになります。

リザードン…最終進化なので
強力な技も使いこなせるようになります。


という感じのイメージです。


こうすると新人というのは
まだヒトカゲの段階なので
できることも限られるわけです。

その部署での基本となることは
ヒトカゲでもできる状態と言えましょう。

ちょっと勉強しないとできないことは
ひとつ進化したリザードの状態

かなり習熟しないといけないことは
最終進化のリザードンの状態


ざっくりとでいいので
まずは部署内の業務を
3段階に振り分けてみましょう。

するとグレーゾーンの業務が
必ず発生します。

その業務は繰り下げることはしないで
(リザードの業務? ▶︎ ヒトカゲの業務)
繰り上げてしまいましょう。
(ヒトカゲの業務? ▶︎ リザードの業務)


なぜかというと
知識や経験がある人のが
分類することを迷うくらいの業務は

新人さんにとっては
必ず難しい業務になります。

だから繰り下げるのではなく
繰り上げて考えてあげる。

じゃないと
オーバーワークになったり
過度な要求につながります。


甘やかしとも言われかねないですが
結局、困るのは新人さんもそうですが
指導する側も同じなんです。


最初くらい甘くても
そのうち勝手に厳しい世界になるんです。

最初から飛ばしてしまって
新人さんがやめてしまっては
元も子もありませんよね。


結論|本当に必要なものはなに?

過度なプレッシャーや要求は
新人さんに対して毒になります。

その毒は解毒されることなく
最終的には離職という帰結を迎えます。


それまで新人さんにかけた労力が
その瞬間にパーになるんです。


決して新人さんが悪いわけではなく
根性がないわけでもなく

教える側が悪いんです。
こういうものは。


たまにレアキャラもいますが
それは例外です。考えても仕方ありません。

通常の思考を持った新人さんの方が
圧倒的に多いはずです。そこを考えましょう。


負荷はコントロールできます。
これは断言できます。

それができるのは新人さん本人ではなく
先輩やリーダーの仕事です。


ちゃんと考えてあげましょう。


ということで
今日のお話はここまで。

お読みいただきありがとうございました。


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だぴてぃ

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