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あえて動作の遅いPCを使うと己の所作も遅くなりマインドフルネスな状態になれる。

遅考できるから、普段見落としていた種を見つけられるようになった。

でも、その副作用として、種を多く見つけてしまうから、思わぬ『原石』に出くわす可能性も高まり、『目的』とすることから遠のいてしまうことがある。

『目的』までの距離は2mなのに、『目的2の原石』に飛びついてしまうから、結局4m、もしくはそれ以上のコストを使う羽目になってしまう。

だが、ソクラテスは、それを積極的にやっていた。

彼の名言に以下のものがある。

吟味されざる生に、生きる価値なし。

だが、これも、あくまで『彼の価値観』でしかない。

結局は、自分に合った、中庸を保てるラインが一番なのだ。

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