【 エッセイ 】人見知りの予行演習
吾輩は人見知りである。
友達は少ない。
であるからにして会話が苦手だ。
というか、雑談??
友達ならまぁ問題ない。
距離のある人との雑談が問題だ。
何を話せばいい。
分からない。話題が思い浮かばない。
まずは必死に話題を探させる。
脳内の神経たちに。
やった、見つかったぞぉ。
そしたら予行演習だ。
脳内でその話題に関する雑談の練習をする。
ぶっちゃけ自己満足。
自分が納得しさえすればとりあえずいい。
さぁ、今日もまた
脳内という舞台で雑談の練習をする。
これが、我が人見知りのルーティン。
失敗を極度に恐れる。
だから予行演習を欠かさない。
◇◇
本番だ。
とりあえず冷静を装う。
わざわざ雑談の予行演習をしてたなんて
恥ずかしすぎるだろう…。
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サポートしてくれる神がいるとかなんとか…。