見出し画像

第160回受賞作『ニムロッド』(上田岳弘/講談社)

画像1

第160回受賞作『ニムロッド』(上田岳弘/講談社)を…番組ラテ欄っぽく紹介!

【80文字】
仮想通貨を採掘するSE中本と元作家志望の先輩▼発展続ける社会への虚無感▼先輩が描く…完璧な世界で全てを手にいれた男ニムロッドの終末▼人の価値▼人は取り替え可能か

【200文字】
仮想通貨を採掘するSEナカモト▼実態がないのに価値が上がる様に面白みを感じると共に覚える違和感と虚無感▼発展し続ける社会はどこへ向かうのか▼元作家志望の先輩荷室が描く…完璧に到達した世界で全てを手に入れた人間の王ニムロッドの終末▼我々は「取り替え可能」か▼外資証券に勤めバリバリ稼ぐも中絶で心に傷を負い「社会に乗れない」恋人の田久保▼仮想通貨の哲学を通し提起する「人間の存在価値」と「人間社会の未来」

<以下、出版社ページより抜粋>
●著者:上田岳弘 (ウエダタカヒロ)
1979年、兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。2013年、「太陽」で第45回新潮新人賞受賞。2015年、「私の恋人」で第28回三島由紀夫賞受賞。2016年、「GRANTA」誌のBest of Young Japanese Novelistsに選出。2018年、『塔と重力』で平成29年度芸術選奨新人賞を受賞。2019年、本書で第160回芥川龍之介賞を受賞。他の著書に『太陽・惑星』『私の恋人』『異郷の友人』『塔と重力』(以上、新潮社)がある。

出版社ページ https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000319220

この記事が参加している募集

#読書感想文

190,929件