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第163回受賞作『首里の馬』(高山羽根子/新潮社)

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第163回受賞作『首里の馬』(高山羽根子/新潮社)を…番組ラテ欄っぽく紹介!

【EPG80文字】
沖縄で郷土資料館の資料整理を手伝いながら「孤独な外国人にモニター越しでクイズを出す」珍仕事をする未名子▼迷い込んだ「幻の馬」が閉塞感を覚える彼女の人生観を変える

【EPG200文字】
舞台は沖縄▼老年の民俗学者の「郷土資料」館の資料整理を無給で手伝う未名子▼本業は世界各地の「孤独な外国人にモニター越しでクイズを出題する」珍仕事▼孤独と閉塞感を覚えながらも打破出来ず静かに暮らす彼女▼ある台風の日に庭へ迷い込んだ「幻の馬」をキッカケに気持ちが揺れ動いていく▼自分の「不確かな記録」が持つ意義・世界と繋がるという事▼島のために始めた彼女の行動とは▼沖縄の悲しい歴史にも触れた心に響く物語

<以下、出版社ページより>
●著者:高山羽根子(タカヤマハネコ)
1975年富山県生まれ。2009年「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作、2016年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞を受賞。2020年「首里の馬」で第163回芥川龍之介賞を受賞。著書に『オブジェクタム』『居た場所』『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』『如何様』などがある。

出版社ページ https://www.shinchosha.co.jp/book/353381/

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