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現代社会 / Veile Creative

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生々流転するテクノロジーに翻弄される現代社会を考察。
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#アメリカ

アメリカで蔓延するフェンタニルと人種

アメリカで蔓延するフェンタニルと人種

はじめに過去10年間で、アメリカにおける違法なフェンタニル使用が急増し、2021年には過剰摂取による死者が10万人を超え、そのうち実に66%がフェンタニル関連だった。フェンタニルとは本来、がん患者などの強い痛みを和らげるために処方される合法的な鎮痛薬である。しかし、中国からの原料を用いてメキシコの犯罪組織が違法に製造し、アメリカに大量に流通させているのが実態だ。

この現状は、過去10年間でアメリ

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「第三次世界大戦」は起こるのか?【現代】

「第三次世界大戦」は起こるのか?【現代】

イスラエルとウクライナで戦争が激化する2023年下半期ですが、よく言われることに「第三次世界大戦」が挙げられます。

細かい日常のインフレもそうですが、こういったあまりにも巨大かつあいまいな大局観からくる不安というものがあるのではないでしょうか。

この記事では、もしも第三次世界大戦が起きてしまったらどうなるのかということを大局的に考えていきたいと思います。

そこでまず挙げる話題が超大国アメリカ

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アメリカ万引き問題とその対策

アメリカ万引き問題とその対策

アメリカでは現在、物価高騰が顕著で、例えばハンバーガーの価格が9000円、セブンイレブンの500ミリ飲料が1000円以上に達しています。この状況を日本と比較すると、アメリカの物価が日本の約10倍高いと言えます。

アメリカでは物価の上昇が著しく、日常の品物や食品の価格が急上昇しており、消費者にとって経済的な負担が増しています。特に食品価格の高騰が目立ち、ハンバーガーや飲料の価格が高くなっていること

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アメリカの麻薬問題について【コラム】

アメリカの麻薬問題について【コラム】


アメリカの麻薬問題についてかつて工業の中心地だったデトロイト、フィラデルフィア、アメリカ経済を代表する街であるニューヨーク、一流大学の集積地であるボストン、世界のIT企業が集うシリコンバレー、これらの街はすでに麻薬に破壊されつつあると言ってもいい。アメリカは今、報道されないところで麻薬問題が深刻化しており、若者の7人に1人がドラッグ中毒により死んでいる。

世界でもっともGDPの高い国でいったい

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米国経済ウォッチ:現在の世界金融はどうなっているのか?

米国経済ウォッチ:現在の世界金融はどうなっているのか?

狂"乱"の20年代?

さて、2023年の金融市場は「狂乱」といってもいいかもしれません。2008年のリーマン・ショックですでに崩壊しつつあった米国経済は、FRBのごまかしによって現在まで高値圏で推移しています。これが健康な経済状態かどうかについては議論するまでもないことはおわかりかもしれません。

2022年の終盤に起きたFTXの破綻はこの一連のブーストが終わりとなる一石である可能性が否定できま

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米国経済コラム - 学生ローン問題を考える

米国経済コラム - 学生ローン問題を考える

学費が高すぎるアメリカ社会最近話題になっている問題の一つにアメリカの学費が高すぎる問題があります。日本とは異なり、高額な学費を要求されるアメリカですが、給与水準は高く、日本の二倍ほどあります。よくアメリカの物価といわれて思い出すのがその高さです。何を食べるにも飲むにも日本の数倍の料金を払わなければならないというイメージが根深いアメリカですが、現地在住の方の話を聞くと食費や居住費は抑えようとすれば抑

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アメリカ物価調査 - あれっていくらするんです?

アメリカ物価調査 - あれっていくらするんです?

アメリカ、そこは現在物価高の印象が強い国だと思う人は多いかもしれません。そこで、今回はアメリカがいかに物価高になっているのかを調べてみました。

食費

アメリカ旅行中の食費の目安は、1日あたり約1万円(日本円換算)程度と考えておくと良いでしょう。ただし、これは食事費を含んだ一般的な目安です。

朝食に約1,500円、ランチに約2,000円、ディナーに約5,000円程度を想定しています。また、アメ

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