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聴く力が切り開く新時代のメンタルヘルス管理:マネジャーの新たな挑戦 -「傾聴: 思いやりをもって聴く力©」オンライン講習 ご案内 #7
コロナ禍が終息してからも、その影響は私たちのメンタルヘルスに深く刻まれています。特に日本では、多くの人が自己のメンタルヘルスがパンデミック以前よりも悪化していると感じているのが現状です。今回は、この重要な課題について、マネジャーとしてどのように取り組むべきか、具体的な視点とアプローチをご紹介します。
2023年2月1日より、マネジャー対象オンライン講習「傾聴 : 思いやりをもって聴く力©」を提供しています。
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傾聴 思いやりをもって聴く力© オンライン講習
「聴く力」で一人ひとりの可能性を引き出し、組織を強くする
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聴く力が切り開く新時代のメンタルヘルス管理
コロナ禍が引き起こしたメンタルヘルスの課題は、私たちの生活や仕事に大きな影響を及ぼしています。特に、チームを指導するマネジャーには、従業員の心理的健康に対する深い理解と適切な対応が求められています。
そこで本記事では、マネジャーが従業員のメンタルヘルスの保護にどのように取り組むべきかについて、具体的な手法と視点をご提供します。コロナ禍後の新たな職場環境で、メンタルヘルスを支えるリーダーシップの在り方について考えるきっかけにしていただければ幸いです。
背景と洞察
ダイネータ* Dynata Japan(サーベイサンプリングジャパン合同会社) | Digima〜出島〜 (digima-japan.com) は、2023年初めに日本、オーストラリア、中国、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダの16歳以上の消費者1万1000人を対象にコロナ禍の3年間がメンタルヘルスに与えた影響を調査。一部抜粋してご紹介します。
質問:2019年(パンデミック前)と2023年(調査時点)とを比較してメンタルヘルスに変化はあるか?
回答:世界の回答者の半数(51%)が「ほぼ同じ」
「改善した」という回答者が少ないのが、日本(11%)
質問:自分のメンタルヘルスについて他人に気軽に話しているか?
回答:他人に気軽に相談できるという人は中国、英国、米国では過半数。
日本では3分の1未満(31%)
これは日本の文化において、メンタルヘルスについて語る人が少数派であるということを示しています。
日本人のメンタルヘルスが悪化している背景としては、自身の思いや感情を他者に打ち明ける文化が希薄であることが挙げられます。
個々人だけでなく、企業の組織文化としても反映され、従業員が自分のメンタルヘルスの問題について話しやすい環境が整っていない場合が多いのです。従業員の心の健康だけでなく、組織全体のパフォーマンスにも影響を及ぼします。
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📝 洞察
メンタルヘルスへの理解と意識の高揚
新型コロナウィルスのパンデミックは、メンタルヘルス問題が職場の生産性と従業員の満足度に与える影響を一層明らかにしました。従業員の精神的健康を改善し、維持することは、オフィスの環境だけでなく、リモートワーク環境でも重要です。
経済的な不安や身体の健康、そして仕事上の問題がメンタルヘルスを悪化させる要素として挙げられています。これらの問題に対するサポートを提供することで、職場のメンタルヘルスを改善するための戦略を立てることが可能になります。
コミュニケーションとつながりの価値
上記の調査結果から、「家族や友人との緊密なつながり」がメンタルヘルスを改善する重要な要素であることが明らかになりました。これは、ビジネス環境でも重要です。仕事を通じての人間関係やチームの結束力を強化することは、従業員の満足度を向上させ、ストレスを軽減し、職場の総合的な健康を改善する可能性があります。
セルフケアの推進
調査結果では、「セルフケア」がメンタルヘルスの改善に寄与することが示唆されていますが、日本人の間ではこの認識がまだ低いとされています。管理職やリーダーは、従業員のセルフケアの重要性を理解し、それを推奨するための政策を推進することが重要です。
これには、適切な休憩時間の提供、ストレス管理のためのリソースやトレーニングの提供、そしてワーク・ライフ・バランスを促進する柔軟な勤務体制の確立などが含まれます。
ワーク・ライフ・バランスの再評価
「趣味」が日本人の充実感の主要な源泉であるとの調査結果は、職場でもその重要性を再評価する必要があることを示しています。趣味やパーソナルな活動を追求する時間を確保することは、ストレスの軽減、創造性の増進、そして職場でのパフォーマンスの向上に寄与する可能性があります。
したがって、マネジャーやビジネスリーダーは、従業員がプライベートの時間を確保し、自己充実に投資できる環境を提供することを検討すべきです。
社会的な問題に対する意識と対策
日本人が「世界的および国家的な問題に対する不安」を感じていることも明らかにしています。このことは、企業が社会的な問題にどのように対応するか、その対応が従業員のメンタルヘルスにどのように影響を与えるかを考慮する際の重要な視点となります。企業の社会的責任(CSR)活動や、社会的な問題への関与は、従業員のメンタルヘルスをサポートするための一部となり得ます。
コロナ禍が終息し、我々が「新常態」に適応する際に、ビジネスリーダーやマネジャーが取り組むべき具体的なアクションとなり得ます。メンタルヘルスは、個々の従業員だけでなく、組織全体の健康と生産性に直結するため、その重要性を理解し、適切な対策を講じることが求められています。
具体的なアプローチ
そこで役立つのが、「傾聴:思いやりを持って聴く力」です。
「傾聴:思いやりをもって聴く力」は、メンタルヘルス問題に対するマネジャーの理解を深め、新たな対策を推進します。聴く力を活用することで、経済的な不安や身体の健康、そして仕事上の問題に対する支援が可能となるだけでなく、職場内の人間関係強化にも寄与します。
聴く力のスキルを用いて、チーム内のつながりを強化し、共感を生み出すことで、従業員の満足度が高まり、ストレスを軽減し、職場の全体的な健康が向上します。
傾聴の過程では、セルフケアの重要性を理解し、それを推奨することが求められます。適切な休憩時間の提供、ストレス管理のためのリソースやトレーニングの提供を通じて、従業員がセルフケアを行う環境を整備することが肝要です。
同時に、聴く力を活用して従業員のワーク・ライフ・バランスを理解し、改善策を検討します。従業員が趣味やパーソナルな活動に時間を投資できるような環境を提供することで、ストレス軽減や創造性の増進、そして職場でのパフォーマンス向上に寄与します。
社会的な問題に対する理解も聴く力を活用して深めることが期待されます。企業の社会的責任(CSR)活動や、社会的な問題への関与は、従業員のメンタルヘルスをサポートする一部となり得ます。
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1on1のミーティングを定期的に開催することで、従業員のメンタルヘルス状況を継続的にモニタリングし、適宜対策を施すことが期待されます。特定の問題が表面化した場合には、マネジャーと個々の従業員とで問題解決に向けた具体的な行動計画を立てます。
1on1のミーティングでは、マネジャーが従業員から直接フィードバックを受ける機会も設けます。これはマネジャー自身が自己改善に向けて進化し、更に効果的なリーダーになるための手段です。
1on1のミーティングは「傾聴:思いやりをもって聴く力」を活用し、マネジャーが従業員のメンタルヘルスに対して直接的に貢献する絶好の機会となります。従業員一人ひとりの声を真剣に聴き、感情や思考を理解し、対話の中で共感的なフィードバックを提供することにより、マネジャーは従業員のメンタルヘルスの保護に重要な役割を果たします。
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メンタルヘルスの問題は、新型コロナウイルスのパンデミックが終息した現在でも、ビジネスパーソン、そしてマネジャーにとっての大きな課題となっています。だからこそ、私たちはマネジャーとして、自分自身とチームメンバーのメンタルヘルスに配慮し、理解を深め、適切な対応を行う必要があります。
「傾聴:思いやりをもって聴く力」のスキルは、これからの組織とそのメンバーのメンタルヘルスの管理において、より重要な位置を占めるでしょう。個々のマネジャーが傾聴のスキルを身につけ、これを日々のマネジメントに生かすことで、従業員一人ひとりが自身の感情や思考を自由に表現できる企業文化を築くことが可能になります。
それは組織全体の健全な成長と向上に直結します。職場でのオープンな対話の確立、個々のセルフケアの促進、そして社会的な問題への敏感さ。これら全てが組織の持続的な成長を支える要素です。
メンタルヘルスの改善という大きな課題を前に、思いやりを持って聴く力で新たな未来を切り開いていきましょう!
傾聴/聴く力のスキルを身につける詳細は第6回~第12回をご参照ください⇓
本講習のご案内チラシをホームページからダウンロードしていただけます。
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提供開始についてのプレスリリースを
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対話力を高める「傾聴」を3週間で習慣化。マネジャー向けオンライン講習「傾聴: 思いやりをもって聴く力」を提供開始|H&Cのプレスリリース (prtimes.jp)
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