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「どちらの方が?」 - 評価のデザイン

 それほど前面に出して際立っていなかったかもしれませんが、my note におけるキーワード/主題の1つとして〔適切な評価力〕があります。
 本質を意識する軸が備わっていないと〔主観〕にまみれ、論点が乱され、事態が混迷します😵‍💫

 今回もその〔評価〕に関わる話なのですが、対極的な2つの内容について「そりゃあ確かにどっちもアリだよね!」というところになるかと思います。つまり、【モノゴトの捉え方の多様性】について📖

 

 例えば、開設したばかりの学習塾経営者(今後、中長期的に、地域に根差して評判を得、増やしたい)は、次のどちらの生徒の入会が望ましいか。
①偏差値65の「そこそこ得意な子」
②偏差値40の「勉強が苦手な/成績が芳しくない子」

 当方を含めたほとんどの人が”部外者”なのであくまで想像シミュレーションになるわけですが、長期的に事業を伸長して生徒(お客様)に集まってもらうためには『進学実績』や『授業の中身の評判』辺りが尺度となりますよね。
◆進学実績/合格者数アップに重きを置くなら①を歓迎
というのが自然な発想ですが、いわゆる”伸びしろ”に注目するなら、①よりも②に多く集まってもらいたい… となるでしょうか🤔つまり、before-afterで成績の上がり幅についてアピールするなら、という点。

⇒【学業優秀な生徒(に多数入会してもらう)が望ましい】とは一概に言えないわけです☝

 

 次に話題が大きく変わって、市民マラソン大会🏃
①3時間半程度でゴールできる人 と
②6時間近くかかってしまいつつ完走する人
とでは、どちらの方が「しんどい」と思いますか?

◆そこそこ速いペースで走り切る①と
◆決して速いと言えない/歩行スピードになりもする②と…
のように比較すると、運動負荷が大きな①がしんどそうですよね?

 でも、《②の方が2倍近くもの長い時間運動を続けている》事実があり、「早々にゴール出来た=②が終わるよりもずっと前に休憩に入っている①」だったりするので、「長くかかってしまう②の方が断然しんどい」とも言えるのです☝

 

 今回は敢えて「決めつけによる異論」が生じにくい例をお示ししましたが、このようなシンプルなものを土台としつつ、仕事や日常生活において多く生じがちな「こうに決まっている👊」という凝り固まった思考スタイルに柔軟性をもたらして頂ければ、と願います🙇

~ということで、20231203(日)はハーフマラソン出走🏃
未だ低迷ですが、はたして無事に完走できたのでしょうか🤔

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