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駅の矢印誘導サインのデザイン《前編》

 このタイトルと同系の記事は多数掲載してきました。永きに渡ってmy note のファンでいてくださっている貴方が真っ先に思い出す《過去記事》はどのような題材だったでしょうか?
~稿末に一部のリンクを掲載しています🙋

 

 今回。まずはこのようなモノから📷 at 阪急電鉄の某駅

乗り口までお進みください
エスカレーターが動きます
Escalator moves when you step on

 省エネ設計。常時稼働ではなくて、利用者がいる時以外は暫くすれば停止する、というシステム。及び、それを丁寧に(一応)ガイドしてくれるサインですね👌

 これは《乗り口 - 入口》に掲げられているわけですが、《降り口 - 出口》にはどのような文言か、想像できますか?

 

降り口付近では
立ち止まらないでください
Keep walking after getting off

 なるほど、しっくりきます👍
 相互に裏返し表現ではないものの、本質的には「対を成している」ようにも思えます🤔

 そしてこの【促進系の注意喚起】はとても有意義であると同時に、利用者は副次的要素まで充分に心得ておかなければならない事項です☝
~子供ではないので、危険性について改めて「換言補足」するまでもない、でしょうか💦
 でも、日常的にその駅を利用している通勤通学客なら無難に振る舞える傾向が高まりますが、インバウンドをはじめとする”不慣れな人”で溢れている事例では特に〔不適応〕になりがちで、想定外のリスクが孕んでいて《ヒヤリハット》が散見されます⚠

 そんな想像をしつつ、当方が興味を惹かれたのは、下側に添えられている英語表現の方です。
 「たむろする(ことを禁止する🚫)」というより「前の人に続いて進むべし☝」に主眼を置いているような気がして、賛同します🙆

 

 +αで気になった【デザインの要素】は、これらの2つの〔手前〕と〔向こう〕の標示は、反対側か見ても同様に”対”になっていて、部材として対面側に文字盤を埋め込めれば効率的な施工になりそうなものですが、(画像の左端に少し移り込んでいるように)残念ながら裏面は白地でした💧
 エスカレーターは上りと下りとで異なるレーンであるため左右にずれている。そのため通行者の真上にはならずに「兼用」的な設置は効用/伝わりやすさ が減少するとの評価をしたのでしょうか。ちょっと勿体ないです🫣

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 続いて、プチクイズをお示しします。

 大阪メトロ(地下鉄)の駅のホームにて📸図柄による案内板👉

①下の路線図(抜粋)のどこの駅でしょうか?

 

画面上の表示文字が小さくて/情報(選択肢)が多すぎて 難しいですか?🤣

では、視野を狭めてお見せしましょう🔎

 

 

①の答え --- 
3つのうち一番下のもの。「ZOO」と書いていますね🐅🐅
at『動物園前』駅です💯 『天王寺動物園』があります🐘

屈んだキリンと上の窓に見えるキリン🦒 などのデザイン

 

では
②中央の図柄は何を表しているでしょうか?

帽子のようなものを被り、手を腰に当てたポーズの人(?)

 

②の答え --- 
『通天閣』方面へはコチラへ🙋

こんなシンプルなイラストで表現してしまうのですね🤣

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 表題。『矢印誘導』の題材を続けます📸
 《前編》の最後。今度は足元です👣

 暗めの配色で控えめに進路を促す効果/目的です➡

 ですが、これが全駅統一規格的に施されているわけではないことに気付いたんです(p_-)

† 後編にて。次のクイズへと続きます
20240720 18時頃にリンクが有効化します👇

 

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