適切な情報を適切な相手から《後編》
とりわけ仕事を進めるのが上手い人に備わっている傾向にある素質の一つとして、表題のアクションが挙げられます。「コネの太さ」と要件が似てなくもないですが、より簡単に高められる、環境に左右されにくいスキル、というか〔心得〕です。本質思考的にはつまりどういうことなのか、少し探ってみたいと思います。
インターネット社会においては(「ボーダーレス」と表現するのでしょうか)情報を受け取る側の立場は並列・横並びで、リソースは同じである、というのが、ごく通常/一般環境下での捉え方ですね。
ですので、
【取引先企業などがweb上でリアルタイムに開示している類に関し、電話を掛けて(アップデート実行部署とは異なる窓口係の)言質を取るような態度】や、【社内の管理統括的な部署由来であることに拘ってそこに発信要請攻勢】をかけたところで、答え手は、問い手がアクセスできる先と同じリソース(つまりはPC画面)を見て回答するだけ。
だったら直で見た方が明らかに手っ取り早いはず。その仕事においては「○○経由の情報」が必要なのではなくて、『根幹の情報元からの正確なものを少ない手間で迅速に得ること』であるはずなのに、”回り道な手続き”が時々見られるようで気になります。
IT化だとかDX推進だとか言って躍起になっている様子とはチグハグしているように感じざるをえませんね😵💫
他方で、例えば何かのお店のウェブサイトなどを見ていて、情報が足りずに電話して尋ねてみる…☎というスタンスが有効な場面はあるでしょうね。
でも『当店では△△は取り扱っておりません』と明示されているにもかかわらず、「本当に、ですか?」と念押すような態度は困りものですけれど(~_~;)
そこからの連想例として、ホテルの空き室状況。【web上では満室だけれど、電話してみたら予約取れるかも】との”触れ込み”はちょっと…😖
(予約客にとっては実際に”功を奏す”事例があるのかもしれませんが)これを信じてあらゆる客がそのような行為に出るとどうなるでしょう?費用を投じてインターネット予約システムに乗っかり、電話受付の人件費をカット~販売価格(料金)の低下に反映 との構図を崩す要因となり得ますね。
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少し仕事寄りの話に戻します。~《前編》での提起に通じます
【ある事柄に関する適確な情報を把握しなければならない】、というシーンでしばしば見掛けるケースは、【よく知らない、という人に尋ねたせいで、不明なままで右往左往したり、不適確な回答を受けたり】といった様子。
すぐそばに別の「よく知った人」がいるにもかかわらず訊こうともしない展開のことです。
まどろっこしいというか、『よりによって理解の浅い人に固執するような態度と、それでも得られている妙な満足感』が横行しがちなのですが、心当たりはありませんか?
逆もあります。
今どきは(もちろんフェイクやデタラメの類に惑わされていけませんが)情報は手近なところから容易く得られるのですが、やたらと”形”に囚われている例です。
極端な例を示してイメージして頂くなら、【天気予報があらゆるメディアから豊かに発せられているのに、気象庁に電話して尋ねる】ような態度です。
本稿では大袈裟な例でしたが、世間で取り沙汰されがちな『情報の扱い方/注意喚起』とは異なる側面での言及をしました。
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