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【一体何を見ていたのかと 後編】「幽霊の正体見たり枯れ尾花」(草稿)

●はじめに

この記事の後編です。

●回想

〇〇年ほど前に、過去の嫌な思い出や将来への不安で常に頭を一杯にしすぎて、心を痛め過ぎて身体の健康までボロボロに崩してしまったことがありました。

今思うと、それは「群生した枯れ尾花がとんでもない鬼か悪魔の軍隊に見えていた」ような精神状態だったのですが、見ている最中はそんなことには思い至るはずもありません。

なので、様々な方々に助けられてようやく、「枯れ尾花をありのままに枯れ尾花としてみる」ことができるまでに戻れました。
これは運命の巡り合わせ、もしくは天の采配、はたまた「が結びついてとなった」ということなんだと認識しております。

先述した「鬼か悪魔の軍隊」に襲われた経験も、それらから救い出してもらえた経験も、どれも私にとって「因果の」を実らせるために必要なことだったんだと思っています。

かつての私みたいに「現在進行形」で「鬼悪魔の軍隊」に攻め込まれて憔悴しきってしまっている方がもしいらっしゃったら、
「何か」を伝えたいという気持ちはあるのですが、
結局言える事なんてなくて、許されるならば邪魔しない範囲で(物理的にというわけではなく)寄り添えたらいいな、とは思います。

●今に至る

その「実」は時に苦く、時には甘く、たまに塩辛い味もする不思議な「実」です。
それでも私にとっては大切な「実」で、その恩恵を自分だけでなく、「誰か」にも役立つようにできないものか、と考えて過ごしてきました。

ただ、私にできることなんて高が知れているとなかば諦めムードだったんですが、それでも「自分がやりたいから」と、できることを模索しながら手探りで歩いているような状態です。

手探りなくらいなので、「なにもわからない」に近い有様で歩んでいるのですが、それでも「枯れ尾花は枯れ尾花」でしかないな、というのが今の心境です。

●私がみていたいもの

相変わらず「過去の苦い思い出」や「将来への不安」といった、居るはずもない鬼や悪魔はたまにみえるんですが、それは軍隊でもなければ大きくも恐ろしくもないのです。

せいぜい小鬼や小悪魔が頭の上を戯れに飛び跳ねまわってるくらいです。
なので今はほっといてます。
そのうち奴らは飽きて消えてしまうのですから。

完全に無視するわけでもなければ、過剰に反応するでもない、「そのままをみる」くらいに考えております。

●さいごに

そんな奴らとにらめっこして眉間にしわを寄せているくらいなら、もっと美しくて綺麗な、それでいて愉快なものを見ていた方がよっぽど建設的なんです。

「いま」に対して「あるがまま」に「為すことを為す」
その日常が結果として将来を明るく照らしてくれるものと信じております。

※自分でどうしようもない時は「信頼できる方々」に頼るのがよろしいかと存じます。「専門の方」もたくさんいらっしゃるわけですから。

ここまで読んでいただきありがとうございます。 少しでもいい記事が書けるよう精進致します。 ※誤字・脱字等ございましたら、お手数ですがコメントにておしらせ頂けると幸いです。