Jiiさん

1991年生まれ。 『迷惑をかけない』それを意識しすぎるあまり自分が分からなくなること…

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1991年生まれ。 『迷惑をかけない』それを意識しすぎるあまり自分が分からなくなることがある。「もっと自分を出したい」って思うけど、迷惑かけないように、不快にさせないように、顔色伺い同調しながら関わる、結局自分を出せない。どうしたらもっと自分を出せるだろう……そうだ!エッセイだ!

記事一覧

34.初恋④ 完 未解決の謎

[前話:33.初恋③  恋の定義]     (初恋①〜③を併せてお読みください)  高校でも、僕は明るく陽気なキャラでした。 「お前って悩みとかなさそうやな」  そ…

Jiiさん
16時間前
27

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日常のことや趣味のことなど気まぐれに載せてます😆

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Jiiさん
9日前
47

33.初恋③ 恋の定義

 恋の定義とは、  なんじゃぁぁぁあああ  恋に定義なんていらねぇぇぇ  そんなもん考えるな   感じろぉぉぉ wow wow wow  他の人には感じない特別なその感じ  …

Jiiさん
13日前
44

32.初恋② 「自分」と「恋愛」

【突然変異】  親の系統になかった新しい形態・性質が、突然、子に現れ、それが遺伝すること。 【恋】  相手を自分のものにしたいと思う愛情をいだくこと。また、その状…

Jiiさん
3週間前
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31.初恋① 跳び蹴りするぐらいがちょうどいい

 女性陣にお聞きします。  この中に、 「ムカついた男子の背中に跳び蹴りしたことあるよー」  という方はいらっしゃいますか?  そんな初恋相手・Dちゃん。  その…

Jiiさん
1か月前
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30.迷惑かたくない俺の日常 苦手なもの

 500円玉が・・・3枚とか  50円玉が・・・2枚とか  10円玉が・・・10枚とか  5円玉が・・・4枚とか  1円玉が・・・12枚とか  そんなふうに、俺の財…

Jiiさん
1か月前
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感想をいだたきました

音と夢さんより、感想をいただきました。 本当にありがとうございます。 すごく感動しました。ほんとうに恐れ多いです。音と夢さんの文章表現に引き込まれ、感銘を受けま…

Jiiさん
1か月前
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29.分岐点は君がため③

 元カノ・Kちゃんとのお話。     [前話:28.分岐点は君がため②]  Kちゃんと付き合うことになった俺は、とりあえず近畿で転職活動することに決めた。しかし、ま…

Jiiさん
2か月前
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28.分岐点は君がため②

 元カノ・Kちゃんとのお話。     [前話:27.分岐点は君がため① ]  Kちゃんとの出会いは23歳のとき、とあるチャットアプリだった。Kちゃんは同い年で看護士…

Jiiさん
2か月前
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27.分岐点は君がため①

“人に迷惑をかけない”  それは恋愛においても、彼女に対しても変わらない。  むしろ、大切な人ほどその想いは強くなる。   小学生の頃、迷惑をかけてしまったことで…

Jiiさん
2か月前
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26.やりがいを感じた話 〜残される側の悔い〜

 理学療法士になるための実習。  最後の実習で担当していた患者さんが亡くなった。  当然のことながら実習には真剣に取り組んだ。患者さんや指導者・各スタッフに疎ま…

Jiiさん
2か月前
263

25.勤労学生な生活③ 4年間のあれこれ

 勤労学生として過ごした4年間。  クラスメイト、親友たちとの思い出の数々を一部羅列してみる。 ・入学当初、積極的に話かけまくっていた俺。人が集い「◯◯会」とい…

Jiiさん
2か月前
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24.苦手は苦手でいい

 24歳。理学療法士の資格を取るために、専門学校の夜間部に入学した。  入学当初は『チャラ男』といじられる程に、俺は明るく目立つ存在だった。  実際にチャラ男で…

Jiiさん
3か月前
339

23.勤労学生な生活② ルーティン

 ――不安だぁぁぁ  24歳になる年。俺は理学療法士になるため、専門学校の夜間部に入学し、勤労学生になった。  バイト、節約、学業、交友、健康、それぞれを両立し…

Jiiさん
3か月前
176

22.勤労学生な生活① 不安

 ――金ねぇ  23歳、俺。  一人暮らし。  理学療法士になることを決心した。  しかし、金はなかった。  理学療法士になることを決心する少し前、キッカケがあっ…

Jiiさん
3か月前
171

21.失敗は成功の素(チャラ男風味)

 24歳になる年。  理学療法士になるために専門学校の夜間部に入学し、勤労学生になった。  うちのクラスは30人ほど。夜間部ということもあり年齢もバラバラで、下…

Jiiさん
3か月前
262

34.初恋④ 完 未解決の謎

[前話:33.初恋③  恋の定義]
    (初恋①〜③を併せてお読みください)

 高校でも、僕は明るく陽気なキャラでした。

「お前って悩みとかなさそうやな」

 そのように言われるほど明るく陽気な自分が定着し、それを自分の役割と課していました。明るい自分ではあったものの、中学の頃と比べるといじりそのものは減少しました。いじられるよりは、自らおかしな言動をしたり、テレビで見たギャグをマネしたり

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33.初恋③ 恋の定義

 恋の定義とは、

 なんじゃぁぁぁあああ

 恋に定義なんていらねぇぇぇ
 そんなもん考えるな 
 感じろぉぉぉ wow wow wow

 他の人には感じない特別なその感じ
 それが恋じゃぁぁぁああ ahh ahh ahh
 それが恋でいいだろぉぉぉ oh Baby

 理屈じゃねぇ 感じろ 

 心で感じよ 
 にんげんだもん 

                by  jiiさん

  

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32.初恋② 「自分」と「恋愛」

【突然変異】
 親の系統になかった新しい形態・性質が、突然、子に現れ、それが遺伝すること。

【恋】
 相手を自分のものにしたいと思う愛情をいだくこと。また、その状態。

【恋愛】
 互いに相手にひかれて愛しあうこと。

【切ない】
 悲しさ・さびしさなどで、胸がしめつけられるようにつらい。

[学研 現代新国語辞典 改訂第六版より引用]

   *  *  *

[前話:31.初恋①  跳び蹴り

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31.初恋① 跳び蹴りするぐらいがちょうどいい

 女性陣にお聞きします。

 この中に、
「ムカついた男子の背中に跳び蹴りしたことあるよー」
 という方はいらっしゃいますか?

 そんな初恋相手・Dちゃん。

 その事件が起きたのは中学1年のときでした。
 実際にその現場を目撃したわけではないので、人づてに聞いた話で、ちょっとした騒ぎにもなっていたので我々界隈では有名な話、もはや逸話とも言えるような出来事でした――。

 ある日の昼休み。Dちゃ

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30.迷惑かたくない俺の日常 苦手なもの

 500円玉が・・・3枚とか
 50円玉が・・・2枚とか
 10円玉が・・・10枚とか
 5円玉が・・・4枚とか
 1円玉が・・・12枚とか

 そんなふうに、俺の財布は大量の小銭でパンパンになることがザラにある。

 俺が苦手なもの――

 レジ。

「お会計、798円です」

 ――おっ、こまかい小銭ちょうどありそう。
   いち、にぃ、さん……

「ザザッ」

 ――はわわわわ!
   う

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感想をいだたきました

音と夢さんより、感想をいただきました。

本当にありがとうございます。
すごく感動しました。ほんとうに恐れ多いです。音と夢さんの文章表現に引き込まれ、感銘を受けました。

音と夢さんの記事をぜひお読みください。

29.分岐点は君がため③

 元カノ・Kちゃんとのお話。
    [前話:28.分岐点は君がため②]

 Kちゃんと付き合うことになった俺は、とりあえず近畿で転職活動することに決めた。しかし、まったく進んでいなかった。“人に迷惑をかけない”そんな俺に、そもそも目標や夢なんてない。特にやりたいこともない。
 人の役に立つことがしたいという気持ちは漠然とあった。人の役に立つとは、どういうことなんだろう。人の手助けを必要としている

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28.分岐点は君がため②

 元カノ・Kちゃんとのお話。
    [前話:27.分岐点は君がため① ]

 Kちゃんとの出会いは23歳のとき、とあるチャットアプリだった。Kちゃんは同い年で看護士。住まいは同じ近畿だが、お互いの最寄り駅までは1時間ほどの距離だった。連絡を取り合っているうちに意気投合し、毎日連絡を取り合う仲になった。

 Kちゃんと出会った頃、俺はリラクゼーションサロンで正社員として勤務していたが、辞めることを

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27.分岐点は君がため①

“人に迷惑をかけない”
 それは恋愛においても、彼女に対しても変わらない。
 むしろ、大切な人ほどその想いは強くなる。 

 小学生の頃、迷惑をかけてしまったことで女子たちに虐げられた思い出がある。[10.何が迷惑になるかわからないから 参照]
 それ以前から女子と喋ることが苦手な部類だったが、ますます苦手になった。それが風化したのち、いじられキャラとして定着し、いじったり、いじられることによって

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26.やりがいを感じた話 〜残される側の悔い〜

 理学療法士になるための実習。
 最後の実習で担当していた患者さんが亡くなった。

 当然のことながら実習には真剣に取り組んだ。患者さんや指導者・各スタッフに疎ましく思われないかという不安、不合格になってしまわないかという危機感、自分を評価されているという緊張感、そういった心持ちで送る日々。帰宅後は寝る間を惜しんでレポート作成や調べものに心血を注いだ。
 四苦八苦しながらも実習が進むにつれて、分か

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25.勤労学生な生活③ 4年間のあれこれ

 勤労学生として過ごした4年間。
 クラスメイト、親友たちとの思い出の数々を一部羅列してみる。

・入学当初、積極的に話かけまくっていた俺。人が集い「◯◯会」という俺の名前が入ったグループラインまでつくられたが、間もなく滅亡した。

・入学当初、俺は「チャラ男」といじられるようになった。1年が経つころには完全に風化した。

・ひょんなことから夏の海に繰り出すことになった。その場をしのぐために、俺は

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24.苦手は苦手でいい

 24歳。理学療法士の資格を取るために、専門学校の夜間部に入学した。

 入学当初は『チャラ男』といじられる程に、俺は明るく目立つ存在だった。
 実際にチャラ男ではないので、くれぐれも誤解しないで下さい!!
[21.失敗は成功の素(チャラ男風味)参照]
 ↑ お読み頂ければ分かります!!笑

 真面目な自分、おちゃらける自分、いじられる自分、いろんな自分が、いい塩梅で存在できた感覚と居心地の良さが

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23.勤労学生な生活② ルーティン

 ――不安だぁぁぁ

 24歳になる年。俺は理学療法士になるため、専門学校の夜間部に入学し、勤労学生になった。
 バイト、節約、学業、交友、健康、それぞれを両立しなければならない。

 ――不安しかなかった

 しかし、やるしかない!! 自分との戦いだ!!

 腹を括った俺は、生活をルーティン化することにした。

〈生活のルーティン(平日)〉

 8時ごろ起床 → 弁当づくり&身支度 → 17時ま

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22.勤労学生な生活① 不安

 ――金ねぇ

 23歳、俺。
 一人暮らし。
 理学療法士になることを決心した。

 しかし、金はなかった。

 理学療法士になることを決心する少し前、キッカケがあって節約することを覚えたが、それ以前はほぼ皆無だった。そのため、給料日前日に手元に残るお金は雀の涙ほどしかなかった。無論、学費を納められるほどの貯えなんてあろうはずがない。それでも、俺の性格上、「今」この決心が固まっているうちに動き出

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21.失敗は成功の素(チャラ男風味)

 24歳になる年。
 理学療法士になるために専門学校の夜間部に入学し、勤労学生になった。

 うちのクラスは30人ほど。夜間部ということもあり年齢もバラバラで、下は高校卒業したばかりの18歳、上は50代までいて新鮮だった。
 別に友達をつくるために通うわけじゃないけど、4年間も同じクラスになるわけだし、仲良くやりたいなっていう気持ちはあった。

 ――以前の専門学校S校のことを思い返す。
 入学当

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