26.やりがいを感じた話 〜残される側の悔い〜
理学療法士になるための実習。
最後の実習で担当していた患者さんが亡くなった。
当然のことながら実習には真剣に取り組んだ。患者さんや指導者・各スタッフに疎ましく思われないかという不安、不合格になってしまわないかという危機感、自分を評価されているという緊張感、そういった心持ちで送る日々。帰宅後は寝る間を惜しんでレポート作成や調べものに心血を注いだ。
四苦八苦しながらも実習が進むにつれて、分からなかったことが分かるようになってきたり、見えていなかったことが見えるようになっ