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生存記録

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感謝の反対は当たり前。毎日生まれ変わったように生きる。と、神様はおっしゃいました。
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#幸せとは

私の大切な人たちへ

私の大切な人たちへ

 「大切なモノ」と聞いて思い浮かべるのはどのような存在でしょうか。
家族や恋人、友達、あるいはペットなどの動物かも知れません。

 世界には本当にたくさんの人たちが住んでいて、私たちが一生のうちで関われることができるのはほんの一握り。けれども自分自身のある一区間ーーたとえば今年に入ってから今までの間ーーに焦点を当ててみると、思い出せないほどのたくさんの出会いがあったのではないでしょうか。交流の深さ

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「今」を気付く

「今」を気付く

近頃の朝焼けはいつにも増して美しい。

昨日は西洋美術の中でよく目にする、神や天使が空に佇んでいるような晴れ晴れしさと希望が満ち溢れていた。
“真っ青”が本当によく似合う透き通った空間に日差しが差し込み、雲は黄金色に輝いていた。
それが金平糖のようにも見えてまるで夢の中を歩いている気持ちになる。

今日は赤がより目立つ。
火照ったうね雲は秋の醍醐味である紅葉の知らせをしているようにも見えなくもない

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わたしも、あなたも、何者でもないよ

わたしも、あなたも、何者でもないよ

生きたいわけでも死にたいわけでもない。ただ、生きている。

生きる意味を探しても答えは永遠に見つからない。というか「答え」などない。
でも考えるに値すると思う。

何故。

意識はコントロールできないということ。
今日食べたいものと明日食べたいものが違うように、夜食べようと思ってたものに対していざ夜になると食欲が湧かなくなるように私達はその変化を予測することはできない。

意識は水のように流動的で

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もう、どうしようもなく

もう、どうしようもなく

どうしてこんなにも生きるのが下手くそなんでしょうか。
年をとり、色んな場所へ行き、色んな本や作品に触れ、色んな人と話し、経験したものが増えるにつれて「やりたいこと」が不明確になっていくような感じがします。
正確にはやりたいことがたくさんあるのに、年齢や経歴や住環境などといった自分を取り巻く環境の影響を受けて「できない」と判断したことがたくさん生じて何をしたらいいのか分からない、といったところでしょ

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家で食べるごはんがすき

家で食べるごはんがすき

タイトル通り、私は家で自分で作って食べるごはんが好きだ。

外食で食べる料理はどこもレベルが高くて美しいものが多いが、それらとは比にならない、本当に自分のためだけの、自分の「食べたい」を詰め込んだごはんが好きだ。

過去にはどっかで読んだ誰かの節約術を意識して、一週間に一度スーパーで買い込んでやりくりする、というのもやったことがあるが、その日パッと思いついたものだけを買って即調理する方が自分の性に

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パンに向き合ったら人生変わった話

パンに向き合ったら人生変わった話

「何の食べ物が好き?」と聞かれたら

 私はパンと答える。でも理由はと聞かれるとうまく言えない。しかし私は現在、パンが好きだからパン職人として働かせてもらっている。そこで、なぜを求めて幼少期から顧みることにした。案の定非常に長くなってしまったので、刺さる人にだけ刺さってほしいと願っている。

実家にいたころの記憶ーー母との思い出

 改めてパンとの出会いを考えるとどうにも思いつかない。「日本人はど

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私はあれもこれも欲しいしやりたいこと全部やりたい

私はあれもこれも欲しいしやりたいこと全部やりたい

私は強欲な人間だと思う。

あれもしたいこれもしたい、四六時中頭をフル回転させて寝てる時も起きてる時も夢をみる。

そしてまるで「思い立ったが吉日」と書いた札を心臓に打ち付けてあるのかと思うほど実行に移すのも早い。その動機も明確にして。

そんなだから人によく「しっかりしてるね」と言われる。
大人からは「自分がその年の頃には遊ぶことしか考えていなかったよ」とも。
しかし先日、「行動に一貫性が見られ

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