マガジンのカバー画像

データの窓口

28
データ・エージェンシーが考える、ヒトとデータのデジタル活用に関するコラムです。
運営しているクリエイター

#データエンジニア

海外におけるDXのいま──欧米・中国に見るデジタル技術の普及度

海外におけるDXのいま──欧米・中国に見るデジタル技術の普及度

働き方改革やコロナ禍をきっかけに日本国内の企業ではDXの推進が進んでいます。ただし、その進み具合は企業の体質によって大きく異なるでしょう。デジタル技術を活用してフルリモートで組織運営を行う企業もあれば、膨大な紙の資料をファイル棚に並べている企業も存在します。

実際のところ、日本全体としてDXはどの程度進んでいるのでしょうか? 国としての立ち位置を知るためにも、より効果的にDXを推進するためにも、

もっとみる
いま考えるべきリスキリングとは?デジタル改革が社内で当たり前の土壌を作る

いま考えるべきリスキリングとは?デジタル改革が社内で当たり前の土壌を作る

近年のIT技術の発展に伴い、経済産業省から「全ての国民が役割に応じたデジタル知識・能力を習得する必要がある」というデジタル社会における人物像が提示されています。

また、若年層に対しては小中高では情報教育を通じた知識習得を行い、現役社会人に対しては学び直し=リスキリングを重要視していることが書かれています。そこで今回は、企業におけるリスキリングについてご紹介します。

リスキリングの必要性ITの進

もっとみる
いまや常識?一般教養としてのデジタルリテラシーとは

いまや常識?一般教養としてのデジタルリテラシーとは

今日ではデジタルに触れることなく日常生活を送ることができない、といっても過言ではないほど、デジタルを扱うことが当たり前の社会になっています。

そして、生まれた時からデジタルに囲まれて育った世代や、情報科目を学校で学んだ若い世代が社会に出てきています。この若い世代と共に生きていくために、時代の変化に対応するための戦略を立て、一般教養としてデジタルリテラシーを身につける必要があります。

そのために

もっとみる
【2022年最新版】データエンジニア転職におすすめのIT資格7選

【2022年最新版】データエンジニア転職におすすめのIT資格7選

働き方を変えたい、新しい技術を使うような仕事がしたい、などさまざまな理由で転職を考える人は多いでしょう。その際、資格を取得して転職を有利に進めたいと考える人も少なくありません。今回の記事は、データエンジニアの転職にオススメのIT資格をご紹介していきます。

IT資格の必要性業務をするために資格が必要な弁護士や会計士などの士業と違って、IT系業務は資格がないとできないというものではありません。ただし

もっとみる
IT資格の歴史からみるデータ人材教育の現状と、データエンジニアのなり方

IT資格の歴史からみるデータ人材教育の現状と、データエンジニアのなり方

ITエンジニアのなかでも、ビッグデータやDXの推進に関わるデータエンジニアは、年々需要が増え続けている職種のひとつです。

しかし、データの重要性が高まっていながらも、それを扱えるデータエンジニアの数は不足しているため、需要過多となっているのが現状です。

そんなデータエンジニアになるために必要なITの資格はあるのでしょうか?

もちろん資格は持っているに越したことはありませんが、どんな資格を取得

もっとみる
企業も止まってはいられない、デジタル人材のこれから

企業も止まってはいられない、デジタル人材のこれから

昨今のIT技術の進化は著しく、新しいサービスが次々に生み出されています。世界に目を向けると、アメリカや中国などが中心になり、DX(デジタルトランスフォーメーション)化が進んでいます。それに比べて日本のDX化は全体的に遅れていると言えるでしょう。

以前から問題として取り上げられていた「デジタル人材不足」についても、デジタル庁や総務省などが発表したガイドラインを活用できている企業は少ないのではないで

もっとみる
デジタル社会実現の立役者となるデータエンジニア

デジタル社会実現の立役者となるデータエンジニア

これまで、「デジタル化推進」というかけ声が先行し、デジタル化はなかなか全国津々浦々まで浸透していませんでした。
地方の自治体や民間企業では自力で専門人材を見つけることも困難であり、また運用者の意識改革も進んでいないため、都市部との格差が開く一方だったのです。

今やデジタル化が出来ない、人材がいない、やり方がわからないというばかりでは社会全体から取り残されていきます。
このような事情を踏まえ、デジ

もっとみる
地方企業が優秀なデジタル人材を登用する前に行うべき3つのこと

地方企業が優秀なデジタル人材を登用する前に行うべき3つのこと

近年、デジタル化は東京23区や政令指定都市などの大都市を中心に進んでいます。2021年に総務省から発表された「我が国におけるデジタル化の取組状況」にもこのことが顕著に表れています。しかし地方都市、中小企業になるとその数は激減し「今後の実施検討」を含めたデジタル化の実現に関して、大都市・大企業との意識の差は歴然としています。

企業が生き残るためには、時代に合わせて変化することが必要です。技術が進化

もっとみる
どうすればいい?地方企業のデジタル化

どうすればいい?地方企業のデジタル化

2021年総務省から「我が国におけるデジタル化の取組状況」が発表されました。大企業では約4割、中小企業では約7割が「実施していない、今後も予定なし」と回答し、未だ多くの企業がデジタル化に取り組めていない現状が表れています。

この調査結果から、デジタル化は大企業を中心に取り組まれているものの、その必要性を感じていない企業が多く存在することがわかります。

出典:我が国におけるデジタル化の取組状況 

もっとみる
地方に住みながら仕事の選択肢を広げられる、フルリモートでの働き方

地方に住みながら仕事の選択肢を広げられる、フルリモートでの働き方

地方で生まれ育ち、学生時代も地元で過ごした人の中には、地元で良い就職先が見つからず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。大都市と比較して求人数自体が少ないことに加え、選択できる仕事の幅が狭いため、自分が希望する求人が見つからないケースもあります。

大都市に移り住んで就職するのも一つの手ですが「地元にいる両親のそばで働きたい」「地元に恩返しをしたい」と考えている人も多いはず。そこでおすすめの働き

もっとみる
Uターン・Iターン後もエンジニアを続けたい!地方でも希望が実現するリモート求人の選び方

Uターン・Iターン後もエンジニアを続けたい!地方でも希望が実現するリモート求人の選び方

大都市でエンジニアとして働いているものの、田舎への憧れや、家業の継承、介護などが理由で、Iターン・Uターンを検討している人も多いのではないでしょうか。その際に、移住先で新しく仕事を見つけられるか不安に思うこともあるでしょう。

移住先の地域では、エンジニアの求人がないケースも多々あり、見つかったとしても希望するほどの収入は得られない可能性があります。

そこで、選択肢としておすすめなのがリモートワ

もっとみる
データエンジニアをどうやって社内育成する?その解決策とは…

データエンジニアをどうやって社内育成する?その解決策とは…

データエンジニアを社内育成する背景デジタル社会においては、データを用いた経営戦略の策定やデジタル化推進のために、データエンジニアの存在は必須です。ただ、現状は急激な技術進化でデータエンジニアの数が不足しているため、新たな人材を採用するのも難しい状態が続いています。

また、外注するにも予算がない、社内データを社外の人材と共有できないなどの制約で多くの企業が頭を悩ませています。

さらに、経済産業省

もっとみる
データエンジニアを外注するには?各社ベンダーの特徴と相場を解説

データエンジニアを外注するには?各社ベンダーの特徴と相場を解説

デジタル社会において、データを用いた経営戦略は必須です。デジタル化の推進にともない、データエンジニアの需要が大きくなっています。しかし、労働人口の減少もあり、なかなか求める人材を採用できない企業が増えているようです。2019年に政府が実施した調査によると、2030年にはIT人材への需要に対して45万人が不足するとされています。(出典:経済産業省「IT 人材需給に関する調査」)

そのためデータエン

もっとみる