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「実は…」て言うほどでもないけど、幼い頃からコンプレックスだった私自身の特性の話
![](https://assets.st-note.com/img/1653947751981-5omM80zZd2.png)
雨野千晴さんが描かれたイラストを見つけました。
(★朝日新聞社tellingnoの記事より引用しました:雨野さんより掲載許可いただいております)
「アッ!これ私のこと?」と思いました。
幼い頃から「ちょっと他の人と違うところ」を自分で感じていて、つい最近まで、それがバレたくなくて隠そうとしていました。
見た目はボンヤリ、脳内は大忙し(;^ω^)
「『脳』は思考を止められない」という記事を以前書きました。
誰の脳も忙しいのかも知れませんが、私の場合はいつもアクセル全開?と感じるほど動き回っている気がします。
目にするもの、耳にするもの、思いついた事…
全てに気が散って、それぞれに神経が動いてしまいます。
ここまで読んでいただくと、
「たおたおって、なんて落ち着かないセワシない人だろう!」と、敬遠されそうですね^_^; (ちょっと心配)
しかし、見た目はオットリしているのですよ。(と思います)ジッとしていますし…幼い頃は「ボンヤリした子」と周囲から言われていました。
「忘れる」ことが異常に多い(泣)
![](https://assets.st-note.com/img/1653951080127-Wau44GbHrH.png?width=800)
上のイラストのような事は日常茶飯事です。
家から出てすぐ、車の運転をしながら、「あれ?どこに私は行くんだったっけ?」ということも普通にあります。
一旦車を停めて考えたりします…
出かける用事とは別のことを考えていると、必ずと言っていいぐらい、「今」の行動が分からなくなったりします。
掃除は好きではあるが、間違って大事なものまで捨てたという、恐ろしい経験も数知れず…
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自動車税の払い込み用紙を先日再発行していただきました。(他の事例も多数…)
30年前に家族で香港旅行へ行った際、全員の帰りの航空券をなくしました。
姑にチケット代を一時立て替えてもらって何とか帰国できました。幸い、後でお金は戻ってきました(;^ω^)
その後も大事な物をなくしてばかりの日々でしたので、本当に「死にたい」とまで思ったこともあります。
実は今も探している大切なものがあります…(汗)
「気なし」ではなく「気があり過ぎ」?
「ボーっとしている」、「うっかりしている」と、幼い頃から親せきや家族に言われ続けてきました。
結婚してからも姑から「たおたおは『気なし』や!」と、よく言われています。
そうではなくて、「気」があり過ぎるがゆえに、いつも脳内が散らかっているのだと意識するようになりました。
家族の理解が支え!
家族が私に買い物を頼むときは、たとえ一つでもメモに書いて渡すことになっています。更に出かける直前には家族の誰かが
「お母さん(私の事)、メモはカバンの外ポケットやよ、忘れないでね!」と、何度か声をかけてくれます。
何かに熱中すると、全てがうわの空になる事を家族が知ってくれているのは助かります。
「私、おばあさんになっても認知症にはなりたくないなぁ~」
と以前夫になんとなく話しました。夫の返事に笑ってしまいました。
「絶対大丈夫や!たおたおは元々ボケているから!」(≧◇≦)
計画通りにやったためしはない!(でも何とか生きている)
![](https://assets.st-note.com/img/1653965669743-5Frv9etSEK.png?width=800)
「行動力があるね!」
と、言っていただくことがよくあります。正確に表現するのなら、実は、
「思いついたら、考える前にやってしまう」です。
思いつきでやっちゃったことが「良かった」こともあります。
後で大変になることもた~くさんあります(T_T)
あえて書く「良いところ」(?)イヤ、良くはないところ
私は興味のないことに対して、毎回とりかかりが病的に遅くなってしまいます。避けて通れないこと、絶対にしなければならない事とわかっていても、それをやろうとすると「睡魔」に襲われます。
他にやりたい事があると、我慢ができないのです。
究極に(すべきことが)ギリギリになったとたん、突然、脳内のスイッチが入ります。
その後は「過集中モード」に切り替わり、作業が満足して終了するまで、止まらなくなります。何時間でも。アドレナリンがいっぱい出ているのでしょうか…
不思議なことに、仕事となるとスイッチが入り、ほとんど忘れたりはしなくなります。
介護が大変な頃は、「自分に蓋」をしていたと気づく
自分自身の特性について意識できたのは、けっこう最近です。
亡くなった舅の介護が大変な頃は、自分を抑えていたのだなぁと、今頃気がつきました。無理をしていたので、当時心身からいっぱい「アラーム」が出ていたことも理解できました。
私と似ている人へお伝えしたい事「落ち込まない」「対策を考えよう」「協力してもらおう」
落ち込んでも始まりませんね。
•メモ書き(忘れ物防止)←メモの置き場所を決めておく
•アラームの利用(集中し過ぎた時のストップ音)
•家族に声がけのお願い(すべきことの期限を前もって伝えておく、忘れ物がないかチェックしてもらう等)
他にいいアイディアがありましたら教えてくださいね。
誰にでも多かれ少なかれ「特性」はある
生活に支障があって困り事が大きいと感じていらっしゃれば、クリニックで診察を受けるのもありかもしれません。
発達障害にはハッキリとした境界線はありません。
状態に「名前」をつけてもらって安心したいかどうか、困り果てているので行政の福祉サービスを利用したいかどうか、そのあたりを考えてみるといいかもしれません。
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