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落差を楽しもうかな?発達障害の不思議な世界の話
突然ですが「夢グループ」のCMをご存じでしょうか?
社長さんの独特なイントネーションのだみ声、耳から離れないです(笑)
夢グループ社長と、妙に色っぽい所属演歌歌手さんとの掛け合いが、何とも独特です。
息子はその二人の歌のものまねを、私とおばあちゃんに毎日披露してみせます。
ものまね芸人もネタにしているようですが、息子の芸(?)も見劣りしないくらいに完成されています。(親バカですみません)
私は息子のことを、いつもネガティブネガティブと書いておりました。
恐らく「どんだけネクラなんだろう?」という印象を持たれている人がほとんどかと思います。
実は明るい時も少なくなくて、そんな時は同じ息子とは思えないほど楽しく面白い青年になります。発達障害の特性なのでしょうか?この極端な二面性は。。。
(あ、念のために書きますが、「ジキルとハイド」のような二重人格ということではありません)
そういえば小学4年生(10歳)くらいまでは、明るくて屈託がない息子でした。暗さは微塵もありませんでした。
4、5歳の時です。エレベーターで若い女性が入ってきた時に
「お姉さん、アムロ(安室奈美恵)みたいやね!」と声をかけるような男の子でした。(そのお姉さん、けっこう喜んでいらっしゃいました^^)
電車で4人がけの椅子に座った時、向かいの中年の女性に対してこう話しかけました。
「こんにちは!僕は4歳で○○という名前です。お姉さんはなんという名前ですか?」
(子どもなりに気を遣って「お姉さん」と呼んだのかは不明)
いつでもどこでも、笑いをさそうような子どもでした。
徐々におとなしい感じになっていった息子は、中学生になるとガラッと印象が変わりました。どちらかというと「暗い」少年に変身していきました。
家の中だけで、小さい頃のやたら明るい息子が顔を出します。
1歩玄関から外に足を出したとたんに表情がコロッと変わります。恐ろしく無愛想で、暗く、誰も寄せ付けない表情になってしまうのです。
そのまま外でも明るくすればいいのに。。。以前私は息子に言いました。
「口角をあげなさい!」と叱ったことも数え切れません。
しかし、今の私は違います。
本人も明るく振舞ったほうが損をしないことはわかっています、でもできない。。。母親に言われると辛さが増すだけ!それがやっとわかってきました。
息子の明るい表情、面白い芸(?)が外に向かって出る日が来るかどうかは私にもわかりません。しかし、無理強いはやめておこう、自然な心の変化を待ちたいと思います。
それには私自身が思い悩みすぎず、明るい心でいることが大切かな?と感じています。
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