コミュ障をあきらめない!「出来た!」で見えてきた、小さな小さな光
昨日私が帰宅すると、
「おかえり~!」
いつもと違う明るい息子が私を迎えてくれました。
息子からすすんで買い物袋を玄関からキッチンまで運んでくれました。
私:「えらい気が利くやん!」「おばあちゃんとは大丈夫やったん?」
息子:「また訳の分からん返答されたけど、聞き流したで!」
私:「へ~!今日はいちいち解説せんかったんや、素晴らしい!」
息子の表情に何か活き活きしたものを感じました。
息子:「今日TSUTAYAで、借りたDVDが視聴できないと伝えたんやけど、店員さんがすごく感じのいい人やってん。」
「無料のレンタルチケットをもらえたし、ビックリするくらい丁寧やった。」
おっ!ちょっと嬉しい驚きでした。
「僕は人嫌いで、家族と唯一の友達以外とは話したくない」
つい先日そう言っていた息子です。
私はその言葉を鵜呑みにし過ぎていたのだと、初めて気がつきました。
受け答えが思うようにできずに落ち込んだり、会話の際に相手の反応に対して必要以上に自信喪失したため、そんな言葉が出たのでしょう。
今回は自分の言いたいことをキッチリ伝えることができました。
また、店員さんは中身を確かめることなく(良いか悪いかわかりませんが)すぐに謝罪してくださった、つまり言う事を信用して疑われなかったのが嬉しかったと、息子が言いました。
小さな小さな、どうってことない出来事です。
「もう○○歳にもなって、情けない!」
「いつまでそんなアホな事言ってるんや!?」
というような、以前の私は死滅させます。
その対応は逆効果で、息子を後退させるということを嫌と言うほど味わいましたので…
コミュにケーションが極端に苦手なASD(自閉症スペクトラム)の息子にとって、この出来事は大きく前進の嬉しい出来事です!
これからも「世間の常識」で判断せず、息子基準で考えていこうと思います。
辛い思いのほうが比率から考えると多いでしょうが、
こういう嬉しい出来事の積み重ねで、なんとか自信を取り戻して、少しでも自己肯定感を高めてほしいです。
それには、(恥ずかしながら)母親の私がもう少し「つき離して見守る」ことが出来なければならないなぁ!と、今さらながら反省する今日この頃です。
たおたおです、よろしくお願いいたします。
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