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「テキトーに・なんとなく・ふわっと・だいたい…」息子の脳内には存在しない概念(泣)発達障害を生きる~

「テキトーにする」が意味不明!

発達障害の状態は千差万別ですが、ご家族さんでしたら
「わかるわかる~!」って、思ってもらえるのでしょうか?

例えば息子に
「食後はテキトーに片付けといてね」なんて言ったものなら
息子は即、固まってしまいます。

息子:「え?テキトーって?」

(以前の)私:
「アホか!元通りにしとけばいいんやよ~」
「自分で考えろ~!」
そしてちょっと学んだ最近のワタクシは…

「テーブルの上をこの除菌シートで拭いて」
「そのあとは流しのお皿を全部洗ってね。」
「油ものはこうやってね(見せて説明)」
それでやっと納得する息子。
自分でやってしまったほうが早いです(^_^;)

最初は正直イラッとなります。
そこを我慢して何度か同じ行動を繰り返すうちに、息子はスッとできるようになりました。しかも、こだわりの性格なので、
私とは比較にならないほどキッチリと片づいております(*^^*)

これは結果オーライ!の例ですが、
私の忍耐が持たないことも多々あります。


思ってもいないことは口から出ない!生きづらいわ~(~_~;)

こんな事って日常茶飯事ですね?

上のイラストと全く同じかどうかわかりませんが、心の中では「うるさい!クソガキ!」と思っていても、
「可愛いですね~(*´▽`*)」
「元気で何よりですね~(*^^)」なんて言うことは普通にあると思います。

円滑に大人の世界を生きるために、多くの人が自然に備わっていくものかと…こんなことを真剣に考えることはありませんでした。
息子の発達障害がわかるまでは。
息子の場合「クソガキ!」とは言わないまでも、露骨に態度に出してしまいます。

「テキトーに周囲と合わせる」
「ふわっと話す」「なんとなく言う」
これは息子にとっては至難の業なんです(泣)

ピュワーで良いと言っていただくのですが、
いやいや日常生活ではギクシャクして、生きにくいものです。

先ずはおばあちゃんで「聞き流す」練習?

思ってもいない事を何気なく口に出すというのは、息子にはまだハードルが高い感じです。

なのでまずは、自分の気持ちとは違う発言を聞き流すことからかな?と思います。
ちょうど良い練習台があるからです(^^)

同居の姑は孫が可愛くて可愛くて、アホみたいに息子を褒めちぎります。
「○○くんは▲▲が上手やから!」という発言が多いのです。

それを聞くたびに息子は喜ぶどころか、落ち込みまくるのです。
「おばあちゃん、お願いやから僕のことを褒めんとって!(褒めないで)」
「こんなことぐらい小学生でもできることやから、余計に惨めな気持ちになるわ…」

人の発言を何でも真剣に受け止めすぎる息子。
人はそれぞれ考えが違うもので気にする必要がないと、言葉の意味は分かっています。しかし、自分の感じ方と違うことを言われたり、目にしたりすると、納得がいかなくて心が乱れます。

私:「あのねぇ、他の人が自分の考えと同じじゃないとダメ?」
「自分の気持ちを全部言って、なんか良いことある?」
更に…
聞き流すってわかる?聞こえているけど気に留めない、気にしない、人の考えなんて自分とは違うもんなんやって…どう思う?」

ムーディー勝山さんわかります?

息子:「頑張ってみるわ…」
息子にとって「テキトーに聞き流す」は頑張ることなのです(^_^;)


対応に疲れ、時にはヤサグレる私です😂

絶対に自分の考えや態度を変えないマイペースな姑。
&自分の心底思っていることを全部理解してくれないと気が済まない息子。

二人とも大切な家族で、大好きな存在です♡♡
しかし時折私は↓ ↓

こ~んな感じの心になることがあります(~_~;)

それでも前は向いております!

「聞き流す、おばあちゃんの言っていることは聞き流す…」
朝ごはんの時に息子がブツブツ言っておりました。

相変わらずの姑に対して、息子なりに頑張っている様子です。



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