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ドタバタ介護体験

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10年続いた認知症の舅の介護、姑は怪我のあと鬱になり、その後終末期の緩和ケアをしていました。介護って想像より大変だと知りました。(ToT)
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2023年2月の記事一覧

誕生日の朝、介護ベットの上でつぶやく姑の言葉に涙...在宅緩和ケアの日々

誕生日の朝、介護ベットの上でつぶやく姑の言葉に涙...在宅緩和ケアの日々

(迎えることは無理かと思われた)姑の誕生日の早朝、お腹が痛むというので、飲み薬を梅ジュースに入れて飲ませた。

医師の指示のもと、既に2種類の医療麻薬を使用している。

痛みが治まってきた姑は、布団をかけ直している私の顔を見つめて静かに言った。

「あんたなぁ、私が死んだら、この布団を見ても、泣くやろな...」

...胸がつまった。
想像しただけでも打ちひしがれるような思いになる。

毎日が緊張

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容体が急変→救急搬送とは限らない!介護を通してわかった看取り方とは?

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一般病院は「病気を治療するところ」昨年の10月、血糖値が800を超え(正常値は80~110未満)緊急入院となった姑。一時は死の淵をさまよいましたが、治療の甲斐あって、退院できました。

姑は入院の数日前、癌の末期とわかり、余命宣告も受けたところでした。
退院前に担当医師から話がありました。

「異常に高くなっていた血糖値は、正常とまでは言えませんが、何とか(死なない程度まで)下げることができました

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