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使う言葉が、自分をつくっていく

使う言葉で、自分はできているなと思います。

おはよう、と言えば、それは朝で。もう起きる時間で、よいしょって起き上がる。
行ってきます、と言えば、それは出かける時間で、靴を履いて、扉を開ける。
僕が妻さんに「好きだよ」って言えば、僕は彼女のことが好きだってまた思う。好きだって自分が発した言葉は彼女にも届くけれど、僕自身の耳にもしっかり入ってきて、そうなんだと身体中に広がっていく。

僕は毎朝「今日もきっとうまくいく。」とツイートしています。きっとうまくいくような気がするし、うまくいけば「ほら、やっぱりうまくいった」と胸を張れるし、たとえ何か悪いことが起きたとしても「ふう、これくらいで済んだか。なんとかうまくいったな」と思える。

そう思えば、そうなる。

たとえば自転車を漕いでいたとして、パンクしてしまったとする。

「ついてない!遅刻する!」と思うか。

「これが下り坂を下ってる時だったら転倒してたな。危ない、ラッキー。」と思うか。

そう思えば、そうなる。そう思ったから、そうなる。

だから起きた出来事で自分の感情が決まるわけじゃないと思うんだ。起きた出来事を自分がどういうふうに捉える次第で、感情は自分で選ぶことができる。

今日もきっとうまくいく。そう思えば、そうなるから。そう言えば、そう思えて、きっとそうなってくれる。

使う言葉が、自分をつくっていく

使う言葉で、自分はできていて。だから使う言葉が、自分をつくっていってくれる。

もし変わりたいとか、変えようと思うならば、まずは言葉を変えていくこと。変えていくというよりかも、使える言葉を増やしたり、いい言葉を浴びたり。本や記事を読むのもいいし、好きな人、尊敬できる人の動画を見たり、音声を聞くのもいい。実際に会って、話を聞いたり、話をすることほどエネルギーを感じられることもないのかもしれない。

自分だけではなかなかできないこともあるし、知らないことがあるからこそ、いろんなものの力を借りてみよう。

僕は、「本、記事を読む」「動画を見る」「音声(ラジオ)を聴く」「相談を聴く」「人と対話をする」「自分と対話をする」「旅をする→いろんな物、コト、場所、人に出会う」「書く」などをして、言葉を探している。使いたい言葉、伝えたい言葉、を見つけて、使える言葉、伝わる言葉にしていくイメージ。

使える言葉、伝える言葉が増えれば、自分自身を言い表すことができる。自分自身を表現する幅が広がる。

それから他の人を見て、考えて、考えられることが増える。もしかしたらこういう言葉が今思い浮かんでるのかもしれない。こういう言葉でできているのかもしれない。のように。

思っていることは、基本自分の中で言葉になっている。好きな人を思い浮かべてみる。「好き」という言葉があなたを埋め尽くしてくれているかもしれない。他にも悩んでいることがあるなら、その言葉も自分の中にあったりする。

言葉にできない想いもある。それは自分ではまだ言葉がないから、言い表せていない。あるいはある一点に心がとらわれてしまって、他の言葉が見えなくなってしまっている。

ちょうど好きな人がいる人が、好きな人のことばかりに考えてしまって、目の前の勉強や仕事に集中できなかったりするように。

だから、想いを言葉に。

僕は代筆屋として手紙や文章の考案をしているほか、『言葉のコーチング』を提供している。

『言葉のコーチング』のテーマは、「想いを、言葉に。言葉で、想いを形に。」

まさに言葉を大事にしている人に向いていて、対話をしていくことで、今自分の中で思い浮かべているものを、言葉にしていく。今使っている言葉を、もっとよくしたり、書き換えていくイメージ。想いを見える形に実現していくサポートをしている。

「今”こう”いうことで悩んでいます。」
「どうして”こう”思うんですか?」
「こうこうこうこうで、こうだから、”こう”思っています。」
「こういうことなんですね!確かに”こう”とも捉えられるかもしれませんが、もしかしたら、”ああ”いう見方があるかもしれませんね。」
「それは”ああ”ってことですか?」
「もちろん”ああ”とも捉えられるし、また別の見方をすれば”そう”とも捉えられると思います。」
「確かに”ああ”とも思いますが、僕には”そう”の見方が合っているかもしれません!」

※言葉のコーチングの例

コーチングを受けてくれている人たちと、月2回ずつ対面やオンラインで対話をしたり、毎日チャットやメールでテキストのやりとりで対話をしている。※本当に有難いことです。

昨日は2人の方と対話をした。1人は半年間、もう1人は3ヶ月間、毎月2回話をして、ほぼ毎日チャットでやりとりをしている。今年の振り返りをして、来年の目標設定をする。次回は年明けにやる予定。

半年間、3ヶ月間、話し続けていて思う。明らかに「使う言葉」と「見える結果」が変わってきている。

「沖縄に移住して、古民家宿の開業を目指す大工」

半年間対話し続けている方は、「沖縄に移住して、古民家宿を開業しようとしている大工」さん。29歳。半年前に東京から沖縄県に移住と、個人事業主として独立した。

依頼してくださった理由は、

「独立したが、まだ仕事も物件も土地もお金も何もない」
「1人では考えられることに限界がある」
「着実に目標に向けてやることを進めていきたい」
「違った目線が欲しい」
「けんせいさんの言葉の選び方が好き」
「忘れられない好きな人がいる」
「その人にもう一度会いたい」
「だから自分を成長させたい」
「論理的に考えられるようになったり、自己対話ができるようになりたい」

言葉のコーチングは、ただやりたいことを見つけたり、起業のサポートをしたり、夢を叶えるためだけのものではない。

幸せに生きるために、「どう生きたいか?」を自分自身に問うものだ。

自分なりの生きたい生き方を考えて、言葉にして、人生そのものをもっとよくしていくためのものだ。

だから仕事のことも、趣味のことも、自分のことも、好きな人のことも。全部うまくいくように、一緒に想いを言葉に、言葉を形にしていくために対話をしていく。

彼は最初「仕事がない。知り合いもいないし、つてもない。貯金もない。ワクワクして考えずに来てしまったけれど、焦りがやばい。」というところから始まった。

「確かに不安に思うこともあると思います。でも、なんでもできますよね。こんなにアルバイトもあります(調べたらリゾートバイトなどたくさんあった)。近くに300円で買えるお弁当もあるんですよね(沖縄は弁当文化がある)。羨ましいですよ、本当に。大好きな沖縄で、これから自由になんだってやっていけるんですから。楽しみしかないですね。」

と心から思ったから、伝えた。

すると、彼は笑った。

「確かにそうですね。大工の仕事がないと、やばいと思っていました。せっかくずっと住みたかった沖縄に来たのに、その景色もろくに見に行かず、不安ばっかり考えていました。」

「死ぬことの方が難しいですよ。生きていけなくなる方が。すぐにはできませんから。うまくいけばそれはそれでいいですが、それまでは目の前のことを全力で、今できることをコツコツとやっていくだけですね。できないことはできないけれど、僕たちにはできることができます。できないこともやってみたら案外できたり、続けていけばちょっとずつできるようになっていきます。」

「できないことはできないけれど、できることができる。その通りですね。」

「そう思えば、そうです。できること、やっていきましょう。」

その後彼はすぐに大工の仕事を見つけ、今では複数の工務店から仕事をもらっている。それから半年間でたくさんの人に会いにいき、迷うこともあったけれど、確かに大事なつながりを得ている。

彼女とのことも、ちゃんと悩んで、挫けそうになって。でも今は「いつかまたその時が来れば会える。その時に胸を張って会えるように、とにかく今は自分を高めていこう」と前を向いている。

先日「いいところあるって話がきたけど、見に行く?」と沖縄で出会った人に紹介してもらって、物件を見つけ、土地を見つけ、今は補助金申請や公庫や銀行からの融資をもらうところまで来た。

想いを言葉に、動き続けてきた結果が見える形になっていっている。

「できることができる。できないことはできなかったけど、少しずつできるようになっています。まだまだこれからだけど、これからもよろしくお願いします。」

「想いを言葉にできたからです。その言葉の通りに、行動したから、少しずつ形になっているんだと思います。僕の方こそありがとうございます。頑張りましょう。」

いつか彼の作った宿に、泊まりに行こう。

「部署異動がきっかけ、やりたかった動画編集をしようと会社を辞めたフリーランス」

9月に仕事を辞めて、動画編集者としてフリーランスになった27歳。彼は思い切った。彼女と同棲していて、もうそろそろ結婚のことも考え始める時に、思い切って辞めた。

「もうやるしかない」
「不安はある。不安しかない」
「動画編集は需要はある。けどまったく仕事ととしてやったことはない」
「半年間は今の貯金でギリギリ生きていける」
「なんとか半年後までに20万円(会社員と同等の給料)を達成したい」
「彼女を失うことだけはしたくない」

思い切ったなと思った。でも同時に思う。自分もそうだった。会社員時代に副業としてずっとやりたかった代筆屋を始めた。ちょうど妻さんと結婚した時だ。

依頼は、なかった。半年間、何もなかった。それはそうだ。何もしていなかったから。いろんな人に会って話をして、ちょっとずつSNSで発信をしたけど、仕事の忙しさで全然続かなくって。

ようやく大学時代の先輩が「妻の結婚式のスピーチの代筆をしてほしい」という有難い、本当に有難い声をもらって、僕は代筆屋となった。(この話もいつか書かなくては。)

「ありがとう。」の言葉と、初めて自分の手で書いた手紙でもらった一万円を僕は生涯忘れることはない。

それから何件の依頼をもらうことができるようになり、代筆屋として独立した。でもずっと依頼があったわけじゃない。生きていくのがやっとだった。でもやりたいと思ったから、やった。

あれからもうまもなく5年が経つ。

向こうみずだったが、なんとかここまできたなと思う。やってこれたというにはあまりに運任せで。でも確かにやってきたんだ。5年間がそれを証明してくれている。今もらっている手紙と文通と対話が仕事が教えてくれる。有難いことだ。

そんなことを思いながら同い年である彼との対話もまた始まった。

対話を初めて2週間後。彼はすぐに稼ぎ始めた。もともと映画や音楽が好きで、センスがあったんだと思う。水を得た魚のように、営業をかけて、動画編集の仕事を引っ張ってきて、動画を作っていった。

「すげえ。」

僕の心の声だ。僕はすぐには稼げなかった。初めての先輩からの依頼をもらってからも、その後ずっと依頼は来なかった。どうすればいいか、考えて、考えて、なんとか動いて、それでもポツポツと。

でも彼はちゃんと、それも2週間で稼いでいる。

「すげえ。」

それは嫉妬でもなんでもなく、感嘆だった。

しかし、彼は違ったんだ。2回目の対話。

「すごいですね。本当に。もう立派な動画編集者じゃないですか。」

「ありがとうございます。でも、全然やばいです。こんなんじゃ生きていけません。もっと大きい仕事をしないと。それこそ、動画編集は任せて、僕がデレクション(企画や指示)をしていける立場になれないと厳しいです。」

彼は焦っていた。動画編集は今需要があって、仕事はある。けど頑張って時間をかけて作っても、一件1,000〜2,000円じゃ話にならない。

確かにそうだ。その通りなんだ。

その時に思う。彼は、彼の言葉でできている。

「稼げるのは需要があるから当たり前。でも1,000円なんかじゃ割に合わない。もっと稼げる方法で。もっと早く、もっとたくさん。もっと短く。」

そんな言葉が、彼の言葉だった。

「2つ、僕が感じたことを伝えさせてもらってもいいですか?」
「はい、お願いします。」
「1つは、フリーランスとして自分でお金を稼げたことに目を向けてみましょう。ものすごいことです。僕は動画編集者以外にもいろんな方とこうして対話をしています。副業を頑張りたい、とか、文章を書いてライターとして生きていきたい!とか。僕が文章を生業にしているので特に書きたい人は多いです。でも、そんなに簡単に稼げません。すぐにはお金にならないことが前提で、一緒に考えて進めていっています。」

「そうなんですね。」

「はい。だからすごいんですよ、とても。もちろん動画編集はものすごく需要があることはわかります。でも”時流に乗る”ということもすごいことで、自分のやりたいと思ったこと、と、できることがマッチしたから、ちゃんと稼げているわけです。まずはそれをちゃんと喜んでからでいいと思います。焦るなとは言いませんが、焦っても焦るだけですから。焦っても20万稼げるようになるわけじゃありませんから。今、の積み重ね。あるのはそれだけですよ。」

「そうなんですね。確かに考えてみたら、僕会社員としてお給料をもらっていたけど、自分の納品したものがそのままお金に変わったのって初めてです。フリーランスって稼いで当たり前だと思っていました。僕、すごいことやったんですね。いや、確かにすごいや。」

「そうですよ。こんなんで焦っていたら、他の人たちから大ブーイングです(笑)0→1が一番難しいんです。でも0→1,000稼げちゃってるわけです。あとはどう、自分の目指す100%に持っていくかを、考えていくだけですよ。0に行くから数字をかけても0だけど、1になればそれを広げていくだけですから。道筋はちゃんと見えてきてるはずです。」

「そうですね。営業の掛け方。自分が提供できるもの。依頼から報酬までの一連の流れがみれたのも大きな経験です。」

「いいですね。もう一つ伝えたかったことはそれです。ちゃんと思ったこと、感じたこと、考えたことを、言葉にしていけるといいなと。流れでいかず、一度立ち止まって振り返る時間を作れば見えることがあります。そのための対話ですから。」

「本当ですね。焦って先のことばっかり考えてしまっていました。一つひとつ積み重ねていくしかないですね。」

「そうですね。彼女に仕事のことを話してみてもいいかもしれません。包み隠さず。今日はこれができた、あれはできなかった。それが思っていることを言葉にすることにもなるし、彼女への安心感にもきっとつながっていくはずです。」

「確かに!忙しくて仕事ずっとしてしまっていたので、ちゃんと彼女にも話してみようと思います。いい部分だけじゃなくて、悪かったところも。ちゃんと稼げたし、これからこういうことをやっていってみようとか、楽しんで仕事していることとか伝わったら、もっと理解してもらえるかもしれないので!」

「いいですね。仕事も大事です。でも本当に一番大事にすべきものだけは迷わないように。考えていきましょう。僕も一緒に考えていきますから。」

まだ3ヶ月間の対話だけれど、「楽しい」という言葉がどんどん増えている。彼はどちらかといえば、感性を大事にしながら理論的に考えるタイプで(数秘術に基づく自己分析もしています)、一つひとつできることを増やしていけることに喜びを感じているようだった。

だから技術的な質問が多かったり、テクニック的なものを伝えるとすぐに行動に移していく。

「この間単価アップの交渉の時のコミュニケーションの取り方できたら、ディレクターの人が間に入ってくれて、お互い気持ちよく報酬あげてもらえました!」

と報告があった。

「月10万くらいまとまって入ってくる案件は流れてしまったけれど、最初みたいに焦ることはなくなりました。期待せず、求めすぎず、今できることをやっていきます!」

と前を向いている。彼はもう3ヶ月で月数万を稼いでいる。ここからは早い。おそらく半年後彼は会社員に戻ることなく、動画編集をしている。

そのために、僕だからこそできる言葉のサポートを全力でしていこう。

言葉が道標になって、そのとおりに行動できるから、だから見える結果が見えてくる

言葉にはきっと強い力がある。

不安に思って、あれもできない。やばい。って言い続ければ、不安になる。やばくなる。

確かにやばいのかもしれない。不安であることには変わりない。

そこから目を逸らさずに、それでもできていること、今できること、これからどうするか?を考え続けることでしか、不安はなくなっていかない。

だから思っていることを言葉にして、考えていくんだ。

そのための対話なんだと思っている。

自分と向き合うこと。それだけが、使う言葉を変えていってくれる。

対話はそのためにいい手段で。自己対話ができるようになれば、僕との対話はいつか必要ではなくなるはずだ。そのための練習に使ってもらえたらいい。

そうして迷ったら、またいつでも話ができたらいいなと思う。

「自分を知るパーソナルセッション」

”自分をもっと知りたい人"と対話したいなと思います。

「今年を振り返りたい」
「心のモヤモヤを解消したい」
「来年の目標を立てたい」
「やりたいことを見つけたい」
「好きな人との関係をよくしたい」
「事業を進めていきたい」
「生きたい人生を決めたい」
「もっと自分を知りたい」
「数秘術占いを受けてみたい」

という方とよりよい対話ができると思います。

自分を知る理由は、人それぞれ。でも自分を知っている人が、使う言葉を選ぶことができるようになっていく。知らない自分の、使う言葉なんて選べないから。

内容は以下のとおりです。

【自分を知るパーソナルセッション】
金額:
『10,000円』
※お支払い方法は銀行振込、クレジットカードからご選択いただけます

対話方法:
・zoomを利用したビデオ通話

内容:
①なんでも相談(仕事、恋愛、自分、家族、友人など)
②代筆屋による悩みの言語化

生年月日による数秘術での自己分析(性格や仕事面、恋愛面)
④その他見てほしい方の数秘術(特徴のほか、ご自身との相性や対応策なども)
④今年の運気、今月、来月の運気等

注意事項:
・継続セッション「言葉のコーチング」は、単発セッション『自分を知るパーソナルセッション』を受けたことがある方、もしくはご紹介者様限定です。
・時間内でお伝えしようと思うと、いくつか聞きたい内容を絞っていただいたほうがいいかと思います。時間は多少伸びても問題ございませんので、思う存分対話することができます。


パーソナルセッションに取り入れている「数秘術に基づく自己分析」はこちらで詳しく↑

これまでたくさんの人と対話をさせていただきました。ビジネスマン、公務員、先生、ダンサー、スポーツ選手、コーチ、画家、大工、動画編集者、ライター、代筆屋になりたい人、副業を始めたい主婦の方、就活を控える学生、地方移住したい人。独立したい人、個人事業主、経営者。彼氏との関係をもっとよくしたい人、復縁したい人、セックスレスの男性、彼女を見つけたい人、浮気している人。うつ病の人、生きたくない人。

どんな方でもお話ししましょう。

この機会に、ぜひ。

ご依頼はこちらの公式LINEから「パーソナルセッションを受けたい!」とご連絡ください。よろしくお願いいたします。

代筆屋けんせいより

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