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”数字の意味”を信じたのは、僕が”言葉の力”を知っているから

言葉に意味があるように、数字にも意味がある。言葉に人の心を動かす力があるように、数字には人生を動かす力がある。 人生に意味はないのだから、自分で意味を与えるしかない。もっといえば自分自身でどんな意味だって与えられるのだから。自分で信じて、愛して。自分なりの意味を与えて生きるんだ。




僕は数秘術を使っている。

数秘術とは、ユダヤ教の伝統に基づいた神秘主義思想「ガバラ」を発祥とした占術の一つ。 一般的な占術の方法は「命術」で、占う対象の生年月日(西暦)や姓名などから、固有の計算式に基づいて運勢傾向や先天的な宿命を占う方法で占う。数秘術も同様で生年月日から3つの数字を導き出し、それぞれ異なった意味を持っている。

僕はこの数秘術から導き出された”数字”を自分の生活にも取り入れてるし、パートナーとの関係性を客観的に見つめる指標にしているし、代筆依頼やカウンセリング、コーチングにおいても重要な一部として使っている。

なぜ数字の意味を信じているのかと言うと、僕が言葉の力を知っているからだ。

これまで手紙の代筆の依頼や文通でのやりとり、悩み相談を受けてきた中で、言葉が人の心を動かす瞬間に何度も立ち会ってきた。

自分が文章を書くうえで、どうすれば復縁したい人の想いが、想う相手に伝わって、きっかけを生み出せるかをずっと考えながら、文章と人の心と向かい合ってきた。

結果だけを見れば、手紙を渡して告白してうまくいかなかったこともあるだろう。

そもそもあなたの手紙がよくなかったんではないかと思う人もいるかもしれない。運やタイミングが悪かったことも否定はできないが、事実そういうときもあるのかもしれない。

ただそれが依頼のすべてが失敗だったことにはならない。言葉の力がないということにもならない。

目の前の代筆屋という僕に話してくれた人とちゃんと向かい合って、その人自身が自分と文章と向かい合う時間を生むことができた。なにもなかったとだけは絶対に思えないんだ。

「わたしの伝えたかった言葉は、これです。」
「わたし自身がけんせいさんとのやりとりのなかで前を向くことができました。」

そんな言葉が僕の心もまた動かしてくれる。ただ手紙を書いているだけじゃないと思わせてくれる。

だからこそよけいに”言霊”を感じているんだ。

僕は言葉に宿る意味や力を信じないわけにはいかないんだ。

言葉に力があるならば…

数字にも力があるな、と自然と自分の中に入ってきた。

数字にはどんな意味があって、それを使いこなすと人の心はどう動いていくかを感じてみないわけにはいかなかった。

きっかけは知り合いが数秘術を教えてくれたこと。

教えてくれた彼女も言葉を使い取材をして記事を書いている。その中で数秘術に出会い、取材にも生かしているそうだ。

僕は彼女に数日を見てもらった。1995年8月26日。

「え、けんせいさん!わたしと同じ誕生日ですね!」

数秘術は生年月日から3つの数字を導き出す。だから生年月日がまったく同じだと3つとも数字になる。彼女とは生まれた年が違ったが、それでも2つの数字が同じだった。

彼女の説明によると、生年月日から過去、現在、未来の3つの数字を導き出して、

過去=生まれながらにして得意なこと、強み、武器
現在=開化していく才能、理想の在り方、人生のストーリー
未来=乗り越えていくべき課題、苦手意識があること、憧れ

それぞれにこういった意味があるらしい。

僕は過去(強み)=「8」、現在(在り方)=「4」、未来(課題)=「7」だった。

8の豊かさやパワーといったエネルギッシュさを武器に、4の安心感を与えられる存在感や決まったルーティンに心地よさを感じる在り方で、7の探究者としてとことん本物を追い求めていけばいい。

簡単にまとめてしまったが、そういう意味が数字には込められていた。

もっと詳しく知りたくなった僕は、家に帰ってすぐに数秘術に関する情報を調べた。

そうすると今までの自分の行動や、感じてきたこと。悩んでいた部分がことごとく説明され、意味を帯び始めた。

信じていいのかはわからなかった。けっしてその時点ですべてを鵜呑みにしたわけでもない。

それでも説明がつくというのはわるいことではなかった。数字が示していることで、自分自身にこれだという意味が与えられるのだとしたら、それもいいものかもしれないと思えた。

その日から僕から迷いがなくなった。自分がやってきた代筆屋という仕事をこれからも続けていればいいんだと心から思えたのだ。

数秘術を信じたのは…

自分に説明がついたからに他ならない。自分自身の実感ベースで違和感なく自分を言語化できるようになったんだ。

そして導き出された数字を、どうやって自分自身の生活やともに過ごすパートナーや仲間との関係性に生かしていくか、仕事である代筆やカウンセリング、コーチングに落とし込んでいくか。そういった実践の日々が始まったのだ。

数秘術で見させてもらった人が、数秘術に出会ってから4ヶ月でもうすでに50人を超えた。有難いことであり、その中で気づいたことがある。

あくまで占術であって、これまでの蓄積されたデータの賜物であって、統計的なものだが、かなり当たる。

しかも数字が3つ存在するから、まったく同じ組み合わせはだいたい1700人に1人くらい。それぞれによって特徴も違って、過去、現在、未来の組み合わせによっても大きく意味が変わってくる。しかもこれまで生きてきた人生もまったく違うんだから捉え方も変わるのは当然で1人として同じということはない。

数秘術はただの占いではないと思えた。

これは「自己分析」であり、「自己理解」であり、「自己説明」にほかならなかった。

そしてそれはただの入り口に過ぎない。

数字の意味をこれからの自分の人生で使っていくかが何より重要だと感じている。

数字には意味がある。それは言葉には人の心を動かすものすごい力があると知っているから。言霊を信じているから、数字が持つ力を信じないわけにはいかない。

現代はより多くのものが柔軟になっていき、多様化している。時代の変化はとても早くて、この間流行っていたものが明日には忘れ去られているなんてこともよくある話だ。

変わらないものを探すほうが難しい。

名前も結婚すれば変わることもあるし、自分で変えることもできる。身体は成長も衰えもあるし、鍛え上げることもできる。顔だってメイクもするし、整形もできる。国籍だって変われば、性別だって変えられる。

そんな中で、生まれた日だけは何があっても変わらない。その日だけは自分だけの運命の日として与えられていて、どうあっても動かしがたい。

そんな特別な日に意味がないとは思えないんだ。

すくなくとも僕は意味があるなら探したいし、意味を与えて生きていきたい。

運命があるかどうか、僕にはまだよくわからないが、それでも運がいいなとは思う。僕は同じ誕生日である彼女が運んできてくれた数字によって人生が大きく動いたから。

これからも人生を動かしていこう。

人生に意味がないなら、自分自身で意味を与えていこう。

言葉にも力があって、数字にも意味がある。

ならば僕は、自分が信じたいと思ったものを信じて、愛して生きていくよ。

あなたはなにを信じますか?

愛かな。希望かな。勇気かな。人かもしれないし、自分自身かもしれない。

信じたいものを信じて、愛したいものを愛す。

そうやって生きていこう。




なにかを信じるあなたへ

言葉と数字を信じた物書きより

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