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皆さま、私は生きております。
大なり小なり被害はあれど、幸い私の住む地域は震源地からやや離れた所にあり、家族は皆無事です。
今も津波警報は解除されたとはいえ、余震が続いている事もあり、完全には気を休めれてはおりません。

まさか1月1日の元日からこのような事になろうとは誰が想像したでしょう。
いつもののんびりした日記が書けると思っていましたが、そうもいかないかもしれません。
今も火事か何かでしょうか。サイレンの音が聞こえます。
長くなるかもしれませんが、当日を振り返って書いていこうと思います。

早朝4時半起床。
7時に開店と同時にマックの福袋を買いに近所のマックへ。
私や私の家族はマックが大好きです。
貧乏でなかなか食べる機会がありませんが、それでも大好きです。
今までの日記(記事)にもテリヤキ~♪テリヤキ~♪とか書いていたかもしれません。
なぜ開店と同時かというと、クーポン以外の商品は全てメルカリで売ると決めていたからです。
当然ながら、大量に出品されるわけですから、時間が経てば経つほど売れなくなり価格も下がります。
まだライバル(出品者)の少ないうちに手に入れて相場の高いうちにさばいてしまおう作戦です。
結果でいうと2100円で売れました。手数料と送料が引かれても1140円が手元に来ます。
マックの福袋自体が3000円、目的のクーポンが3430円相当の食べ物。今年は10人に1人の金のマックカード500円分も当たり、単純計算で1860円で3930円分のマックを堪能できる計算です。なんと2070円もお得!!!
ヤッホー!!!テリヤキ~♪テリヤキ~♪ポテト~♪ポテト~♪
ちなみに私は2100円で売れましたが、どんどん価格は下がっていき、1日たった今では1000円です。
1000円なんて送料と手数料を引いたら150円です。150円でもまだ利益が出るだけマシだと思いますが、早めの時間に売っておいて正解でした。良かった良かった。

昼からは神社へお参り。お札やお守りを買いました。私は交通安全と金運のお守り。おみくじではいつも吉とか小吉とかしか引かない嫁が大吉を引いていました。私が記憶する限りでは初めてかもしれません。

それからは各自掃除をしたりゲームをしたり、書初めの宿題をしたりと思い思いに過ごしていましたが、16時30分、その時は訪れました。突如揺れ始めたのです。地震です。長い、まだか、大きいぞ、まだか。
やっと収まったと思ったらスマホから緊急警報。
窓から外を見ると慌てて車を走らせて避難に向かう近所住民。
避難するの?マジで?
今までマジの避難をする事態になった事なんて1度もありません。
しばし考える。
その間もどんどん車が慌ただしく標高の高い所、簡単に言えば山へ向かって、軽く渋滞になりつつあります。
なんとなく大きい鞄に水、冷蔵庫の食べ物、薬、本を詰めて、スマホを見ると、3メートルの津波が17時に来るとの事。
逃げよう。
なんかやばい気がする。
嫁も迷っていたのか声をかけるとすぐに動き始め、家族4人ですぐに移動。
非常カバンも2つ持ち、ヘルメットもかぶりました。
山の避難所には17時に着く事が出来ました。
17時に来ると言われていた大きな津波がどうなったのかは知りません。
ですが避難所に着いてからも、数分おきに地震が繰り返され、海の満潮の19時半が過ぎるまでは危ないらしいとの情報もあり、大勢の避難者とただただ車の中で過ごしました。
かなり寒いです。マイナス4度まで冷え込むとの情報もありました。
周りには小さい子供やペット、お年寄りもいます。
帰れるのか、車中泊か、どうするよって感じでした。
迷子になって助けを求めてきたおばあちゃんがいました。
トイレの帰りに車の場所も分からなくなってしまい、スマホも持っていないと言います。旦那さんの番号は分かると言うので、私のスマホから旦那さんと連絡を取り合流する事が出来ました。お礼を言われ、お互い様、気つけられ。と言い別れました。

車の中で、非常食の乾パンや非常用ビスコを家族と食べました。
空腹もあって、なかなかうまいと思いました。

満潮も過ぎて、20時くらいからちらほら帰りだす人が出始めました。
そりゃそうでしょう。食べ物もない。小さい子もいたりなんかして、毛布もなにも無し、みんな何の準備もせず半ばパニックで飛び出しているのです。
泊まれるわけない。帰るしかないでしょう。

我々家族も帰る事にして、21時に家に着きました。
一見なんともないように見えましたが、嫁が家の周りがオイル臭いと言うのだけは少し気がかりでした。

風呂に入り、食事をして、その夜は家族で2階の1つの部屋で集まって寝ました。

次の日、つまりこの記事を書いている今日ですが、早番で仕事の予定でした。
ですが嫁の希望で休みを取りました。
職場には申し訳なく思います。
ですが家庭優先です。
嫁がとにかく怖がっており、そんな状態で家族をほったらかして仕事へ行こうものなら一生言われます。

そんなこんなで昨日の振り返りです。
この記事を書いている最中も地震がありました。
本当にこれ現実か?と感じたのが昨日の帰宅してから少し経ってから。

まだまだ油断の出来ない状態です。
どうか皆さん、こんな状態だからこそお互いを思いやって優しい言葉を。
冷静な判断と行動を。

現地からは以上です←キャスターか

読んで下さりありがとうございます。
またお会いしましょう。


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