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2024年6月12日 09:15
随分 遠くまで歩いて来てしまった振り返っても 道が続いているだけこの世界に物は溢れているのに今 私は何も持っていない上から下まで自分の力でどれだけの事をやり切れたのだろうかいきなり世界に放り出されて戸惑っていただけなんだ自分なりの正解を探っていたよ いつも真面目にも不真面目にも生きてきたその曖昧さが誰かを傷付けていたんだねもっと 潔く生きれば良かった黒いアスファルトの下
2024年6月9日 09:15
競争しているのではないただ生命を生きているのだその中で自分だけの感性を育んでいるのだ心のひだに触れるものを文章に落とし込んでいる(芽を出す種もあれば 土の中で役目を終える種もある。)全てが今に通じている男も女も幼子をあやす様に慈しみながら自身を育てているより豊かにより鮮明により優しくより厳しく荒れた大地にようやく芽を出した種(足早に通り過ぎて行く群衆の中で 深く
2024年5月20日 09:15
ふらふらしているぐらぐら揺れるとびきり弱い私は何処かに行ってしまいそう私を成している核の在処はどこ?私は上手く人間社会には溶け込めない一貫していないの矛盾だらけでつぎはぎだらけの支離滅裂そんな自分に泣きそうになる私は非常に薄くて濃くはなれないこんな歳にもなって自分の核の在処さえ分からない真っ直ぐ きちんと立っているのかさえも分からない(私は いつも朝一番の空気を
2024年5月9日 09:15
午前三時の早朝マラソン眠っている町の中で少しだけ活動している何かが僕が走ってる途中いくつも感じられて自分も生きているんだって小さい体でもちゃんと分かって心臓がドクドクいって体がボワッと熱くなって明るくも暗くもない薄明かりの中何も考えずハァハァ息を吸っている自分がいつの間にか外で戦う強固なプラスチックを取り付けているのだと認識し始めた今日この頃
2024年4月25日 09:15
僕が生まれて育った今まで大量に生産され続けた文明の一部分を借りて自分の全てを知った気になっている何度も焼き増しした僕 僕 僕薄っぺらくペラペラして透けた僕を誰かに愛してもらおうとして必死になる僕ですら自分を認識していないのに赤の他人の君の事をどこまで知るだろう?何事も追求したら恐くなる自分の可能性の長さを測ってしまいそうで何処かのポスターに書かれていた「可能性は無限大」と
2024年4月21日 09:15
僕は地球上における異分子だったと自覚している誰からも発見されず名付けられず無意識という意識の中で生きていた地球の全てが物珍しかったし僕の目には異質に見えた(僕は僕の姿を認知していない。)自分が一体何者なのか分からずにぷかぷかと浮遊していた仲間が居なかったのである似たものは居たのだが僕には縁がなかったのか無常にも通り過ぎて行った(人生は さよならの連続だ。)僕は恐らく
2024年4月18日 09:15
長い長い暗闇から差し込んできた一筋の光を目指して生まれて来た何かに掴まりながらでも自然に自分達の足で立ち上がってきた僕達が今ここにいることそれが自分達の強さの証明となる自分以外の仲間がたくさんいることそれぞれが違う事自分に出来る事自分が出来ない事素直に認めると新しい道が見えてくる僕達はお互いに補い合えるようにできている今は世界中で一人だけだと思え
2024年3月28日 09:16
きっと やり直せるよみんな そう言うよね私も そう 思ってたでもね一度すれ違っちゃうともう 元には戻れない前の様には出来ない前の様には振る舞えないどこかが微妙に違うんだ何かが少し変わってしまうんだそれが自分なのか相手なのか分からないけど何かを納得していないからすれ違う自分から変わればいいのにね自分が変わればいいのにね
2024年3月18日 09:15
窓を眺める 外を見る鳥の囀りが聞こえる犬や猫の鳴き声も高まる事を知らない この胸の中で不安だけが声をあげている背中に光を感じながら自分の影を見つめながらこれから どうして生きて行こうか行きたい道と行こうとする道と本当に生きる道は違うのか空の青さが眩しかった流れる風が愛しかった自分は まだまだ未熟い事を知ったただ 単純に色々な人の色々な声を聞いてそれが妙に嬉しかっ
2024年2月29日 09:15
ずっと 真っ直ぐ立っていた風が吹いても何かが倒れてもそれが私と思ってたそれが人だと思ってた他の誰かに決められちゃうこと世界で一番 怖かった自分で自分を縛っていたのに何もかも知ったつもりで何もかも大切にしているつもりで何もかも…私は当たり前に誰かの手をとってそのまま笑っていたかった思考が自分に追いつくまでに
2024年2月12日 09:15
知らないよ昨日 私 泣いたこと知らないよ昨日 あの子 泣かせこと知らないんだそれでいいんだでもそれで 残るのは嘘をついてる 悲しい自分
2024年2月2日 09:17
ずっと ずっと全力で走り続けてきたから隣と自分を比べてしまうのは当たり前で息が切れる前にあのゴールをくぐり抜けたいといつも思っていたランク=自分の価値タイム=自分の限界気付かされるよあの時隣を見るよりも一番恐かったのは自分が自分を知ってしまうという事なんだって息を吸って目を瞑ってみると分かるそこは本当に自分一人の空間であらゆる負の感情に左右されてしまうか
2024年2月1日 09:15
自分でさえ覗けない心の奥底を人のなら見たいと何故思うのだろう言葉は単なる飾りだから?隣で笑って喋っている君が映像だから?手で触れたら触れるのに…心の奥底なんて誰にも見れやしない分りゃしない触れやしない見ているのは隣で笑っている君見ることが出来るのも隣で笑っている君それが真実だと決めるのも僕それで笑うのも僕そこから逃げるのも僕自分の心の奥底は自分自身君の心は
2024年1月30日 09:16
吐き出したい言葉が見つからなくてボールペンやシャープペン紙の中で私は眠った使わなれなければゴロゴロと頼りなく転がっているだけ日付が過ぎた新聞紙は何百年後にはお宝だけど忘れ去られた記憶の渦に私と一緒に回っている読まれなければ刻まれないただ、真っ白私の頭の中積もり積もった物の中で私は生まれ私は育ちそうしてその欲望の数だけ私は枯れる目に映るガラクタで創造