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【ビジネス書出版社社長の四方山話】古典芸能

趣味関心は、年とともに変わっていきます。

子供の頃、大人の嗜みには、「それの何が楽しいの?」と思うことばかりでしたが、今では自分もすっかり大人の嗜みを愉しんでいます。

大人の嗜みの1つに古典芸能があり、その中でも、能・狂言、歌舞伎、落語などは、何となく興味を持っている人は多いのではないでしょうか? 私も何となくの興味から、今では定期的に観に行くようになりました。

私の経験から、入門者が古典芸能を楽しむためのポイントは2つあります。

1つは、わかりやすい演目を選ぶこと。
古典芸能は“古典”なので、昔の話を演じます。昔と言っても飛鳥時代から江戸時代まで幅が広く、生活様式や言葉も違います。
歴史や文学に詳しいわけではない人は、江戸時代の大衆を舞台にした演目を選ぶと、内容もわかりやすく楽しむことができると思います。

もう1つは、おもしろい演者を選ぶこと。
同じ演目でも、演者によっておもしろさが全然違います。
例えば、野村萬斎、松本白鸚、立川志の輔など多方面で活躍している人は、古典芸能を広めるという使命と実力を持っているので、一般にもわかりやすくおもしろい演者です。

また、最近では神田伯山の登場により、講談が人気となっています。
それぞれチケットがなかなか取れない人たちですが……
玄人好みの渋い演者の難しい時代背景の演目を観て、古典芸能はつまらないと思った人は、ぜひ、わかりやすい演目、おもしろい演者で再チャレンジをしてみてください。

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