【ビジネスの原則】労働分配率を理解しよう!【毎日note】
どうもこんにちは、みらいです。
飲食業の社会的地位向上のため、飲食業従事者に役立つ情報をお届けします!
本日のテーマ
労働分配率を理解しよう!
こういったテーマでお話をしていきます!
適切な人件費、とかって言いますよね。
じゃあ、何をもって適切と判断するのでしょうか?
業界、業種も違うし仕事内容も違うのに明確な基準なんかあるのか??
実は、あるんです。
あなたの給与は高すぎ?低すぎ?
その答えこそ労働分配率です。
☑️想定している読者の皆様
・ビジネスでスキルアップを目指す方
・知識のインプットが好きな方
・経営者の方、または目指す方
はじめに
労働分配率という言葉は、あまり耳馴染みのないものかもしれません。
悪く言ってしまえば、経営者層だけが気にしていれば良いことだから。
というのが理由にあると思います。
逆に言うと!
経営者の方は気にしないといけない!
経営者を目指す方は理解をしないといけない!
とも言えます!
知らなかったという方は、ぜひ最後までお付き合いください!
労働分配率とは
企業が生産する付加価値における労働の割合
たぶん調べるとこんな感じで出てくると思います!
分かりづらい!笑
簡単にいうと、
粗利のうち何%を人件費にあてますか?
という意味です。
例に出します。
30万で仕入れて100万で売った!
70万が粗利ですよね。
そのうち何%を社員に支払いますか?ということです。
人件費は売上が上がろうが下がろうが固定費として、毎月支払わなければなりません。
そのため、高すぎる労働分配率は経営において極めて危険です。
しかし、だからといって低すぎる労働分配率では社員達の給与がとても低いか、めちゃくちゃ少ない人数で激務となっている可能性が高いです。
高すぎても低すぎてもダメ。難しいですね。
適切な労働分配率の目安
目安では50%以下に抑えるのが良いと言われています。
リーマンショック、コロナ禍など未曾有の事態でも耐えうる筋肉質な経営体質を身につけるためにはもう少し低めでも良いと思います。
50%を超えてはいけない理由
理由は2つあります。
・利益を圧迫するから
・コスパの悪い商材になるから
コスト面でいえば、社員に支払う給与の1.7倍程度はかかります。50%を超えて利益率を担保できるビジネスモデルは、そう多くないと思います。
家賃ゼロとかなら分かりますが…。
コスパの悪い商材というのは、労働分配率50%超えても利益が担保できるなんて、お客様にどんだけ支払わせてるんだ!?ということですね。
社員達からしたら給与たくさんもらえてホクホクかもしれませんが、お客様からしたら「高い!」だと思います。
40%を下回ってはいけない理由
人件費=会社を成長させていく投資だから、です。
もちろんお金が全てではありませんが、大事ですよね。
給与に不満がない状態
給与に不満がある状態
同じ社員でも会社への貢献度は大きく変わるでしょう。
頑張っても頑張っても給与に反映されないのであれば、頑張ってることがアホらしくなってきます。
離職率や売上減少に繋がるでしょう。
え?私の給料、低すぎ!?って社員に思わせてるかもしれません。
飲食店における労働分配率
よく、FL60%以下に抑えましょうって言いますよね。
労働分配率の考え方もプラスしてみましょう。
売上100万
食材原価30万
人件費30万
FL60%です。
この場合、人件費30万に対して粗利70万なので労働分配率は43%です。
非常にバランスが良いですね。
少し比率をスライドさせましょう。
売上100万
食材原価25万
人件費35万
同じくFL60%です。
人件費35万に対して粗利75万なので労働分配率47%です。
見て頂いたら分かる通り、ちょっと人件費比率が高いですよね!
高級フレンチなどの有名シェフを抱えたお店なのかなあ?という気がします。いわゆる、技術料ですね。
飲食店においては、労働分配率45%が1つの基準として考えられます。
45%を超えるには、何か突出したスキルや経験などが求められるというのが業界内での共通認識としてあります!
ぜひ参考にしてみてください!
最後にまとめ
労働分配率=人件費÷粗利
労働分配率50%超え=利益圧迫して危険!
労働分配率40%以下=企業が成長しない!
飲食店における労働分配率
40〜45%以下=標準的
45%以上=何か専門スキルなど必要
こんな感じです!
あなたのお店はどうですか?
ぜひ、ご参考にしてみてください!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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