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雑記

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雑多な記事のまとめ。
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#最近の学び

芸術とエンタメは、分類ではなく概念である

芸術とエンタメは、分類ではなく概念である

それは芸術か、エンタメか。

演劇、舞踊、ミュージカル、オペラ、コンサート。
どれが芸術でどれがエンタメか、そんな会話を何度かSNSで目にしたことがある。いわば、芸術とエンタメを分類名として、それらをカテゴライズしようとするような。
非常に難儀なことだとも、果たしてその議論に意味があるのかとも、感じたことがある。

あるとき、こんな考えに至った。
それぞれの作品が、公演が、芸術とエンタメの両方の性

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誘えばいいじゃない、断ればいいじゃない

誘えばいいじゃない、断ればいいじゃない

中高生時代に何度か、と言っても片手に収まるほどだが、親しいクラスメイトにトイレに誘われたことがある。
いわゆる連れションとかいうやつ。

「いや、行かない」

正直他人の用足しに一緒に行く意味がわからなかった。そもそも誘ってくることが謎。
生理現象なんだから、一人で行って当然だし勝手に行って来ればいいじゃないか。どうやら誘いに乗る人もこの世にはいるようで、私にはその人の気持ちは微塵も理解できないが

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威風堂々は第6番まである

威風堂々は第6番まである

私は4番と5番が好き式典で流れるメロディを思い浮かべたなら、それは第1番。というか多くの日本人が威風堂々と聞いて想像するものは行進曲『威風堂々』の第1番(の中間部)である。

「それはもう希望と栄光の国でしょ」とか「第4番が好き」とか思う人。
わかる。
「第1番の中間部が有名なだけで威風堂々がそれだけじゃないことくらい、あたり前田のクラッカー」と思った人。
古い。

それは置いといてこれらの人たち

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NHK BS「謎の日本人サトシ」が面白すぎた

NHK BS「謎の日本人サトシ」が面白すぎた

代替現実ゲーム(ARG : Alternate Reality Game)をご存知だろうか。
私はTV番組「謎の日本人サトシ」を見て初めて知った。

ARGは日常生活をゲームの一部に取り入れて、現実とゲーム(仮想)を交差させた体験型の遊びなのだそうだ。
Alternateに“代替“という訳が与えられているが、この単語には“交互““互い違い“といった意味合いもあるので、英語のニュアンスでは恐らく現実

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「お母さん」と呼ばない

「お母さん」と呼ばない

身内のことは遜(へりくだ)るのが、敬語の基本的なルールの一つである。

他人の前で家族のことを話すときは、父、母、姉などと言うし、祖先がどんなに有名な偉人だったとしても、身内として話す限りは遜るものである。
取引先から電話が来て〇〇社長はいるかと尋ねられれば、仮に自分が末席の平社員であろうとも、社長のことは遜って呼び捨てにするのが正しい。

と思って生きてきたのだが、近年どうも風潮が違ってきている

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