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ころまる。
2024年5月10日 23:09
あなたへ手に握られる缶の色変わっていく味覚が恋しいどんな量の思い出も片手に収まるこの時代に優しいふりして近寄る大人が怖い 嫌い君に誘われる夜の部屋変わっていく香りが寂しいどんな量の愛情も両手じゃ溢れるその未来に優しいふりして触れ合う僕らが辛い きもい年を重ねるほどに壊れるのは社会の方か。ずれた「優しさ」が僕を飲み込みゆらりゆらりと景色が揺れる涙が出たのだと気
2024年5月8日 16:05
春を運んできた風が、少し冷たくて、彼と別れたあの日のページが気づけば開かれてしまっていた。もっと縋ってみればよかっただろうか。そんなことを、ふと思ってしまった。素敵に歳を重ねているのだろうか。そんなことを、ふと想像してしまった。なんだか私は、自分のことがとてもつまらなくて、汚い人間に思えた。何に向かって頑張っているのかわからず、ただひたすらに走っている。