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日々のつれづれ

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日々の暮らしのことや感じたことなどを書き綴ってみます
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2018年9月の記事一覧

おもてなし力

おもてなし力

うちの会社は謎だ。
働いていると「おもてなし力」が上がる。

お客さんが来るとみんなで手料理をつくってもてなすのが恒例だ。
間に合わないときは、仕事中から料理を仕込む。

野菜を刻んだり、
おでんをことこと煮たり。

年末は猪の骨を煮込んだスープに手打ち麺まで打つ社員がいて、
猪チャーシューと煮卵を乗せたラーメンをふるまった。
やるからには、細部にこだわり、本気で楽しむ。
そんな猛者たちがたくさん

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石見神楽

石見神楽

きのう、踊りの話をしたけれど、
最近、伝統芸能や地域の芸能って面白いなと思っている。

昔は全然伝統芸能とかに興味がなくって、
何かあっても自分から見に行こうとか
そんな風には思っていなかった。

けれど、竹富島の宿で働いていた頃に
「種取祭(たねとりまつり・タナドゥイ)」を観て、
地元の普通の人が練習を重ねて神さまの前で踊ることや
おじさんたちの三線、こどもだけれど笛の名手の子の笛の音、
太鼓の

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踊ること歌うことを自分の手に取り戻す

踊ること歌うことを自分の手に取り戻す

京都市内で公務員をしていた頃、ふいに降りてきたことがある。
「踊りたい。歌いたい。自分を表現したい。」

それまで、歌うことはそこそこ好きだったものの、
人前に出るのはあまり好きではなかったし、
まして踊るなんて、本当に苦手で。
東京のクラブに連れてかれたものの、眠いと帰りたくなるしまつだった。

でも、そんな私に
「踊りたい。歌いたい。自分を表現したい。」気持ちが降りてきた。
自分の中にほとばし

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安部太一さんというひと

安部太一さんというひと

憧れの作家さんがいました。
安部太一さん。

大好きな本「山陰旅行」の表紙にもなっている陶器の作家さんで、
でも、住所は非公表だし、どこかに常設で展示とかされている訳でもなく。

逢いたいけど、
作品にもご本人にも逢えない。

そんな存在でした。

けれど、たまたまうちの会社のギャラリーで
展示販売してくださることになり、
楽しみで仕方なかったです。

しかも、イベント初日、
特別にお話を聞けると

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もやもや と にやにや

もやもや と にやにや

このところ、「もやもや」することと、「にやにや」することがある。

「もやもや」することは、自分が自分が想うように生きられているのかなぁというもやもや。

自分でもわかっているんだ。自分が想うように生きられていないって。
でも、昔の自分よりはマシだなぁとか昔よりはいいなぁとか
昔と比べて満足しているだけのことで。

そんなのを自分の中で薄々気づきながらも生きていることへの、
「もやもや」。

だけ

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怖れからでなく、愛から行動せよ

怖れからでなく、愛から行動せよ

ふと、思い出した言葉がある
「恐れからでなく、愛から行動しなさい。」

この7月に旅した イギリス・トットネスの地で
インド人の思想家 サティシュ・クマールが話してくれた言葉。

自分がある決断・行動をした時、それが怖れからなのか、
それとも愛からなのか、考えてみるといい。

ふと、自分の行動を省みてみるとよくわかる。
怖れから行動し続けていても環境は良くならない。
一方で、愛から行動することは、

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想いのままに生きてみるということ

想いのままに生きてみるということ

はじめまして。
島根県の群言堂というブランドで生地づくりから縫製まで国産にこだわった服をつくり、古民家を改修して宿を始めちゃったりする風変わりな会社 「石見銀山生活文化研究所」で働いている「こもり みさ」といいます。

会社は島根県の西部に位置する石見銀山の小さな町大森町にあるのですが、
私自身は京都府の出身でIターン。

長らくホームレスの方の自立支援ボランティアなどしていたため、
民間企業の利

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通勤路は田んぼ道

通勤路は田んぼ道

振り返ってみると、引っ越したり、転職することでいろいろな通勤路がありました。(それでも、ひとつとして、人ごみに揉まれる経路を経験していません。大学の通学路は満員電車でしたが。)

京都市内の道路を自転車で

京都市内の鴨川沿いを自転車で(これもなかなか最高!冬は激寒です。)

田舎の道を車で

そして、今、会社のすぐ近くに住んでいて、田んぼのあぜ道を歩いて通勤しています。(やたら田んぼ道の写真

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