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【創作短編小説】arne/chronicle
*この小説は曲をモチーフにした創作小説です
1.赦し僕は死に切れなかった。
ある冷夏、突如彼女がこの世を去ってしまった。正確に言うと彼女との関係は婚約者で、入籍するタイミングや新しい家などを話し合っている真っ最中だった。
彼女の葬式を終えても、彼女がこの世に居ない現実を受け入れられない。彼女を失って3か月経った今も、淡々と職場に行き、彼女のいない僕だけの家に帰る生活。毎日馬鹿騒ぎしていた会社
【短編小説】秋明菊/神はサイコロを振らない
00 登場人物・清和翡翠(せいわひすい):26歳。福岡育ち。学生時代の友人である涼とセレクトショップ”メロンソーダ”を立ち上げている。デザインも得意で店の看板や名刺もデサインしている。紅雨と同棲。
・春木紅雨(はるきくみ):25歳。高校卒業と同時に鹿児島から福岡へ。服屋を転々とし、現在は古着屋”ラズール”に落ち着いたフリーター。翡翠と同棲。
・神風涼(かみかぜりょう):兵庫出身26歳。翡翠とセ
【短編小説】雨とカプチーノ/ヨルシカ
*この小説は曲をモチーフにした創作小説です
登場人物
五十嵐 玄翔(いがらしげんと):高校生。2年D組。写真部。ファミレスでバイトをしている。社会人2年目の姉と大学3年生の兄がいる。
月島 羽華(つきしまわか):高校生。2年D組。書道部。ファストフード店でバイトをしている。
百瀬 陽季(ももせようき):高校生。2年D組。写真部。五十嵐の親友。お調子者。コンビニでバイトをしている。
岡先生:
【ショートストーリー】もしも”逃げ恥”と”MIU404”がコラボしたら #後編
平匡「今日見てきた3つの物件ですが、どうでした?」
みくり「私は2つ目の元住吉駅近くの物件がよかったです。条件も全て当てはまっているし、日当たりも良さそうです。駅の近くにスーパーもコンビニもありますし、何より商店街があるのがとてもよかったです。あとは引越し予算内でもあります。」
平匡「僕も同じでした。会社へのアクセスもいいですし、周辺環境も便利で、不便は無さそうです。」
みくり「では、決まり
【ショートストーリー】もしも”逃げ恥”と”MIU404”がコラボしたら #前編
みくり「平匡さん、お話があるんです。」
平匡「お話し、と言うのは?」
みくり「引っ越ししませんか?」
平匡「引越しですか?今のおうちで不満でも...」
みくり「ほら、平匡さんも緊急事態宣言以来、家で仕事することが増えてきたじゃないですか。なので、仕事用のお部屋があった方がいいんじゃないかなって」
平匡「そうですね、会社でもテレワークの話は出ていますが、完全テレワーク移行にはまだまだ進まず
【ショートストーリー】バニラアイス
キンと冷える2月の半ば、夜は山奥のようにすっかり冷え込み、仕事が終わり家から徒歩5分のコンビニに寄ってカップのバニラアイスを買い、100円のホットコーヒーを片手に家に帰る。帰って食べようと思っていたカップのバニラアイスはまだ固く、テーブルの上に置いたホットコーヒーの近くにそのバニラアイスを置いてわざと溶かした。
半分空っぽの本棚、半分空っぽのクローゼット、2人分の食器、ふたりがけのIKEAで
【ショートストーリー】クロノスタシス
「ただいまー」
アパートの4階まで階段で上がり、雑貨屋さんで買ったゆるい白くまのイラストが可愛らしいアイボリーの肩掛けのトートバッグから鍵を取り出す。ガチャッすぐに履いていた5cmのブラックの太いヒールのサンダルを脱ぎ捨て、スリッパを履いて部屋に上がる。
「今日も疲れたなー」独り言を言いながら前の家から引越すついでに奮発して買ったベロア生地のモダンなピンクのソファにバッグを置く。
8月の終わり