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ことば

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私のすきな言葉をここに。
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#眠れない夜に

ほどけた心のそばにいる

ほどけた心のそばにいる

「私のことばと想いがきちんと届く」
そう安心できる相手がいることは、なんて嬉しいものだろう。

好きな映画の話をしたときに興味を持ってくれること。お気に入りのお菓子をおすすめしたら一緒に買いに行ってくれること。自分の世界を広げたいからと私の趣味に乗っかってくれること。譲れない想いや軸を互いに伝え合えること、そしてそこに共鳴できること。苦手や弱さや恥をそのまま見せられること。

「ことばと想いが届く

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「好き」は生きしろに、鉱脈を掘り当てて

「好き」は生きしろに、鉱脈を掘り当てて

昨年の春、『余白を愛していきていく』というnoteを書いた。ありとあらゆる流れの中で忙殺されてはいるけれど、とはいえ私は「くらしを愛する」「好きというきもちを大切にする」ことを蔑ろにしたくないと思い続けている。

ここしばらくの記事でお察しの方もいるかもしれないが、薄暗い空白に押し込められるような感覚に見舞われていた。自分の人生では経験したことのないようなものを他人の人生を通してどかんと受け取った

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心を、かなしみを、しあわせを、

心を、かなしみを、しあわせを、

わたしたちは自分の矛盾にばかりおおらかで
他人の矛盾を許せずにいる
それに気づいたのはずっとずっと後だった。
たぶん誰もがそんなふうで きっとわたしはずっと
それに苦しみ続けるのだろう。
でもたぶん それはそんなに悪くない。

ヤマシタトモコさんの描く、「違国日記」にでてくることば。私のだいすきな漫画。
15歳で両親を事故で亡くした少女:朝と、その少女の叔母であり小説家である槙生の話。2人で暮らし

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