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【詩集4】副流煙

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副流煙とは、気持ち悪くて、私が凄く嫌いなものです
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#エッセイ

世紀末、私

いつも何気なくやってくる朝に押し潰される。最近寒いからといって、無駄に布団を重ねているせいではない。明らかに嫌がらせと抗いようのない生々しさを伴った「現実」のせいだ。外から聞こえてくるやかましい車どもの排気音が、なおさら今私が夢の世界からほっぽり出されたんだなという事実の輪郭をはっきりさせやがる。この物凄い怠さの正体って一体何ですか。そうですね、私の腹の上に生意気に乗っていやがる「現実」ですよね。

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なんてことのない一日

起きたらもう昼過ぎで草

どーしよw まぁとりま抜くか

ふぅ 歯ぁ磨くのめんどいからいいや

今日の予定はっと あ 何もねーわw

いつものことや 飯だ飯 カップ麺

カレー味にパックご飯を添えて

ラーメンカレーライス的な?

なんつって つまんなw

食ったらゲームしよ

もう夕方か 暗くなるの早すぎわろた

なんとなく公園散歩してくっか

そっか 帰宅ラッシュの時間か

みんな疲れた顔して

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孤独について、何を今更

孤独とは、単に友達が少ないとかいないとか、そういったものではない。私が思うに孤独とは、誰にも頼ることができない状態のことである。家族、友達、仲間、人、人、人、そして、自分。そう、自分にすら頼ることができない、私。

信じることができないとか頼りにならないとかよりも、頼ることができぬ。不可能。行為が正しく入力できません、的な。そんな、自分と切り離された私、が沈んでいく闇は、闇という言葉ですら表すこと

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卒論で本当に私が書くべきこと、あるいは吐瀉物

(本当の)おわりに

 こんにちは、もしくはこんばんは、先生。奥野田です。こんなにもどうしようもない私の卒論を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。というか、大変申し訳ございませんでした。先生の貴重なお時間を奪ってしまって。そして、願わくばもう少しだけ私の駄文にお付き合いくださいませ。
 さて、これから書くことについて、簡潔に申し上げると「この卒論の中で唯一私が本当に書きたい、吐き

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