マガジン
記事一覧
お遍路さん【５日目】
今日は、遍路道最難関と呼ばれる、焼山寺への道に挑戦する。GoogleMapには、寺に到着するまでの距離が麓から７時間と書かれており、アプリが壊れたのかと宿の女将さんに伺ってみたが、どうやら本当らしい。
6:30に宿を出発し、11番札所の藤井寺の入口に到着した。山道入口がこの寺の裏にあるのだが、そこに焼山寺までの所要時間が書かれていた。「健脚5時間、並６時間、弱足８時間」。コロナウイルスの後、お寺
お遍路さん【16日目】
今日は休憩含めて、11時間歩き切った！
朝から雨が降り、携帯が壊れて使えなくなるなど、精神的に堪える午前中だった。
昼過ぎに、遍路転がし（難所）の27番札所に到着した。途中、自転車旅の人と一緒に登った。節約する為に野宿しているそうで、大変そうだった…。若い頃はオーストラリアにいたらしい。お遍路は海外経験豊富な人とよく出会う。
お昼は、ゆずドリンクと野菜うどん。
ゆずドリンクは、僕の大ファンの「馬
お遍路さん【12日目】
23番札所から24番札所の間の距離は、なんと78km。一昨日この事実を知らされた時、目ん玉が飛び出てしまった。2泊3日以上かけていくのが普通である。この途中で徳島から高知へと抜けていく。はじめの区間が終わった達成感を少し感じる。
今日はおっちゃんAと27km歩こうとした。山登りが趣味のおっちゃんAに着いて行けず、結局朝7:00から歩き、17:30の時点で宿まで1時間だった為、バスを使うことに…日
お遍路さん【11日目】
相川翔似のおっちゃん（おっちゃんA）と、ひたすら山の車道を進むこと8時間。23番札所薬王寺に到着。温泉に入り、居酒屋に誘われたので行ってきた。初めて鶏のレバ刺しを食べたが、クセがなく非常に美味しかった。全体的にクオリティが高いと2人で舌鼓を打っていた。
Aおっちゃんは山登りが趣味なのだが、有名な登山死亡事故の時の、生き残り当事者だそうで、新聞に載ってることが自分の身近にも起こると思った上で行動を
お遍路さん【10日目】
今日は、やや寝不足の中、出発した。ブログを書くと、目が冴えて眠れなくなってしまうかもしれないので、21:00までには書き終えようと思う。
それはさておき、宿を出発する時に見た部屋の窓からの景色が最高だった。
本日は難所が二連続する箇所だった。20番札所の鶴林寺と21番札所の太龍寺だ。その後、22番札所の平等寺近くの宿までのコースだ。
朝7:00に出発して、なんとか17:30までに宿に到着した。
お遍路さん【4日目】
今日は、昨日の雨で仕方なく温泉で休んだために行けなかった、8番から10番を周ることにした。吉野川にかかる橋を歩いていく。路の途中で、カラカラに乾いた動物の死骸を見つける。
遍路道は、花がたくさん咲いている。お遍路さんのために、地元の方々がボランティアで道沿いに植えてくれているのだ。中には、御自身の土地の歩道側に、花を育ててくれていたりもする。そんなわけで、辛い長距離の道のりの中でも心がホッとする
お遍路さん【3日目】その2
6番札所の安楽寺にたどり着いた。顔とポーズのギャップがたまらない彫刻が出迎えてくれる。
これまでのところで、一番“和”の雰囲気を感じる事ができて、日本らしい所だった。ここで浴衣を着ながら抹茶を飲みたい。
お堂の中に入ると、お寺のなかに飾られている物が売っていた。1個10万円ということは、ここの天井にある分だけでざっと300万円分になるのか、などと邪な事を考えてみたりする。
7番札所に向かうと
お遍路さん【9日目】
※4日目から8日目は順次書いていきます
お遍路さん9日目。今日は、難関が連続する、20番の鶴林寺、21番太龍寺、22番平等寺の予定だった。
しかし、昨日の天気予報とは異なり、実際には午前中に大雨・強風・雷警報が発令された。お遍路さんをしている時に、天候に左右される事がある時は、お大師様から休息を取るようにとのサインだと伺い、今日は無理しないように休んだ。実際、雨の山登りは危険だからね。ホッとし
お遍路さん#番外編その1
お遍路さん2日目から、ブログを書く余裕がなかったので、更新遅れてました。
割とノープランで、今日の宿も決まってない…！探さなきゃ！となったり、「ガチな山じゃん」ってことで、その備えをしたりが理由です。
ネタバレ感ありますが、お遍路の最難関といわれる12番札所の焼山寺は…無事クリアしました！
この辺りも時間がある時に、ゆっくりと書きたいと思います。
では、今日のご報告はここまで。やべ、今日の宿
お遍路さん【2日目】
今、たまたま民宿のドミトリーの部屋が1人で使えたので、寛ぎながらnoteを書いている。この値段でいいのかと思うくらい、お風呂は広く、豪華な食事だった。
かなり良い一日だった。昨日の夜は香港から来た人と話し、お遍路のスタート地点でもアメリカ人と友達になった。2人とも1時間くらいは話したかな。次の2番札に行く途中で立ち寄ったお店の人が、追っかけてきてくれてお菓子をくれたりもした。
あるお寺には「こ
お遍路さん【1日目】
今日は、徳島県に前入りした。
和歌山港から徳島港までフェリーで向かう。潮風を受けながら、フェリーの展望台から夕方の空と海を眺めた。
青い海と空が繋がって区別が出来なくなった時、「なぜ空は青いのだろう？」という疑問が湧いてきた。普段よりも自然に湧いてきた実感があったので、移動する事も案外悪くないと思った。そんなポエミックな気分に浸りながら、これを説明するには大学レベルの知識は必要そうだなと思う。