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パン作り

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酒種酵母で作る、ふかふかのフォカッチャ

酒種酵母で作る、ふかふかのフォカッチャ

フォカッチャは、前に一度動画にしたことがあるのですが
その時はレーズン酵母を使ったものだったのでした。
今回はまたちょっと違った、酒種酵母で作るフォカッチャです。

酵母によるパンの仕上がりの違い『酒種酵母』は、お米と麹を発酵させて作っていく自家製酵母。
優しい甘みがあってふんわりしたやわらかいパンが焼けるのが特徴です。
なので、今回のフォカッチャはホワホワで軽い食感です。

▪️レーズン酵母…パ

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カマンベールカンパーニュ(動画あり)

カマンベールカンパーニュ(動画あり)

我が家で一番多く食卓に並ぶパンは、カンパーニュ。
ノーマルなカンパーニュはもちろん好きだけど
最近は中にフィリングを入れてみたりして楽しんでいます。

その中でも美味しかったのが、カマンベールチーズ入り。
そのままサンドイッチにしても
焼き直してトロトロになったチーズにはちみつをかければ
おやつとしても美味しく食べられるカンパーニュです。

オーバーナイト製法(低温発酵)で楽して作る材料をボウルで

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ずっしりモチモチがたまらなく美味しい!クルミとイチヂクのカンパーニュ(動画あり)

ずっしりモチモチがたまらなく美味しい!クルミとイチヂクのカンパーニュ(動画あり)

最近のカンパーニュ作りはフィリングを入れたりして楽しんでいます。
これはおやつ系のお気に入りレシピ。
胡桃と無花果のプチプチした食感が美味しいカンパーニュです。

小麦粉は全粒粉を多めの配合。
さらに、『湯種』という小麦粉を熱湯で練ったものを入れて作ります。
(湯種についてはこの後詳しく説明していきます。)
酵母はレーズン酵母の元種を使用しています。

モチモチ食感のヒミツ!湯種製法とは湯種とは、

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自家製酵母で作る本格豚まん(動画あり)

自家製酵母で作る本格豚まん(動画あり)

【肉まん 4個分】
薄力粉 180g
中力全粒粉 20g
デーツシロップ 20g
塩 3g
ベーキングパウダーアルミニウム不使用 4g
ラード 10g
酒種酵母 36g
水 75g

【肉だね】
豚かたまり肉 150g
玉ねぎ 1/2個
乾燥椎茸 2個
椎茸の戻し汁 100ml 
醤油 大さじ1/2
オイスターソース 大さじ1/2
デーツシロップ 大さじ1/2
塩 小さじ1/2
すりおろしショウガ

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自家製酵母で作る、しっとりフワフワのやみつき食パン。(動画あり)

自家製酵母で作る、しっとりフワフワのやみつき食パン。(動画あり)

最近のパン作りで気に入っている酒種。
酒種とは、お米と麹で起こす自家製酵母です。
酵母の起こし方は、先日紹介したのですが(リンクを貼っておきます)
今日はその酵母を使って焼く、とっておきの食パンの作り方です。

この酵母に出会うまでは
自家製酵母のパン=ハード系のパンが美味しく焼ける
というイメージでしたが、
この酒種で焼くパンは驚くほどしっとりふんわり!
以来、食パン率がグッと増えました。

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日本の伝統酵母 『酒種』を作る (動画あり)

日本の伝統酵母 『酒種』を作る (動画あり)

ふんわりモチモチの焼き立てのパンを、手でちぎって頬張る。
ホッとするような優しい風味と
何も付けなくてもほんのり甘味のある生地。
日本人ならきっと誰もがホッとするはず。
今日は、お米と麹で作った酵母(酒種)パンのお話です。

酒種とは?酒種は、お米と麹で作る日本独自の天然酵母です。
酒種を使ったパンの最大の特徴は、しっとり感とフワフワ感。
厚切りトーストで贅沢に食べたいパンです。
(1斤あっという

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レーズン酵母で作るトマトとハーブのおかずパン(動画あり)

レーズン酵母で作るトマトとハーブのおかずパン(動画あり)

ある時、早く食べ切りたかった塩トマト(トマトの瓶詰め)があったので
ミキサーでジュース状にしてパン生地に練り込んでみました。
それがとっても美味しくて、それからは我が家の定番パンになりました。

トマトの酸味が美味しいモチモチの生地で作るのは2種類のパン。
小さなフランスパン クッペと、中にチーズを入れた惣菜パン。
成形までは2種類いっぺんに作れるので、実はとっても簡単です。

材料【材料】4個分

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レーズン酵母で作る【抹茶と小豆のうずまきパン】(動画あり)

レーズン酵母で作る【抹茶と小豆のうずまきパン】(動画あり)

レーズン酵母で作るパンシリーズ。
今回は、見た目も楽しい抹茶と餡子の美味しい組み合わせ。
レーズン酵母の中種を使って作る、ふわふわモチモチなパンです。
綺麗なねじれ模様がクルクルと華やかな見た目ですが、
実はとっても簡単なのでぜひ作ってみて下さい!

美味しく作るポイント1. 成形は生地が冷たい状態で行うこと
冷蔵庫でオーバーナイト発酵させた生地は、翌日冷蔵庫から出したら直ぐに成形に入ります。生地

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シークワーサーで作る柑橘酵母とミニバゲット(動画あり)

シークワーサーで作る柑橘酵母とミニバゲット(動画あり)

柑橘酵母とは?その名の通り、柑橘フルーツを使った自家製酵母です。柑橘類を水と一緒に瓶に入れて発酵させたら酵母液が出来上がり、それを培養してパンを焼くことができます。

果物を使った自家製酵母はいろいろありますが(いちご酵母やリンゴ酵母などなど)、酸っぱい柑橘類は酸性を好む酵母との相性も良いため比較的簡単で
更に旬のものが1年中出回っているのでいつでも楽しめるのもいいところ。
爽やかな香りで作ってい

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酵母液作りで残ったレーズン救済!最後まで美味しいレーズンパン(動画あり)

酵母液作りで残ったレーズン救済!最後まで美味しいレーズンパン(動画あり)

酵母液の残りカス?そんなことない!醗酵レーズンレーズン酵母が出来上がったら大事に保存されるのは酵母液。
液を濾した後のレーズンは残りカスという位置付けなのです。
初めて酵母液を作った時、私はこのレーズンが勿体無くて捨てられず、パンに混ぜて焼いてみました。そしたらなんと、想像以上にふっくらと生地を膨らませてくれたのです。更にとっても美味しくて、それ以来このパンは酵母液を作った後のお楽しみになりました

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北欧シナモンロールの作り方(動画あり)

北欧シナモンロールの作り方(動画あり)

ほんのりカルダモンが香る北欧風のシナモンロール。
クルクル巻いていく形は、作るのも楽しく焼き上がりも華やかです。
シナモンロールは、作っている時から部屋中良い香りで幸せな気持ちになれる、大好きなパンです。

北欧シナモンロールのポイント
今回の生地は中種を使った手捏ね生地です。
ポイントは、
とにかく根気良く捏ねること!
ベタベタしていて収拾不可能に思えても、ちゃんとまとまってくれるので諦めずに捏

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きちんと理解したら楽しみが広がる!手作りパンの製法 『中種』と『ポーリッシュ種(液種、元種)』について

きちんと理解したら楽しみが広がる!手作りパンの製法 『中種』と『ポーリッシュ種(液種、元種)』について

天然酵母でパンを作る際にレシピに出てくる『中種』と『ポーリッシュ種(液種や元種ともいわれる)』
どちらも、粉+酵母+水分で前種を作り、発酵させてから本生地を作る方法です。
材料も工程も一緒。違うのは、粉の量と水分量。

しかし、粉の量と水分量が違うだけで、特徴がガラリと変わってきます。
天然酵母というと重くもっちりしたイメージですが、製法次第で軽くふんわりした焼き上がりにすることが出来ます。  

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家で簡単に出来る!窯焼き風ピザの作り方(動画あり)

家で簡単に出来る!窯焼き風ピザの作り方(動画あり)

おいしいピザを焼くコツは「高温&短時間」本来美味しいピザを焼くのに欠かせないピザ窯。
温度は約400~500℃でドーム状。 高温の熱でピザを包みこんで短時間で焼くことで、余分な水分を飛ばし旨みをギュッと閉じ込めて、外はパリッ中はふっくらと焼けるのが特徴。
でも家庭用オーブンはそこまで高温では無い。実際我が家のオーブンの最高温度は250℃でしかも上火しか無いタイプだったので、いつも苦戦していました。

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食パン型で焼くカンパーニュ(動画あり)

食パン型で焼くカンパーニュ(動画あり)

WHY? 食パン型でカンパーニュ?例えば普通の丸型カンパーニュでオープンサンドを作る。何人かで食べると人によってサイズが変わってしまう。サンドイッチもそう。スライスした2枚を合わせたくても微妙にサイズが違う。
じゃあ食パン型で焼けば良いてみよう!という経緯で焼き始めた食パン型カンパーニュ。
そもそも、食パン型で焼きたいなら食パンを作ればいいじゃないかと言われそうですが、生地の味はカンパーニュでいき

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