見出し画像

北欧シナモンロールの作り方(動画あり)

ほんのりカルダモンが香る北欧風のシナモンロール。
クルクル巻いていく形は、作るのも楽しく焼き上がりも華やかです。
シナモンロールは、作っている時から部屋中良い香りで幸せな気持ちになれる、大好きなパンです。

北欧シナモンロールのポイント


今回の生地は中種を使った手捏ね生地です。
ポイントは、
とにかく根気良く捏ねること!
ベタベタしていて収拾不可能に思えても、ちゃんとまとまってくれるので諦めずに捏ねます!

なぜ元種(ポーリッシュ種)じゃなく中種なのか?


シナモンロールは油脂糖分が多く、少ない酵母量では発酵しにくいので、元種では無く酵母の量が多い中種を使います。また、中種を使うことでもっちりフワフワのパンに仕上がります。

シナモンロールのレシピ


完成までにかかる時間が分かり易いように、今回私が実際に作った時間を記しておきました。参考にしてみて下さい。

【シナモンバター】
バター 50g
甜菜糖 25g
シナモンパウダー 5g
カルダモンパウダー 0.5g

【シロップ】
水 50g
甜菜糖 20g
【中種】
全粒中力粉 20g
強力粉 80g
レーズン酵母元種 20g
水 60g

本捏ね生地【6個分】
強力粉 180g
全粒中力粉 10g
中種 180g
甜菜糖 40g
塩 4g
卵黄 1個分
無塩バター 35g
成分無調整豆乳 60g
水 40g

Step 1. 準備
①シナモンバターを作る(5分)
ボウルにバターを入れ、常温で柔らかくしておく。
甜菜糖、シナモンパウダー、カルダモンパウダーを入れ、ホイッパーでよく混ぜ合わせておく。
※事前に作って冷蔵庫で冷やしておく場合は冷えて固くなるので、成型のタイミングに合わせて常温に戻しておく。

画像4

②シロップを作る(5分)
小鍋に水と甜菜糖を入れ、ひと煮立ちさせてよく溶かしておく。

Step 2. 中種作り (土曜日  am10:00)
レーズン酵母の元種を冷蔵庫から出して1時間ほど常温に戻しておく。
【中種】の材料を全てボウルに入れ、ひとまとまりになるまで混ぜる。
2.5倍程度に膨らむまで時間をおく。(28℃前後で5時間前後)

画像2

Step 3. 捏ね作業、一次発酵  (土曜日 pm4:00)
【本捏ね生地】の材料を混ぜ合わせ、ボウルの中でひとまとまりになったら生地を台に出して擦り付けるようにして2分程捏ねる。バターを加えて更に5分程捏ねる。
ビニール袋に生地を入れて、冷蔵庫で12時間以上寝かせる(一次発酵)
生地は油脂や糖分が多く水分も少なめなので、大きくは膨らまない。

画像2

Step 4. 成形  (日曜日 am11:00)
冷蔵庫から生地を取り出し、冷たいままの状態でめん棒で伸ばしていく。
縦30センチ×横20センチくらいに、縦長に伸ばす。
伸ばした生地の半分にシナモンバターを塗り、生地を折りたたむ。
生地を8等分にする。更に、折り目側2㎝を残して真ん中に切れ目を入れる。
生地の端を抑えながらねじって、くるりと結ぶように巻きつける。端は生地の裏側に回し込む。

画像3

Step 5. 二次発酵  (日曜日 am12:00)
室温で2~3時間程度発酵させる。(1.5倍くらい膨らむのを目安にする)
発酵が終わるタイミングに合わせて、オーブンを250℃に予熱しておく。

Step 6. 焼成  (日曜日 pm3:00)
オーブンに入れ、210℃に下げて17分焼く。
焼き上がったら、暑いうちに表面にシロップを塗る。
完成!

スクリーンショット 2021-08-13 0.04.12

補足
シナモンバターは一次発酵終了までに
シロップは焼き上がる前までに出来ていれば、
前日でも発酵中でも、いつ作っても大丈夫です。

YouTube【北欧シナモンロールの作り方】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?