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食パン型で焼くカンパーニュ(動画あり)

WHY? 食パン型でカンパーニュ?

例えば普通の丸型カンパーニュでオープンサンドを作る。何人かで食べると人によってサイズが変わってしまう。サンドイッチもそう。スライスした2枚を合わせたくても微妙にサイズが違う。
じゃあ食パン型で焼けば良いてみよう!という経緯で焼き始めた食パン型カンパーニュ。
そもそも、食パン型で焼きたいなら食パンを作ればいいじゃないかと言われそうですが、生地の味はカンパーニュでいきたかったのです。それに、捏ね作業も面倒だったし、できるかな?やってみよーってノリで焼いてみたのでした。そんな軽いノリでしたが、いざ焼いてみると…!

結論 : 良いことばかりだった!


・どこを切っても同じ形!
 …サンドイッチで重要なポイント
・作業工程が少なくて楽ちん!
 …カゴに入れたり出したりしなくて良い
・加水率が上げやすい!
 …後半はずっと型に入れたままなので、柔らかい生地でも安心

こんな具合に良いことばかりでした。
ということで今日は、食パン型を使って焼くカパーニュの記録です。

失敗しないためのポイント

1.型にオイル(米油、オリーブオイル、バターなど何でもOK)を塗っておく
型からスムーズに取り出せるように油分で補助します。1次発酵が終わったら、型に入れて2次発酵→そのまま焼成という流れなので、形成する前に塗っておくとスムーズです。

2.焼き上がったら直ぐに型から出して冷ます
焼き上がったら、1度型ごと台に底を打ちつけるか、ミトンを付けた手で側面をポンポンと叩くなどして、中に溜まった熱気を外に逃してから取り出すと、中折れしにくくなります。

食パン型で焼くカンパーニュの作り方

材料【食パン型1斤用】
水 200g
元種 120g
小麦粉 340g(強力粉290g、全粒粉50g)
塩 5g
はちみつ 10g
オリーブオイル 15g

材料と前日までの工程はこちらと同じなので、ここでの記載は省略します。

翌日からの工程
【STEP1】形成〜2次発酵
①翌朝、冷蔵庫から生地を出して1時間程度室温に戻す。冷蔵庫から出す時の生地は発酵具合1.5倍程度が理想。常温に戻すうちに更に発酵が進んで最終的に2倍になるような感覚。

②発酵を待つ間に、食パン型にオイルを塗っておく。
(動画ではバターを使用)

③台に打ち粉を振っておき、容器を逆さにして生地を取り出す。3つ折りするようなイメージで左右に折りたたみ、今度はクルクルと丸めていく。

④生地の閉じ目を下にして、型に入れる。2倍を目安に1~2時間程度発酵させる。この間に、発酵が完了するタイミングに合わせてオーブンを250℃に予熱しておく。

【STEP2】焼成
発酵が終わったら、クープを入れてオーブンへ。
温度を210℃に下げて、35分間焼成。

完成!

食パンカンパーニュの動画(YouTube)

動画を見てもらった方が分かりやすいかも知れません。

こんな感じで、とっても簡単に美味しく焼けます。
作業が少なくて楽なので、忙しい時はこっちにしたりします。

とは言っても、丸型カンパーニュのあの模様(発酵カゴの縞模様)があるとなんとなくそれっぽく仕上がるので、パスタやチキンなど洋風の食事に合わせたい時は丸型で焼いたりと、その時々で変えています。


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